k-takahashi’s 雑記

2008-01-10

[][]魔法の会社で大もうけ

 昨年発表された「ソーサルカンパニー」のリプレイ本。「ソーサルカンパニー」は、GURPS4版と魔法大全を手軽に導入するためのミニサプリメント兼設定。ラノベのりなのは、まあそういうものだからいいか。


 魔法取得、魔法使用、戦闘ともに、派手目の方向になるよう設定がされており、戦闘はかなり激しくなりがちのようだ。例えば、聖印アルマというアイテムがあり、魔導士が持っていると「マナ(ゲーム中ではマガ)が濃密であるとして判定」「準備時間1/5」となる。この聖印アルマを見れば、敵が使ってくる魔法の予想がつくので、プレイヤーの思考負担を下げることができる。また、基本的に魔法の取得はパッケージ化されており、これも魔法大全という大物を扱うことによる負担を下げてくれる。

 更に、シエロという魔法の効果が倍になる種族があり、加えて敵は「人間を見下しているので、人間がかけてくる魔法を避けない」という設定もされている。これで、戦闘はいやでも派手になるという仕掛け。

 あとは、血社が魔法をもつことができたり、共同して魔法をかけることもできるようになっていたりする。PCとは別に成長させられるので、使える魔法の種類が増えるわけだ。ファンブル対策もここに少しだけ入れられている。


 世界設定も、ありがちと言えばありがちだが、それなりに考えてはあるようだ。そこから出てくる細かいものの描写を積み重ねてくれればなあとは思うのだが、リプレイ形式だからそこが手薄なのは仕方あるまい。


 長期のキャンペーンを支えられる設定とは思えないが、おそらく、3〜5回くらいのショートキャンペーンが向いているように調整されているのだろう(リプレイも、3話のショートキャンペーン)。いきなり大全を買ってももてあます可能性があるから、大全を使う負担を下げてあげようという意図ははっきりしている。遊んでみないと正確なところは分からないが、本書を読んだ限りでは、印象は結構良くなった。

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