SHUFFLE! 第7話「恋愛スクランブル」

 亜沙回。
 ああ、エロゲー原作だなぁとちょっと思った。稟が今のところ本命決めてない事もあって、かなり優柔不断気味なこととか、キャラにあまり魅力がなくて「この人がいい!」みたいなのがないのがちょっと……かも。 Kanon のアニメ版みたいにあゆと名雪に絞り込むような感じだといいかなと思うんだけど、そこまでキャラ立ってないし……。
 ただエロ分はちょっと多め(爆)。

あれ?

 昨日、あまかいを修正しよう……と思ってたんだが、いつの間にか直ってた(汗)。
 XMLの構造が変わってて、イメージが表示できなくなってたはずなんだが……眠くて結局「とりあえずいいやー」ってことにしちゃったけど(爆)。まぁ直ってるみたいだからいっか。

第9話 君がそこにいるから (20) [△ ▽]

「大丈夫ですか?」
「うん、魔法のおかげで怪我とかはないみたい。見えないから分からないけど。今どこだろう」
 室内のどこにいるのか調べるため、ジャージは手探りで壁を辿る。
「あっ」
「それは、僕の頬ですよ」
 柔らかい、暖かい感触。
「ご、ごめん」
 その後ろの壁に触れる。
「ガナーシートの方みたい。でも車体が横に傾いてる。こっち」
 シーバリウの手を引いて、間の通路へと戻る。
「外に出た方が安全でしょうか」
「多分ここにいた方が安全。ワースのセンサーだと暗闇でもこちらのことがはっきり見えるし、自動照準だとどうやっても逃げられないだろうから。それに」
「僕の魔法も使えない……あ、外装の強化、掛け直します。10、9、8……」
 とん、とん、と足でリズムを取る。
「3、2」
 そして。
『ツィアガウィナ!』
 むにゅ。
「あっ」
「!!」
 魔法を唱えた時に広げた手が、ジャージの胸に当たっていた。
「ご、ごめんなさい」
「だいじょうぶ、気にしてないから」
 暗闇で良かった〜、そうじゃなかったら顔真っ赤なの分かっちゃうかも……暗闇?
 ふと気付けば。
 お互いの顔すら見えない闇の中で、シーバリウとふたりっきり。
 って、何不謹慎なこと考えてるのよ!
「……襲ってこないね」
「そんな、僕はそんなことしません!」
「へ?」
「あ……」
 きょとんするジャージ。
「ごめんなさい、そういう意味じゃないですよね」
 僕、何言ってるんだろう……こんな状況で不謹慎なこと考えるなんて!
『あの』
 その、ふたりの言葉がハモった瞬間。
 稲妻が、落ちた。