2008年の落車、失格

2008年後期が終わってからかなり間が空いてしまったが、「落車、失格の発生頻度の時間的推移」で示した統計データを最新の2008年分で更新しておく。下の表で強調表示した2008年以外は前と同じである。

年度 レース数 落車人数 落車レース数 失格レース数 落車率(%) 失格率(%)
1988 39549 5903 3112 2085 7.87 5.27
1989 39931 6233 3223 1615 8.07 4.04
1990 39720 5599 2944 1593 7.41 4.01
1991 40039 4777 2535 1723 6.33 4.30
1992 39915 4534 2397 1805 6.01 4.52
1993 40249 4407 2317 1815 5.76 4.51
1994 39722 4267 2322 1945 5.85 4.90
1995 39837 2871 1533 1469 3.85 3.69
1996 39791 3198 1722 1563 4.33 3.93
1997 39633 3371 1763 1502 4.45 3.79
1998 39549 3527 1857 1568 4.70 3.96
1999 38554 3778 1975 1601 5.12 4.15
2000 38158 4096 2142 1631 5.61 4.27
2001 - - - - - -
2002 35663 4272 2301 1670 6.45 4.68
2003 35599 4428 2371 1722 6.66 4.84
2004 35567 4024 2196 1791 6.17 5.04
2005 34772 3985 2176 1562 6.26 4.49
2006 32153 4115 2199 1473 6.84 4.58
2007 32729 3920 2129 1403 6.50 4.29
2008 32994 3954 2116 1350 6.41 4.09

落車率、失格率の推移のグラフは以下のようになる。

落車率は2007年とほとんど同じで、2002年からの横ばい傾向が続いている。失格率はやや下がり、2004年を頂点として減少傾向にあるように見える。

90年代には落車率が大きく変化していたのに対し、21世紀に入ってからは非常に安定している。2008年は、全員落車、全員失格、落車死亡事故など突発的な事例はあったが、全体的にはこの安定した傾向が続いており、落車は良く制御されていると言える。