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2010-02-09
■[雑]難しいシンポジウム3
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別に、
有機農業やっているみんな儲けましょう!
ということではない。
暮らしていけるだけでいい
それ以外の価値がある
と考えている人はそれでいい。
問題は
「儲けること」「稼ぐこと」
それについて語ること
をタブー視することだ。
ところでインターネット販売はどうなのだろうか。
パネルディスカッションの中で
古野さんは、インターネットでの米の顧客が140名と言った。
有機農業研究会の
「提携」の方法の指針
「提携10か条」からすれば
インターネット販売なんて
とんでもない!
ということになる。
「提携10か条」?
知らない?
コレです↓
- 相互扶助の精神…生産者と消費者の提携の本質は、物の売り買い関係ではなく、人と人との友好的付き合い関係である。すなわち両者は対等の立場で、互いに相手を理解し、相扶け合う関係である。それは生産者、消費者としての生活の見直しに基づかねばならない。
- 計画的な生産…生産者は消費者と相談し、その土地で可能な限りは消費者の希望する物を、希望するだけ生産する計画を立てる。
- 全量引き取り…消費者はその希望に基づいて生産された物は、その全量を引き取り、食生活をできるだけ全面的にこれに依存させる。
- 互恵に基づく価格の取決め…価格の取決めについては、生産者は生産物の全量が引き取られること、選別や荷造り、包装の労力と経費が節約される等のことを、消費者は新鮮にして安全であり美味な物が得られる等のことを十分に考慮しなければならない。
- 相互理解の努力…生産者と消費者とが提携を持続発展させるには相互の理解を深め、友情を厚くすることが肝要であり、そのためには双方のメンバーの各自が相接触する機会を多くしなければならない。
- 自主的な配送…運搬については原則として第三者に依頼することなく、生産者グループまたは消費者グループの手によって消費者グループの拠点まで運ぶことが望ましい。
- 会の民主的な運営…生産者、消費者ともそのグループ内においては、多数の者が少数のリーダーに依存しすぎることを戒め、できるだけ全員が責任を分担して民主的に運営するように努めなければならない。ただしメンバー個々の家庭事情をよく汲み取り、相互扶助的な配慮をすることが肝要である。
- 学習活動の重視…生産者および消費者の各グループは、グループ内の学習活動を重視し、単に安全食糧を提供、獲得するためだけのものに終わらしめないことが肝要である。
- 適正規模の保持…グループの人数が多かったり、地域が広くては以上の各項の実行が困難なので、グループ作りには、地域の広さとメンバー数を適正にとどめて、グループ数を増やし互いに連携するのが、望ましい。
- 理想に向かって漸進…生産者および消費者ともに、多くの場合、以上のような理想的な条件で発足することは困難であるので、現状は不十分な状態であっても、見込みある相手を選び発足後逐次相ともに前進向上するよう努力し続けることが肝要である。
http://www.joaa.net/mokuhyou/teikei.html
理念としてはすばらしいと思う。
こんな関係が実現すれば本当にhappyだと思う。
だけど、全量引き取りとか
互恵に基づく価格の取り決めとか
自主的な配送とか
現実では難しい。
この原則にとらわれすぎると
生産者は儲けたり、稼いだりできなくなる。
農産物価格を上げると言うことは
消費者にとっての不利益を及ぼす。
互恵の精神に反する。
だから、10年前、20年前に設定した価格を
なかなか上げれない
という有機農家は多いはずだ。
消費者は「上げてもいいですよ」と思っていても
生産者はなかなか切り出せない。
そういう現実がある。
だから、こういう10か条からすれば
インターネット販売なんてとんでもない!
ということになる。
顔は見えないし
配送は運搬会社だし
価格は生産者の言い値。
たぶん、原理的には
オーガニックカフェ
とかも、「とんでもない」部類に含まれるだろう。
実際
「これは提携の原則に反するんじゃないか…」
と自らの行動に疑問を持つ生産者もいる。
だけど、こうして販路を拡大していかなければならない
という現実がある。
古野さんは、この数年で
2倍になった。
地域の農家から
「もう作れんけん」
と頼まれたという。
古野さんは引き受けることにした。
こうしてできた米は
インターネットでも、何でも利用して
作って売らないと
地域農業が維持できないのだ。
繰り返すが
有機農業やっているみんな儲けましょう!
ということではない。
暮らしていけるだけでいい
それ以外の価値がある
と考えている人はそれでいい。
問題は
「儲けること」「稼ぐこと」
それについて語ること
をタブー視することだ。
提携の理念を掲げすぎて
とらわれすぎて
いろんな可能性を
いろんな応援団を
排除しているのではないか
ということだ。
(明日に続く)
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2010-02-08
■[雑]難しいシンポジウム2
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昨日の続き。
たとえば、
私の周りには
新規就農したくて、したくてたまらない若者がいる。
だけど踏み切れない。
いろんな理由はあるのだけれど
土地、機械、それらを借りたり買ったりするお金はどうしよう…
という経済的理由も大きいはずだ。
有機農業で
経済的にも成功できる
という可能性が大きければ
多少の借金をしてでもその世界に飛びこむ勇気もおきる。
しかし、日本でトップレベルの技術を持った有機農家さんの
年間の売り上げが500万くらいで
所得率が60%で、300万
というような話を聞くと尻込みしてしまう。
とても借金してまで始めようとは思わない。
一方で、農業の世界に新しい風が吹きつつある。
若者が
かっこよく、かせげて、感動のある
3K農業をやろうとしている。
私の知人の宮地豚さん↓
http://miyajibuta.livedoor.biz/
彼が発起人になった
かれらだって
環境のことを十分に考えているし
やっていることは有機農業的だ。
だけど、有機農業研究会とは何かが違う。
事実、彼らは有機農業研究会に属していない。
そうなのだ。
先日の祭典に参加して思ったのが
会員の高齢化が著しい。
逆に言えば、
農業の世界でがんばろうとしている若者を
十分に取り込めていない。
(明日につづく)
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2010-02-06
■[雑]難しいシンポジウム
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かたらんね! 有機農業!
