RIDEBACK 第6話「電光石火ライド」

 暴走グループに参加する琳の弟・堅司。だが、それはある「実験」の餌だった――。
 とうとう弟も巻き込まれることに。
 弟から琳が釣れちゃったのはさすがにできすぎだけど、でもそれでも違和感は少ない感じ。ストーリーが無理なく、しかも大きく展開していくのがとてもいい。
 そしてやっぱり琳が格好いい。ライドバックで足払いとか! しかも今回はフェーゴじゃない、他人のマシンをいきなり乗りこなしてるんだからレベルが違う。
 実際、堅司達のチームが白ライド相手に変形さえもしなかった所を見ると、ライドバックはバイクの延長、格好いい乗り物というレベルでしかないのかも。白ライドの人達もそれほどテクニックがあったわけじゃないみたいだし、それこそ琳レベルまで乗りこなせるというのは相当なものなのかも。

宇宙をかける少女 第7話「神々の闘い」

 レオパルド因縁のライバル・ネルヴァルが現れ、壮絶なとっくみあいが始まるのだった!
 いろんな意味で大げんか。
 コロニー同士のケンカとか規模でけー! 脳天直下のバックドロップとか凄まじい。でもサブタイが「神々の闘い」ってなってるけど、レオパルドはどう頑張っても神には見えん(爆)。
 これができるようになったのも3DCG技術がかなり進歩したからだなぁ。コロニーは自然に回るし、テクスチャも綺麗で違和感ないし、凍っていくシーンもかなり良かった。でも手描き絵も頑張ってるってことでQTアームズは手描きだし、こういう部分も劣ってないのがすごい。
 そういえば雰囲気的にかなり舞-乙HiMEっぽくなってきた。まぁ舞-HiME舞-乙HiMEそのものと設定は絡まないだろうけど。雰囲気というか、ロボット作品の流れとして、最近ではゼノグラ、古く?は電童からサンライズを流れてきた血がここに結実した感じが。そういう意味でもなんだか嬉しい。
 実際、この作品はかなりワクテカが止まらない。エンターテイメント作品としてギャグ、シリアス、お色気、メカ、すべてバランス良く含まれていて、でも突出したデザインと高速展開が平凡に感じさせないという。コードギアスとはまた違う形でサンライズの本気を感じさせる作品だなぁ。