「人と人がつながる」

 昼前、下源兵衛橋上流部の石垣の手の届かない高所に生えているヒメツルソバを、近くの露木さんから 脚立を借りてきてそれに乗って抜く。まだ雨水が染みこんでいるから長い根まで抜ける。土のう袋半分ほど。 日陰では風が心地よいが、日向は……真夏。帰宅、水を浴びる。ふう。

 午後、北里大学の吉川名誉教授、デザイナーの内野さんと三人で沼津で昼食。三人で芹沢光治良記念館へ。 出たところで話題の知人、石川さんに遭遇。石川さんと話がとんとん拍子に進む。人と人がつながってゆく。 うまくいくときはこんなもの。三島へ戻り、吉川氏と別れ、カフェ・リトルノで内野さんと一休み。

 夕食後、ぐったり疲れていることに気づく。神経を細やかに使うことばかりだったわ。熱いコーヒーが 旨い。

 ネットの見聞。

《 「打席に立ったとき、誰も助けてはくれませんから。自分の力でやり抜くしかないんですよ」
  打席での心得を問われたイチローは、通訳を介して、こう答えたそうだ。 》 full-Count
 http://full-count.jp/2016/07/21/post39008/3/

 K美術館を開館した時、そう思った。胸熱。

《 早稲田大学の演劇博物館でいま、『あゝ新宿 スペクタクルとしての都市展』が開かれている(8月7日まで)。

  今回の展覧会では1960年代中頃から70年代までの――それはほとんど昭和40年代ということでもある ――新宿という都市がもっとも混沌として、エネルギッシュであった時代をフィーチャーして、 小規模ながら充実した資料展になっている。 》 都築響一
 http://www.roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=891

 2003年にK美術館で開催した企画展「新宿 言葉 JAZZ」。胸熱。
 http://web.thn.jp/kbi/zz1.htm

《 ロンドンの東部にある1865年に建設されたポンプ場が当時の状況に復元され、新たな観光名所になった という記事。1950年代まで運用されたが、その後放棄。1987年から寄付を募り復元。下水処理施設とは思えない ヴィクトリア調の美的な空間。 》
 http://www.dailymail.co.uk/travel/travel_news/article-3698938/Who-knew-sewage-stylish-Inside-beautiful-Victorian-Pumping-Station-opened-doors-public-London-s-newest-tourist-attraction.html

 建造物の装飾を見ると、モダンアートとは一体何だったのか、と思ってしまう。何かを捨て去ってしまった、 大事な何かを。

《 「日本をとりもどす」という自民党のコピーを思い出す。誰が誰から取り戻すのか。なぜ自分たちが 「奪われた正当な所有者」だと思っているのか。 》 Kumiko
 https://twitter.com/Kumiko_meru/status/756454484482531328

《 多くの国民が無関心だった? 1964年のオリンピックはこんなにもダメだった 》 辻田真佐憲
 http://ji-sedai.jp/series/research/061.html

《 「なんで沖縄だけ こんな不当な扱いを受けないといけないんですか」

  「自分たちがやっている行為は誇りを持って家族に言えるの?あなたたちは」 》 ぴの
 https://twitter.com/ppuripha/status/756458193853657088

 ネットの拾いもの。

《 嫁さんは買い物がてらポケモンを狩りに出かけた。 》

《 「人生に文学を」のコピー、いよいよ「人生に侃々諤々を」になっているようだ。 》