機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第25話「再生」(終)

 刹那対リボンズ、はたして生き残るのはどちらか――。


 最終回。
 いいネタアニメだった(爆)。
 もうそうとしか言いようがない。最初はイデオロギー中心でストーリーは面白そうだったし、無骨なティエレンやスマートなフラッグといったモビルスーツもとても魅力的でかなり期待してたのに、最後はこのぐだぐだ感(爆)。
 種と種死にがっかりしたあと、今回はガンダムシリーズの名を冠するにふさわしい作品かなーと期待したんだが……というより、もうそういう方向性で作品を作ろうとしてないし、作る意味はないのかもしれない。
 最後のリボンズキャノン&リボンズガンダムを初めとして、かつてのガンダムシリーズを「ネタ」として利用していた感じが(爆)。かつての視聴者へのファンサービスとか既存作品へのリスペクトではなく、話題作り、ツッコミ用のネタとして活用している感が。
 実際、初代ガンダムは30年も前に放送された作品だし、全部の作品を見ている視聴者も少ないわけで、ゲームでしか知らない視聴者も多そう。そうして伝説化された作品をこの時代で生かすとしたら、本作のようなネタ化が一番なのかもしれない……。
 まぁその辺は置いとくとして、全体を見通してみると、ストーリーはぐだぐだすぎた(汗)。結局イデオロギーとかはおいてけぼりだったからなぁ。キャラは良かった、魅力的なキャラが多かったからその人間ドラマとしては楽しめた。あと戦闘シーンは気合い入ってたけど、結局スーパーロボット化しちゃうし簡単にパワーアップしちゃうし武装は既存作品の流用だし、もう少し骨太が良かったなー。
 というわけで「ガンダムシリーズの最新作としては微妙だが、アニメ作品としては面白かった」という結論です。最後、コーラサワーとマネキンが結婚しただけで満足だ(爆)。