中里介山・小島善太郎・赤塚不二夫−−人物記念館の旅

k-hisatune2009-07-12

東京都議選の投票を終えて、「人物記念館の旅」で、羽村市青梅市を訪問する。

羽村生まれの中里介山(1885-1941年)が机龍之介を主人公とした「大菩薩峠」は世界有数の長編小説、41巻の未完の大作。
「私は人が斬りたいから生きているのだ」

50年にわたってこの地に住んだ写実画家・小島善太郎。
「絵も人なり」「絵は私の自伝です」「絵は自分の自画像なのだ」
「絵を描くだけではダメだ。自分の人生をより良く変えていくことだ」

昭和の懐かしい映画看板を掲げてまち興しをしている青梅市住江町の一角に天才漫画家・赤塚不二夫の作品を展示した会館がある。
まんがの神様・手塚治虫トキワ荘の漫画家志望の若者達に語った言葉を、彼らは素直に実行した。なにかが違ったということらしい。
「一流のまんが家になりたかったら、いい映画を観なさい。そしてまんが家からまんがを勉強するのは止めなさい」
「一流の映画を見、一流の音楽を聴き、一流の本を読みなさい」