16時ごろ家を出て梅田へ。おととい通った同じ道を通ってロフト方面へ歩いているとMBSの前にひとだかりがあり破裂音がしてけむりが上がっていたので「今日のポン」をやってるなあと思いながらロフトの横を通り中崎町へ。コモンカフェを探して徘徊していると、いつぞや見かけたようななにやらおしゃれっぽいカフェだかクラブだかという感じのところがコモンカフェで、夜のライブイベントの準備をしていた責任者の方にチラシを渡す。その足でitohenへ。「高田竹弥展 時間の園」をみる。「閉じ込められた時間」という作品があったので、閉じ込められた時間はどこにいくのでしょうか。空間の一部になるのでしょうか。という感想を書く。そのあとお茶をいただいてしばらくぼんやりしているあいだに二カ所ほど蚊に刺される。スタッフの方の水撒きが終わるのを待ってチラシを渡し次の目的地へ。中津方面へひたすら歩く。PANTALOONを探して阪急中津よりすこし北上したあたりを徘徊する。このあたりは町家というのかとにかく古い町並みで、猫に話しかけるとちゃんと返事をする。少し迷って番地を頼りにPANTALOONへ。行こうと思ってなかなか行けず初めて行ったのだが、面白い構造の建物。いわゆるハコ型のホワイトキューブではなくて天井の高い展示室にロフトみたいな中二階があったり、カウンターと調理場の二階にも展示があったり、いろいろ歩き回れるようになっている。「居城純子展 もうわかっていたことなのに、言葉になるのはずっとあと」をみたあと、スタッフの方といろいろおはなしをする。キャンバスに描かれた風景画の一部を燃やした作品がいくつかあって、キャンバスというモノが燃えたという次元でみてみたり、描かれた風景(象徴?)の一部が燃えたという次元でみてみたり、いろいろ面白いというおはなし。胸につけていらしたブローチがかわいかったので訊いてみるとORYという作家のものらしく、商売気がないためにここと原美術館にしか置いてないらしい。居城純子さんの作品には、ある風景を描いた風景画をその風景のなかに置いて燃やす模様を写した映像もあるらしく観てみたい。PANTALOONからの帰り道で伽羅という古本喫茶を発見したので覗いてみると、けっこう面白い品揃え。「ペンギン村に陽は落ちて」とか「 文学じゃないかもしれない症候群」とか高橋源一郎のがいくつか。他にも気になったのがいくつかあったが忘れた。夜はひたすら「三太」用の文章の推敲。