ロケ日記「人気のドライフラワー」7月9日土曜日放送です。

今回は、大阪府茨木市にありますザ・ファームユニバーサルからお送りします。とっても広い敷地の一角に小さなお庭のように植物を飾っていただきました。冨坂さんに「ここを高田さんのお庭だと思ってください」と言われて、嬉しくなりました。この時期植物の成長はとても旺盛なので、通路まで枝が出てきてしまってじゃまになることがよくあります。そこで、剪定をするのですが、切った枝を使ってドライフラワー(スワッグ)を作るんです。冨坂さんは、私の庭に見立てた場所の植物を次々とカットしながら、どこから切ったらいいのか丁寧に説明してくださいました。
スワッグに適している植物というのもあるそうですよ。ちょっと枝の固めのものがいいそうです。今回は、実が可愛いブルーベリー、スモークツリー、アカシア・ブルーブッシュ、ミモザ・レッドクリスタル、ドドナエア、オレガノ・ケントビューティーアジサイユーカリ・グニーを使いました。植物のためにも、枝が密集していて風通しが悪い場所を剪定するのがコツです。アジサイは、二節くらい残して花が終わりきる前に切るように気をつけます。剪定した枝は、処分してしまいそうですが、これをドライフラワーにしてみようというのが今回の試みです。
長めに切った枝を後ろにして、色合いを見ながら花束のように組んでいきます。用意するものは、ハサミと輪ゴムとリボンになるものだけです。スワッグとはドライフラワーブーケで壁飾りとして使用します。ヨーロッパでは、魔除けとしてよく飾られているようですよ。そして、今日本でもリースと共に大変人気が出てきているようです。植物を組んで涼しく直射日光の当たらない室内に一週間ほどぶら下げて乾かすと出来上がり。毎日少しづつ表情が変わっていくのを見られるのも自作ならではの嬉しさですね。今回は、乾燥材も使っていません。これから、夏の暑さで生花が弱ってしまう季節。ちょっと暗めのところに飾って楽しんでみてはいかがでしょうか。

放送は、サンテレビで7月9日土曜日朝6:00から、再放送は水曜日の朝8:00からです。

ロケ日記「エアープランツを楽しもう」7月16日土曜日放送です。

今回も、ザ・ファーム・ユニバーサルからお送りします。大内さんに「エアープランツ」についてお話をうかがいました。エアープランツのいくつかをテーブルに置いていただいてお話をうかがいました。すごい迫力のものや、お花のついたものもありました。学名は「チランジア」というのだそうですが、岩や木に着生して葉や根から雨や空気から水分養分を吸収し、成長します。熱帯アメリカや西インド諸島など、かなり広い範囲に生息しているのですが、夜になると霧が発生する場所に自生しているものが多いんだそうですよ。土がいらず、空中で育つ植物という事から「エアープランツ」と呼ばれるようになりました。
とても大きく成長している「ウスネオイデス」とエアープランツの王様と呼ばれる「キセログラフィカ」の大きな株を見せていただいてビックリ。環境を整えないとなかなか家庭では、ここまで大きくするのは難しいそうですが、可能性はあるというそうですから興味のある方はチャレンジしてみてください。そして、土も水もいらないと思っていた私に衝撃の事実が。実は、エアープランツは自生地での育ち方でもわかるように、水を与えなくてはいけないのだそうです。やりすぎもいけませんが、管理の仕方は番組でご確認くださいね。そして、テラリウムにエアプランツを入れて飾ってみました。砂や石やヒトデなど、オーナメントを入れて作ります。ただお皿の上に置くよりもおしゃれになりました。どちらが私の作品かわかりますか?この管理方法も説明していますので、ご参考になさってください。
そして、この季節にぴったりの植物の水栽培2つをご紹介いただきました。1つはバブルジェリーを使った観葉植物の寄せ植えです。バブルジェリーは、初めは1㎜くらいの小さな小さな粒です。水につけて2時間くらいすると水を吸ってビー玉のようになります。そこにお好きな観葉植物を差し込むだけで気軽に楽しめます。粒と粒の間に根の生育に必要な空気も取り込んでいるので栽培には最適!そして色もたくさんあるのでお部屋のインテリアに合わせて使うのもいいですね。そして、もう一つはなんと、サボテンの水栽培キット!すごいですね。水のやりすぎは根腐れの原因と思い込んでいただけにこれは新鮮でした。土から水を吸収する根の横から水の中で水を吸える白い根が出ているのを見ることができました。ガラスの器と水で涼を呼ぶ作品は清潔でまさに蒸し暑い今のシーズンにピッタリですね。

放送は、サンテレビで7月16日土曜日朝6:00から、再放送は水曜日の朝8:00からです。