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ある棋士の日常 2

2011-10-31

第2回中将棋公開対局 水無瀬神宮 10月30日

一年前は、初の公開対局の対局者ということで、終わってから「公開対局」が 「少し後悔対局」となった反省点もいくつかあった。

今回は、解説者ということもあって、いくつかのことをあらかじめ準備。
対局者、中将棋大盤製作者、パソコンを使っての記録係、島本町の担当の方々の協力もしていただく。

前日に、116手目までを1時間半かけて進めておく。封じ手の開封で開始。
試行錯誤の結果、10分25秒フィッシャールール。 並みの人はこのゲームをこんな広い盤面の複雑なゲームを早指しでは指しこなせない。 宮居第七期中将棋名人―牧野四段 

開封直後、激しい闘いにはいる。 解説者としてはありがたい。
聞き手の伊藤明日香初段はまだ中将棋経験二局というのが信じられないぐらいの鋭い質問。
「この飛車浮いてこっちから成るとどうか?」とか
「この麒麟の横の守りゴマが狙われたら弱い」とか
「この麒麟を使って攻めていくのはどうですか」とか
かなり解説者や対局者と同じ読み筋。
お父さんの果先生は京都のご出身なので、伊藤さんのご先祖様は、水無瀬駒の書かれた時代にはこの水無瀬神宮近くの都で、中将棋のご経験があるのに違いない。

終局が程遠い場合、解説者の裁量で、最短10秒フィッシャーまでを予定していたが、3時すぎに牧野四段の快勝で終わる。

写真は後ほど追加掲載予定。

対局者、記録係、読み上げ、聞き手、解説者、教室講師らでの慰労会では、次回も公開でおこなった時の案の話や、本日の牧野四段の戦術の感想戦も。

私は「獅子三」という大ハンディで今回聞き手だった伊藤さんが対局者として下手で楽しんでいただくとか、女性中将棋ファン「獅子ガール」(仮称)どうしの、席上対局などもなかなか、よろしいのではないかと思っている。
女性対女性の華やかで激しい戦いで、勝利者賞として、美容にも良い水無瀬の名水一年ぶんというのはどうかな?

加古川青流戦や、一日に中将棋並みの手数を戦って金星をあげられた新人女流棋士の話など書いてみたいことは多いのだが、はりきりすぎずにぼちぼちちとゆっくりと書いてみたいと思う。
 

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