第8期 中将棋名人戦 

年末まで参加かどうか迷っていて、不参加の予定だったのだが、複数の知人に参加を勧めたりしたこともあって、知人が会場に来られて、自分が会場にいないのも変なのと、解説や講座だけではなくて大会で、より真剣に中将棋を指してみたかったこともあり、6年ぶりに参加。

初戦、第4期中将棋名人との対局。
こちらが少し不利な局面で、相手から、こちらの獅子と飛鷲に対しての両取り。
ところが、その飛鷲を逃げた手が相手の玉と獅子への王手獅子取りとなっていて、間に王手を挟んでの「先獅子」ということで、審判団の判定(?)により、こちらが先に獅子が取れて相手のほうが私の獅子を取れないという幸運が起きる。
(図面なしのうえにこう書いても、状況がわかる人はまずいないとは思いますが‥)

その後も、最終局の第1〜3期5〜7期名人(現名人)との対局では、相手が、右辺の薄さという弱点をかかえての駒組みだった。私のほうはたまたま、その前局の第10期迷人(誤変換ではなくこういうタイトルも現存しています)との対局でもかなり似た局面を経験したばかりだった。
かなり同じような作戦を続けて、応用で、そっくりな配置でこちらから見た左サイドの攻撃態勢を整えて大戦果をあげる。

そういうことで、第8期中将棋名人となりました。
中将棋連盟会長より表彰式でトロフィーと賞状を授与されました。
運営の皆さん、本日の対局相手の皆さん、遠方からも参加の皆さん、観戦に来ていただいた皆さん、どうもありがとうございました。

第8期中将棋名人位を一年間預からせていただきます。






そして、をかしさんにも優勝報告などしたところ、文字を入れ替えていただいて、さらに背景に駒をたくさん増やした似顔絵イラストを頂戴いたしました。 前回に引き続きどうもありがとうございました。


【漫画】旭岡高校将棋部 ↑をかしさんのブログ (クリックすれば移動)