公益財団法人日本高等教育評価機構主催の「平成27年度評価充実協議会」に出席。
市ヶ谷のアルカディア市谷(私学会館)。13時半から。
250大学から300名以上の参加者。熱気あり。多摩大からは田村嘉浩理事長と私が参加。
役職名は、理事長、学長、副学長、専務理事、評議員、副理事長、学長補佐などの、私立大学のトップ。
日本高等教育評価機構の黒田理事長の挨拶。
- 昨年土の認証評価は68大学。320名が参加。10年で累計391大学の認証を実施。ピアレビュー。国際的に通用する評価を目指した。
講演 高等教育の現状と課題----高大接続を中心に。
講師 安西祐一郎(独法・日本学術振興会理事長)
- 高大接続は入試改革ではない。高校の抜本改革(学習指導要領の改定)。大学入試改革。大学の改革。この一連の流れをいう。
- 日本は初等教育はレベルが高い。高校と大学は疑問。
- 総合的な学習で探究活動を実施した学校程、教科の平均正答率が高い。協働学習は当たり前に。アクティブに学ぶことが重要。
- 高校生の中間ゾーンの勉強時間が15年で半減。
- 高校生は1週間あたりの勉強時間は5時間以下は70%弱。米国は15%。
- 教育の転換:主体性。多様な人々との協力。学び、働く力。2020年までに「高大接続システム改革」を形にする。主体性・新しい社会・新しい知識と獲得の方法。
- 高校の学習指要領:アクティブ・ラーニングへの転換(教材と評価手法)。スピーキングとライティング。地歴。探究理解。公共。
- 高校基礎学力テスト:国語・数学・英語。多様な解答方式。10段階。英語は4技能、民間資格の活用。
- 高大接続改革(141222):新しい時代。一体改革。すべての若者。
- 能動的学習(アクティブ・ラーニング)。高校基礎学力テスト。
- 大学改革:ディプロマ・カリキュラム・アドミッションの3ポリシーの一体的改革。
- 個別大学における多角的評価による入学者選抜。活動経歴評価方法・高校調査書。面接・集団討論。小論文。大学入試希望者学力評価テストの導入(知識・技能。思考力・判断力・表現力。問題発見と解決。
歴史的思考力。)。
-
- 学力とは何か。
- 生きる力=人間性・健康体力・学力。学力=課題解決のため。知識・技能。思考力・判断力・表現力。主体性を持ち協働。主体性=自分の目標を自分で見出し、実践する力。問題解決力。チーム力。臨機応変力。
- 小中学校:学力=主体的に学習に取り組む態度
- 高校:学力=主体性を持って多様な人々と協力して学び、働く態度
- 大学:主体性を持って多様な人々と協力して学び、働く態度。
- 思考力・判断力・表現力=言語。数(、、図やグラフを描き・読む力)。科学(モデル、、)社会(焦点化、、)。問題発見・解決力(問題の構造、道筋、、)。情報(表現、、)。
- 知識・技能:意味づけ、関連づけ。活用力:抽出、組み合わせる、抽象化、吟味、選ぶ、表現、、
- 学力とは何か。
安西先生の講演で、教育改革の全体像、方向感はほぼ把握できた。
指針にしたい。
後のプログラム聞かずに、退出。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
名言の暦 7月7日
命日
生誕
- マーラー1860:交響曲を書くことは、私にとって、世界を組み立てることなのだ。
- 三宅雪嶺1860:人は己の最善を尽くすがよい。狭いところに入れられなくても広いところに入れられる。実力のある者は決して世間で捨てて置かぬ
- 人は善くも言われ、悪くも言われるのがよい。
- 出来ぬと思えば出来ず、出来ると思えば出来ることが随分ある。
- サチェル・ペイジ1906:振り返るな。追いつかれる。
- 塩野七生1937:「森」を感じ取るためには、細かいことに付き合っている暇はないのだ。
- 池澤夏樹1945:人間はみな荒野の旅人です。このありかたを孤独といいます。孤独というのは淋しいことではない。判断に不安がつきまとうこと。その不安に耐えることです