学校に向かうバスでハイロウズを聴く。荒れてんなー。『FLASH』。

FLASH~BEST~

FLASH~BEST~

いやぁ、新年度でダイヤ改正で、朝イチの通勤電車の着時間が微妙におそくなり、それにあわせて大学行きのバスが、一本早い電車にあわせるようになったので、つまり、朝、15分ほど早く下宿を出ないといけなくなったのが大打撃なのである。そのうえ、昨夜はついつい3時まで本を読んでしまい、寝不足でもある。そんなわけで朝から荒れてて、大学行きのバスの中で「カタログに載らない男〜」とか「ぶっとばしてぶっとばしてぶっとばすぅ〜」とか聴いてて、それでなんとかかんとか勢いを付けて授業へ。(そしたら授業開始5分でマイクの電池がなくなって、あとずっと地声で大教室で喋ってたんで貧血になりそう)

通勤電車でさーっと読む『図書館を使い倒す!』。ユーザー側から。

図書館を使い倒す!―ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」 (新潮新書)

図書館を使い倒す!―ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」 (新潮新書)

学生に薦める新書本を読むシリーズ。はんぶんは学生さんに図書館を使えよとはっぱをかけるため、もうはんぶんは、社会教育施設であるところの図書館っていう存在について読んで欲しいため。
この本、著者は『週刊ダイヤモンド』の記者の人かなんからしく、経済記事なんか書くときに資料を探すために、図書館のヘビーユーザーになってるのだそうだ。ユーザーが精力的に図書館を利用し、司書がていねいにレファレンスをやったら、相当のことが調べられるのである、というはなし。
具体例が週刊ダイヤモンドしてるってので学生さんがひっかかってくれるか一抹の不安はあるし、また、地方の資料をていねいにその地方の図書館で探すという話や、国会図書館で資料を探す話なんかは、ようするに「東京&全国区」の活動をしている人の目線であって、地方の大学生がぼちぼちと図書館を使ってレポートや卒論を仕上げようとするみたいなところからは微妙に距離感があるかもしれなくて、そのへんは、この本の話をそのままハウツー的に使えるというわけではないのだけれど、まぁ要するにさっき書いたとおり、「図書館を使い倒したらこんなことまでできるんだぞ!」と学生さんにはっぱをかける的な意味は果たすと思う。この気迫を見よ、みたいな。