2009-06-04 リレー講座7回「メディアを疑え」---財部誠一(経済ジャーナリスト)
リレー講座の7回目は、経済ジャーナリストの財部誠一さん。講義のタイトルは「メディアを疑え」。本音を語ってもらったが、以下は差しさわりのない部分の要点。
- 耳を傾けるべき人。寺島実郎(商社)と内田和人(銀行)。真実はどこにあるか、まじめに取り組んでいる。重層的知識、現場を歩くことで、数か月ごとにバージョンアップ。
- 日本の報道は全部同じ論調。同じ情報源。お上第一。
- GMの破たん。数年前にはバブル時代自動車ローンという金融で収益をあげていた。値引き分はキャッシュバックという形で現金で返金していた。
- リーマン以降インターバンク市場で取り付け騒ぎが起こり誰も金を貸さなくなり、自動車ローン資金が調達できなくなって、危機に陥った。
- GMはまともにモノづくりをしてこなかった。技術は外から買うというスタイルだったからモノづくりのノウハウがない。再建は疑問。
- アメリカ経済は来年はプラス成長になる。政治と経済は一体。
- 世界は覇権争いの時代。ドル下落。ユーロの台頭。元の勃興。
- アメリカは戦争経済。オバマ大統領は基軸通貨ドルを刷りまくるというインフレ政策をとり、株価上昇・石油価格上昇というバブル経済に戻り、借金を減らす。
- アメリカのオークランドでは6000万だった住宅が2000万になると見学ツアーが始まり、買う人がでてくる。安ければ買う。
- 日本では安くなっても買わない。同じ行動をとるから深刻になっていく。
- 中国は沿岸部では規制緩和を行いゆたかになった。税収は内陸部に注ぎ込んできたから生活は豊かになった。すさまじい戦略性。
- 今回の内需拡大策は財政が健全だったから対応できたことである。
- 中国はこれからすさまじい成長に入る
- 本当の姿を模索せよ。自分の頭で考えよ。
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今日の動き。
11時:大学ホームページ打合せ。http://www.tama.ac.jp/
13時半:田村常務理事、学長、学部長、私(学長室)でミーティング
14時50分:リレー講座に参加
18時:ホームゼミで多摩ニュータウン関係の3つのプロジェクトのキックオフ。松本先生、中庭先生。「多摩ニュータウンは東西15キロ、南北5キロ、人口20万人強」。
19時半:多摩大総研会議。私(所長)、松本先生(副所長)、中庭先生。21時まで今後の方向を議論。
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「メディアを疑え」、確かに財部さんの言ってることが理解できました。
質問なんですが、講義中に話を聞くなかでメモを取ったり、内容を要約するのがうまくいきません。
アドバイスをください。
今回の講座は財部さんからの一種の警告と挑戦状だと私は受け取ります。
講演を聞いて「メディアを疑え」という内容はよくわかったのですが、ではいったい何を信じればいいのか疑問を持ちました。
毎日、新聞に載っていることを自分で能動的に調べることもできない。
せいぜい自分でしっかり調べ自分の頭で考えて意見を持つことができるのは自分の専門分野に限られてしまうように感じます。
メディアを疑うことはこの公演で学べましたがメディアを活用するにはどうすればいいのかよくわかりません。財部さんはメディアは材料にとおっしゃっていましたがそのこともよくわかりませんでした。。。
2年になったら、私の講義を受けてください。
そして、やはり、身近なことから自分の頭で考えるしかないと思います。