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DIALOGUE-3

2008-12-18 鉄道模型と翻訳機関

会社の製本講習でお世話になっている山崎曜さんのブログを覗いたら

原丈人さんのインタビューがおもしろいという記事が載っていた。

で、ためしに読んでみたら、これがホントにおもしろかった。

ご本人もすごいが、お父さんがまたすごい。

桁はずれの鉄道模型マニアで、その筋では有名な方らしい。

ビックリするような親子である。

一方、内田樹さんのブログにも興味深い考察が掲載されていた。

日本の高等教育機関の特徴は、鴎外や漱石の時代から外国文化の翻訳

機関だったことであり、外国語をよく解さないふつうの日本人の生活

言語にタフさと奥行きを与えることだった、と。

しかし、東アジアの多くの国がそうであるように、日本においても

意味のある研究は徐々に英語で書かれるようになっているらしい。

つまり、母国語から学術的な使用に耐える広がりが徐々に失われつつ

あるわけだ。それはそれで切ない話。

ともあれ、お二人に共通しているのは、理想を持って活動されている

こと。そして、日本という国を大切にされていることである。

昨今の危機的な経済状態は楽観的な物言いを許すものではないが、

行き過ぎた拝金主義のドン詰まりが底の浅い言説を振り落とし始めて

いるのは、何だかちょっとホッとする。

社会をよくしようとするストレートな気概を、あちこちで目にする

ようになってきた(気がする)。

「正しき者は強くあれ(土光澄美)」である。