歯医者。

 今日は、この前被せたのが取れた左下……ではなく、ちょっとした虫歯の右下を治すことに。こっちの方がちっちゃいんで。
 でも思いの外深くて、削ってる間にちょっとずつしみてきて……途中で麻酔(爆)。今回も麻酔を……しかも麻酔打ってすぐ削ったんでまだちょっと痛い(泣)。
 がりがり削って詰めて磨いて、この歯はこれで完了。
 しかし、これで右下の歯は全て治療したことに(爆)。ぼろっぼろだなぁ。
 残りは左下の歯だけかな? 次は来週月曜午後3時です。

ブログペットの背景を変更。


ひましゆのうしろ

 ひましゆの背景画像を作りました。
 フォトショでぱぱーっと作ってみました。うう、影を乗算で描いて欲しい、マウスパッドの色と合わない……。
 それにしても、このサイズだとひましゆが凄まじく小さいことになるな(爆)。産まれたときはこのくらい小さいんで産まれたてってことで。

CLANNAD、PS2移植決定!

 おお、プレステ2版がようやく出ますか、しかも5月中に……なぜか智代アフターよりずっと期待してる自分が(爆)。
 フルボイスは確定だろうなぁ、声優はどうなるんだろう……。

第8話 アイとコイと (10) [△ ▽]

「はいはい、じゃ買ってくるから」
 そそくさとジュースを買いに行った紫恋を追い出して、ジャージは溜息をつく。
「好き、か……」
 そう言われれば、嫌でも意識してしまう。
 目の前の、カプセルの中でたゆたう男性のことを。
「そんなの、わかんないよ……」
 そのカプセルの表面を指でなぞる。
 頬を、撫でるように。
「そりゃあ」
 好きか嫌いかで言えば、好きなんだと思う。
 でも、シーバリウを知る人は、10人中9人はそう言うと思う。
 「いいひと」で、かといって優柔不断じゃなく、努力家でもある。なにより見た目がかっこいい。まさに「王子の中の王子」かもしれない。
 だから、私がシーバリウを「好き」と言う、それは単なる一般論でしかない。
「……」
 ジャージの手が、ゴーグルに掛かる。
「……邪魔」
 これが、シーバリウを直視させないようにしている。
 これが、自分とシーバリウの間に壁を作っている。
 だって、壁を作らなくちゃいけないんだもの。
 仕方ないじゃない。
「……はぁ」
 ゴーグルから手を離し、手をカプセルに着く。鏡のように、カプセルの中に手が刷り込む。
 その手が、鏡の束縛を破って、とんとんとカプセルを内側から叩く。
「……!?」
 二人の目が、合う。
「ひっ!?」
 思わず仰け反り、椅子が倒れる。
『じゃーごぼごぼ、じゃーじさん……』
 見つめるのは、意識を取り戻したシーバリウだった。
「あ……あ、ちょっと待ってね!!」
 すぐにナースコールを押し、息を落ち着かせてから、カプセルに顔を近づける。
「大丈夫? 聞こえる? 息苦しくない?」
『はい、不思議ですね、溺れているんですけど、息ができるんです』
「今先生を呼んだから、ちょっと待ってね。多分ちゃんとした手順を取らないと大変なことになると思うから」
『はい、わかりました。……ジャージさん、看病してくれてたんですか?』
「えっ!? う、うん……」
『ありがとうございます!』
 その、にっこりとした笑顔に。
『……ジャージさん?』
「うっ、うっ……本当に、本当に良かった……」
 ジャージは涙が止まらなかった。