k-takahashi's blog

個人雑記用

ボードゲームカタログ 202

ゲームショップの「すごろくや」さん(https://sugorokuya.jp/)が出しているカタログ本。5年前に出た「ボードゲームカタログ201」の改訂版になる。約半分が入れ替わっているので、前作持っている方も気にせず買い足しを。


ジャンル分けが、「コンポーネント」「ロマン」「ワイワイ」「運」「知識」「協力」「パズル」「心理」「駆け引き」「戦略」「ゲーム本」の11種類で、この辺は商売をしたうえでの分類なんだろう。あ、確かにこれってグループだよなという分け方になっているので、読んでいて違和感があまりない。

マンガでわかるウォーゲーム

シミュレーションゲームの遊び方、楽しみ方をわかりやすくマンガで解説。
クルーセイダー作戦のゲームも付録でついています。
SLG入門ガイドとしてご活用いただければと思います。

http://gamemarket.jp/game/%EF%BD%93%EF%BD%8C%EF%BD%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/

ドイツ戦車軍団の「エル・アラメイン」を題材に、ウォーゲームの基本的な楽しみ方を紹介している。


ゲームマーケットは盛り上がっているけれど、

説明に30分、最後までプレイして90分ではいくらななでも拘束時間が長すぎます。(p.10)

というのがあり、スピーディーに楽しめるゲームが中心の場でシミュレーションゲームはなかなか。という状況下で、ウォーゲームに興味を持った人に最初の一歩のガイドをという感じ。


短いゲームを繰り返して(本書では3戦している)、歴史を参考にすることや作戦を練ること、不確実性を楽しむことあたりを説明している。このスタイルは良い感じ。以前のコマンドマガジンの「いちねんせい」も似たスタイルだったなあ。
そのままエル・アラメインを付録に付けられなかったのかな、とは思ったが。


3戦目で登場したギャンブルはちょっと注意する必要があると思っている。今回のは、そもそもが一回のプレイが短いタイトルだし、初心者がしかける側だったのであまり問題にならなかったが、早めにギャンブルをかけるというのは「失敗したか。じゃあ投了ということで次の回に」というやりかたにつながることがある。勝ち負けはともかくとして、このスタイルは必ずしも歓迎されない(中盤以降に見せ場が来る側を持っているプレイヤーが、この手をやられて楽しいか、という話)。

EXIT 脱出:ザ・ゲーム 秘密の実験室

そろそろ続編の噂も聞こえてきたので、妻の人と2人で挑戦。
実質ヒントゼロだが、90分オーバーということで評価はレベル8。1,2カ所長々と詰まるところをどうするかというのが、評価を高めるためには必要なんだが、まあ、高得点狙いというのも野暮な遊び方だろう。


基本ギミックはちょっと分かりにくく(面倒くさく)なった印象だが、「分かってみれば」という感覚は健在。