謹賀新年

年末に少し触れたように、10年代に入ったのを機にブログを引越しました。
かれこれ4回目の引越しということで、ブックマークの変更等またぞろお手間を
取らせてしまいますが、今度は自前のスペースなので、ほぼ終の住処になると
思います。
引き続き、そして末永く、よろしくお願い申し上げます。

http://dialogue.sblo.jp/

実家のガンダム

機動戦士ガンダムORIGIN』の18巻を買って読む。
収集癖のほとんどないわたしが,唯一そろえている
漫画である。
きっかけは確か3年ほど前の誕生日に10巻程度を
まとめて親友・岡本がプレゼントしてくれたから。
以来,実家においておき,帰省のたびに少しづつ
買い足している。
幸い,義弟も好きらしく,酒席の話題にもなって
くれる。
さて,安彦良和の演出と画力にはただただ唸るしか
ないのだが,あらためて富野由悠季のことを考える
機会が増えている。
ガンダム』という世界が成立したのは,ひとえに
この人がロボットアニメというジャンルが嫌い
だったから。
「人型の戦闘兵器が作られるとすれば,それは国家
的な戦争の中でしかないだろう」と。
荒唐無稽な存在に少しでもリアルさを与えようと
した,その苦心の中に,あの世界は萌芽した。
そう考えれば,全然オタク的ではないわけで,
これまた「禍福はあざなえる縄のごとし」な感じ
なのである。

お風呂でウトウト

昨日は高校の同級生と久しぶりの再会。
イタリアンな飲み屋をやっている友人のところで
4人で集まる。
おいしい料理とワインで気持ちよくなり,そのまま
カラオケへ。
アニソン「しばり」というわけではないが,かなり
「多め」な感じで4時間ほど。
結局,帰宅したのは2時くらいだった。
まぁ,そこまではいいとして,問題はそこから。
一応,お風呂に入って寝ようとしたところ,
うっかり湯船の中でウトウト。
寒くなって目が覚め,湯をわかし直して上がったら
何と5時だった。
げっ,3時間も風呂で寝ていた。
風邪をひかなかったのが不思議なほど。
というか,深夜バスよりぐっすり寝られたのが,
何とも皮肉な感じである。

散歩にあるといいもの

妹の家に昼食に招かれる。
子供達二人と行くはずだったのだが,長男は宿題が
進んでいないことが発覚し,家で勉強。
よって,次男と二人で出かけることになった。
最近は次男といることが多いので,まぁ,いつもの
感じではある。
妹一家には,5歳の姪っ子と3歳の甥っ子がいて,
どちらも大変かわいらしい。
特に甥っ子は,少しこまっしゃくれていて,大変
愉快な言動を取ってくれる。
一方,義理の弟と一献と行きたいところだったが,
諸事情あって車で行ったため,それはお預け。
代わりと言っては何だが,付近を二人で散歩した。
水の流れる音をあちこちで耳にする,静かな良い
街である。
散歩というのは,本来こうした場所でやるべき
ことだな,と思った。
水の音。
けっこう大事なものだと再認識。

新書三昧

甥っ子から『ONE PIECE』の55巻と56巻を借りて読む。
言うまでもなく(?)おもしろい!
なるほど,空前の売上を記録しているはずである。
日本全体の『ONE PIECE』に対する現在の熱気は,後年
語り草になることだろう。
一方,仕事のヒントになれば,と思い『この「社則」,
効果あり』と『手塚先生,締め切り過ぎてます!』を読了。
どちらもおもしろい本だったが,ビジネス関係で言えば
(いや,ジャンルをはずしても)今年の白眉は『ルワンダ
中央銀行総裁日記』だったように思う。
今回の帰省に際しても,読み返す可能性を考えて持ち帰った
ほど。
ただ,まだ3冊ほど読もうと思っている本があるので,
そちらが先か。
次は『超合金の男』を読むつもり。
これは,おもちゃの世界にプロダクト・デザイン的思考を
持ちこんだ村上克司さんの伝記である。
と書いて,あらためて気づいたが,この4冊はいずれも
新書ではないか。
物理的に見て気づけ>俺
以前は新書を読むことはほとんどなかったのに,それだけ
流行っている(=読みたいものがラインナップされている)
ということだろうか。

11時間でした

初めての深夜高速バス。
東京駅を昨晩8時に出発し,広島駅に着いたのは
今朝の7時だった。
ピッタリ11時間。
乗り心地はほぼ想像していた通り。
細かく言えば,椅子のクッションは思っていたより
ちょっと良かった。
飛行機などでもあまり寝られない方なので,熟睡は
期待していなかったが,それでも6時間くらいは
ウトウトできた。
上出来である。
以前,通勤のために購入した耳栓が,けっこうイイ
感じで効果的だった。
ちなみに,耳栓を常備する計画は,持ち方の妙案が
浮かばず,かなっていない。
まぁ,今回使えたことで,購入自体は無駄にならな
かったので良しとしよう。
それにしても,朝,別の場所から1日が始まるという
のは,ちょっと不思議な感じである。
例によって,子供たちを連れて墓参り。
徐々にルーティンの良さがハッキリと分かってきて
いる昨今でもある。

さみだれの帰省

お昼過ぎ、次男を連れて羽田空港へ。
帰省第1陣ということで、「お子様一人旅」という
サービスを利用する。
広島側には妻の両親が迎えに来てくれるので、
都合、飛行機だけ一人で乗る仕組み。
こちらも搭乗口までつきそうことができる。
タイミングが良かったのか、窓口は全然待たずに
手続きできたのだが、手荷物チェックが以前より
はるかに厳しくなっており、そちらが長蛇の列。
ともあれ、遅れることなく、無事に送り出すことが
できた。
帰省第2陣は、わたしと長男。
今晩、深夜バスにて広島へと向かう。
次男は車に酔いやすいので、飛行機を使った次第。
妻は第3陣として、数日後に帰省する。
さみだれである。
広島・東京間は何度か車で行き来したこともあるが、
深夜バスは初めて。
さて、どんなものだろう?
けっこうつらいという話も耳にしたが、何しろ安い
のである。
背に腹は変えられぬ、と。