- 作者: 梅原大吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/04/02
- メディア: 新書
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中身のほとんどは苦悩する天才が努力を続け成功するストーリーで、「成功者が語る人生訓」と思うと割と普通。実際の格闘技でも、囲碁将棋のような伝統ゲームでも、芸術系でもこういう話は多いと思うし、新分野開拓の苦労は学術系でもよく耳にする。新規ビジネスも同様。
もちろん本書はゲームがメインにあるのがポイント。読後感としては、銀パパの『ゲーム的人生論』*1に近いかな。麻雀に首を突っ込んだり、他の仕事をしたりして、ゲームに戻ってくるあたりもそうだけれど、
日本にはプロのゲーマーはいない。それならば僕が飛び込んで先駆者になってやろう。そう覚悟を決めた。(p.227)
とかの部分とかにも、何か通じるものがある。
*1: