kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

つぶつぶのカウント



jpegなどの画像に写っている細胞数などをカウントする方法を模索した。実験でとある細胞がどれくらい含まれているかを顕微鏡でカウントすることになった。顕微鏡をのぞきながらハンドカウンターで数えるのは目が疲れるし、数え落としや重複が多いと思われる。そこで検鏡像をCCDカメラで取り込み、これをA4に印刷して数えることにした。しかしなんだか面倒くさいし、紙の無駄だし、アナログすぎて嫌になったので、次の方法としてドローソフトにペーストして、画面上でマーキングしながらブツブツと数えてみた。これでまあそれなりに楽にはなったが数えながらマウスでマーキングするのはいまいち操作性が悪い。マーキングを淡々と先にしていくつマークしたかをカウントできるといいのに・・・とおもい、ネットでそういうツールを探してみた。

まず見つかったのは

http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se301451.html

http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se347447.html

なんだがどっちもWindowsのソフト。

Macではないのか?とさらに探してみると、どうやらImageJとCell counterというプラグインでできるらしい。ImageJはNIH Imageという画像解析ソフトのJava移植版で、面積計算とか濃度計算とかができるソフトで、68k Macの時代からある由緒正しきフリーウェアである。画像処理をかければ自動で細胞数などをカウントさせることもできそうだが、ここは何も考えずに手動でカウントしてみることにした。

ImageJの配布先はここ

http://rsb.info.nih.gov/ij/

Cell counter plug-inは

http://rsb.info.nih.gov/ij/plugins/cell-counter.html

プラグインの使い方も上のページに書かれているが、pluginsフォルダに入れてメニューバー→Plugins→Compile and Run...でCell_Counter.javaを選択。出来上がったファイルを適当なフォルダにまとめていれれば、メニューバー→Plugins→「適当なフォルダ」内にCell Counterという項目が出てくる。カウントしたい画像をImageJで開いて、このCell Counterを選択するとカウンターが起動し、対象の細胞をポチポチとクリックして行くとリアルタイムにresultウィンドウにカウントされて行く。4種類に分類しながらそれぞれカウントすることも可能だ。

注意点としては結構メモリを食うのでいらないソフトは終了しておいた方がいいこと。可能ならば画像をいったん8ビットグレースケールに直してカウントするとか領域を狭めてCropしておくなど。さあこれでどんどんぽちぽちしてかうんとすべし。マウス操作の練習にもなるぞ(笑い)

ImageJは他にもいろいろできるのだがなかなか奥が深くて使いこなせないのであった・・・

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POWERBOOK G3 PISMOで802.11gの無線LANカードを使う。



うちのPowerbookはG3最終型のPISMO400。一応AirMacスロットもあるのだが廃盤になって久しいAirMacカードは未だに高値で取引されていて手が出ない。うちのネット環境は現状ではせいぜい4Mbps程度なので(ルーターが11bだしスループットも公称6Mほど)11gである必要性はまるで無いのだが。

以前BUFFALOの11gカードが使えるという情報をもとに買ってみたWLI2-CB-G54Lはチップが変更されていてMacで使えなかったのだが、最近WLI3-と型番が更新しているのに気がついたのでもしやと思い買ってみたところ、無事使えた。

最初カードをさして起動してみると認識はしているけどネットワークに接続できず焦ったが、ふとソフトウェアアップデートにAirMacがリストされていたことを思い出し、インストールしたところ無事AirMacカードとして認識して使えるようになった。これで怪しげな社外ドライバを使わないでよくなったぞ。WLI-PCM-L11G+社外ドライバの組み合わせでは起動後システム環境設定パネルを開いてドライバをいちいち読み込んでやらねばならなかったし(これは内蔵電池が切れてしまっているせいかもしれないのだが)、結構な頻度で認識に失敗し再起動の憂き目にあっていた。しかしWLI3-CB-G54LだとAirMacドライバで動くので何もしなくても起動したら即ネットにつなげるので気分がよろしい。

OSX10.4にもバージョンアップできる環境が整ったわけだ。(使っていた社外ドライバは10.4では動かなかった。)

なんだかうちには無線LANカードだらけになって来たな。

WLI-PCM-L11G 3枚 うち1枚はBLR-TX4に内蔵させて無線ルーター化に使用。MacOS7.5からOSX10.3まで使える。(シェアウェアのドライバを用いれば10.4でも可能)

WLI-PCM-L11S 1枚 1000円で投げ売りされていたのをWin用に買ったがL11Gより感度が悪くてお蔵入り。Macでは使えない。

WLI2-CB-G54L 1枚 奥さんのWinノートに使用。Macでは使えない。

WLI3-CB-G54L 1枚 PISMOに使用。純正AirMacドライバで使える。