豪華メンバーである。
14:30〜17:00
宇根 豊 氏 農と自然の研究所 代表理事
八尋 幸隆氏 有機農家(筑紫野市)
佐藤 弘 氏 西日本新聞社 編集委員
豪華メンバーだけに
舵取りは難しい。
個人的にはおもしろかったが
参加者の皆さんにも
「おもしろかった」
と思えてもらえたかどうか…
「何の話がしたかったの?」
「なんでそんな話が必要なの?」
と思われた方もいるかもしれない…
この場で補足説明しておこう。
テーマは
「有機農業で、どう暮らす?」
本当は
「有機農業で、暮らしていけるか?」
だったのだが
「食べ物を作ってるんだから、暮らしていけないはずがない」
との理由でこうなったらしい。
有機農業の世界にいて感じることがある。
儲けることは悪。
お金の話をすることはタブー。
そんな雰囲気がある。
ちなみに、
「儲ける」「稼ぐ」、いろんな言葉があって
その定義やイメージも違うだろうが
「収入をえる」という意味で
適当に使いたい。
実際、パネルディスカッションの最中も
「儲けるために有機農業をやってるわけじゃない!
命と環境を守るためだ!」
とフロアーから声が上がった。
確かにそうなのだ。
そのために有機農業をやっているわけではない。
かけがえのないものがある。
しかし、それだけでは
有機農業はひろがっていかないのではないか。
「儲ける」「稼ぐ」を
敵視したり、タブー視することで
その可能性を捨ててはいないか。
パネリストに聞いてみた。
有機農業は
「儲けたければ儲けることができる」のか
「儲けたいけど儲けることができない」のか
「儲けることができるけどあえて儲けない」のか
「儲けることもできないしもうけたくもない」のか。
パネリストの答えは三者三様だった。
古野さんは
「みんな儲けたいと思っている。だけど家族労働だからそれができない」
と答えた。
鹿児島の大和田さんは
「みんながちゃんと収入を得て欲しい」
と答えた。
八尋さんは
「儲けるのレベルは?現金収入は必要だけれど、暮らして行ければそれでいい」
と答えた。
宇根さんは
「すぐに、そんなカネや経済のことばかり考えてしまうこと自体が哀しい」
と答えた。
暮らしていくだけのお金があればそれでいい
農的暮らし、有機農業の暮らしには、お金以上のかけがえのないものがある。
それは確かだ。
だけど、
そんな生活が自然にひろがっていくか
みんながそれにあこがれ
その世界に飛び込めるか
というとそれはなかなか難しいと思う。
「そんな生活できたらいいけど、私にはちょっとムリ」
と考えている人が多いのではないかと思う。
「子どもがいるから、お金がかかるようになるし…」
と考えている人が多いのではないかと思う。
例えば、ある有機農業・新規就農者。
年間の売り上げが200万。
所得率が60%としても
年間所得が120万。
そりゃぁ、食べ物を作っているから食ってはいけるけど
将来のこととか、
子どものこととか、
生命保険のこととか、
いろんなことを考えたら
簡単にマネできない。
そんな人たちが
安心して有機農業の世界に飛び込めるくらい
もうけていいのではないか。
そんな経営モデルを提示してもいいのではないか。
その道筋を作ってもいいのではないか。
「有機農業はもうけるためにやってるのではない」
とすれば、その哲学に賛同する人しか
その世界に飛び込まなくなる。
それじゃぁ、ひろがらない。
縮小再生産である。
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2010-02-05
■[雑]初ポタジエ
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せっかく上京するのだから
あの打ち合わせをしたい。
あの出版社に。
あの場所に。
と、やりたいこと
やるべきことは
山ほどある。
いつか
ポタジエ
に行きたいと思っていた。
今回の上京では
その時間がとれそうだ。
と思っていたら
出版社の方と打ち合わせすることになった。
また、行けずじまいか…
と思っていて思いついた。
ポタジエで打ち合わせすればいいんだ!
ということで行ってきました。
ポタジエ。
外観。
最近、色を塗り直したそうです。
その日も、朝早くから(開店前に)
NHKの取材を受けていました。
どんなスイーツがあるかというと
私はコレを食べました。
理由は…
のこり1個だったから。
コレ
感想はどうだったかというと
「おいしい」。
ただ、おいしさの種類が違う。
うまい!!
というかんじではない。
本能に働きかけるようなおいしさではない。
砂糖と油をたっぷり使えば
本能的に美味しいと感じてしまうが
ポタジエでは、
砂糖と油をできるだけ使わないようにしているので
そんな「おいしさ」はない。
感じるおいしさ。
考えるおいしさ。
という感じ。
え、白菜?
どこに白菜があるの?
…これ、白菜?
なるほど〜
こんな食べ方があるんだぁ〜
こんなおいしさがあるんだぁ〜
へ〜
ほ〜
美味しいな…
もう一口…
もう一口…
という感じ。
で、別なのも食べたくなる感じ。
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2010-02-04
■[雑]となりの子育て秘話
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顔が茶色い?
髪がおしゃれ?
…そうです。
はじめてメイク。
メイクされたのです。
メイクして気がついたのは
スポンジパフは使い回し。
つまり、
有名タレントさんと
間接的に
頬ずりしたことになります。
「じゃ、じゃぁ、この直前にメイクしたのは誰ですか!?」
と聞きたくなりましたが
いろんな意味で、リスキーなのでやめました。
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