k-takahashi’s 雑記

2013-05-17

[]ワクチン

要はね・・・医療の関係で「アメリカは遅れている」、という話を聞くことが多いけど、実はとくに公衆衛生とかの場面で「自由」「権利」「個人の選択」を尊重するところは、それを尊重しない(というより”公益”を優先させる)社会より弱い場面があるとおもうのですよ。

とくに感染症、伝染病に関しては「強い手」「強権」をもち、国民をすべて”監視”"管理"下においているところが強い。

ポリオ風疹ワクチンを、有無を言わさず全国民に義務的に接種させてしまえば・・・おそらく流行はかなり抑えられる。しかしその副作用が、1万人に一人の割合で出たら? それが10万人に一人だったら?

石川雅之「もやしもん」が風疹啓蒙の特別版をネット公開&雑誌移籍/〜民主主義の原則は伝染病の前に無力か? - 見えない道場本舗

という記載があるのですが、以前読んだ『予防接種は効くのか?』*1には、

アメリカという国は、ことワクチンに関する限り、「アメリカ的」ではなくなってしまうのです。つまり、個人主義ではなくて集団主義になり、自助努力的ではなく互助的になり、責任追求型ではなく無過失補償制度があり、民間ではなくて公的なプログラムが主体となり、強者中心ではなく弱者中心となります。

この不可思議なアメリカの振る舞いについて僕はうまい説明を思いつかず、先日ある会議でアメリカ人のワクチン関係者何人かに質問してみたのですが、「アメリカではワクチン事業をとても大事にしているから」と愚にも付かないトートロジー的な回答しか得られませんでした。(p.103)

予防接種は効くのか? 〜柔軟な価値観を持つためのケーススタディとして - k-takahashi’s 雑記

という記載があり、例によってあの国らしく合理的なところは妙に合理的だったりするようです。

*1

予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える (光文社新書)

予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える (光文社新書)

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