焙煎狂高山珈琲院研究所・所長日記 このページをアンテナに追加

2009-09-24 色見本の出力に関して このエントリーのブックマークコメント

*色見本にはDCP3

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雑誌の仕事では、必ずしも要求されるものではないが、

コマーシャル仕事の場合、

絶対に求められるのが、「色見本」である。

ところで、色見本とはなんぞや??

印刷所が撮影者の意図通りに、印刷を再現するための指針となる見本出力紙である。

デジタルデータは、モニターの調整が正確になされていてもなお、誤差は出る。

モニター同士を揃えていても、なおである。

ビジュアル系の仕事をしている者であれば、モニターの調整もしているし、

プリンターのプロファイル調整もしっかりやっている。

それでも誤差が出るとなったら、

頼りになるペーパーを使用して、色見本を出力しなければ

こちらの意図は伝えることができないのである。

そこで登場するのが、このピクトリコのDCP3だ。

この用紙、たかだか140μmという薄さにも関わらず、

単価はちょっと高い。

この厚みで、A4一枚あたり60円を超えるのは許し難い値段だ。

しかし、その再現性の正確さはピカイチである。

モニター上の画像がそのまま、ドンピシャで再現されるんだから驚きである。

ただし、ほんとにペニャペニャのうっすい紙なので、

作品として出力すると腹がたつ。

参考までに・・・

おいらが写真展用に額装する場合の出力紙は、ピクトリコプロ・ホワイトフィルム。

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これまた完璧な出力が可能だが、ちょっと薄めなので、裏打ちシートは必須である。

そこがちょっと面倒なところかな。

A4一枚あたり250円。

決して安くはないが、A3なら一枚500円。

これなら、ラボにプリントを外注したと思えば、相当に安い計算になる。

このペーパーを使ったことがない人で、きれいなプリントを求めるなら、

一度、試用をお薦めする。


ところで・・・

意外にも知られていないのが、

インクジェットペーパーとプリンターの関係である。

ご存知のように、ペーパーは無数のメーカーが出しているし、種類もさまざまである。

それらの性質が異なるペーパーに対して、いつでも同じコマンドをして、

同様の結果を求めるのはムシが良すぎる。

各ペーパーごとにICCプロファイルというものが用意されているのだから、

そのICCプロファイルを各メーカーのサイトからダウンロードして、PCに保存。

プリント時にそのICCプロファイルを指定して、印刷ボタンを押してやらなきゃ、正しい色再現ができるはずがない。

プリントのICCプロファイルについてピクトリコでは、以下のように説明している。

ICCプロファイル」とは、出力デバイスであるプリンタのデジタルデータの色を、標準化カラーマネジメントシステムに準拠した色情報で記述したファイルです。入力/出力デバイス間の色の違いを軽減し、できるだけ「データ通りの正しい色」をプリントするためのものです。Photoshopなどのアプリケーションと併せてお使いください。

簡単に言ってしまえば、

「取り扱い指示書」である。

「僕を使って印刷するなら、この指示書にしたがって印刷してね」という

ペーパーからのメッセージだ。

これを無視して、印刷したら、ペーパー様も許すまい!

せっかく綺麗な写真を撮ったんだからさ、

モニターの上で見てるだけじゃなくて、

出力して見てみようよ。

ちゃんと撮れているデータなら、驚くよ、その綺麗さに。

そういうおいらは、

今も、せっせこ、DCP3で、出力中である。


おっと・・・

言い忘れた。

データから出力する場合、直前にシャープシャープ(強)をかけて、プリントしたほうが結果は良好だ。

でも、そのあと、シャープをかけたまま再保存してしまうと、印刷データとして不向きになっちゃうから、再保存しないことを忘れないように!