咲-saki- 第25話「全国」(終)

 清澄高校主催の合宿に集う龍門渕、風越、鶴賀の3校麻雀部。麻雀三昧の日々が始まる――前に、何はともあれ温泉だ!


 最終回。
 なんと、なんと素晴らしい百合アニメ!
 原作ファンとしても納得の出来。というか原作を超えた?
 原作の良さである麻雀シーンの効果のうまさは、3DCGによる麻雀卓+牌に素晴らしい作画のキャラ、そして特殊効果を駆使した演出で原作以上に迫力があった。
 加えて百合分増量! 原作よりもさらに百合ん百合んな展開に鼻血出そう! というか最終回のかじゅももが素晴らしすぎる!
 エロ方面も頑張ってた! まぁこの点については原作を超えなかったわけですが、それでも肌色ってだけで十分、十分!!!
 いい原作を、視聴者の見たい物を踏まえた上で気合い入れてアニメ化した、まさにファンサービスの塊たる作品だったなぁと。いやもうホント素晴らしかったです。

化物語 第12話「つばさキャット 其ノ貮」(終)

 なんとひたぎが阿良々木をデートに誘った! 誘ったのだが、そこにはなんと――。


 最終回。
 ……本当の最終回はWeb配信のみとのことですが、でもここで最終回のまとめを書くことにあまり問題を感じない構成でした(汗)。
 まずはヒロイン達がかわいかった。ひたぎ、真宵、駿河、撫子、翼、5人ともかわいかった。好みで言えば撫子が一番だけど、でも印象深かったのは駿河かなー。
 とにかくかわいい作品だった、とそれがすべてであり、逆に言うとそれしかないというか。怪異という超常があり、主人公もヒロインも特殊能力がありながら、世界どころか町内ですら救わないそのちっぽけさがちょっと物足りないなぁと。
 確かにヒロイン達は救っているけど、でも早々にひたぎとが確定していて、他のヒロイン達は本当に人助けでしか助けない所も物足りないし、かといって阿良々木が格好いいスーパーヒーローでもない点も物足りないというか。いやまぁこの作品にネギま的なものを期待しちゃいけないんだろうけど。
 ただ少なくとも毎回楽しんで見ていたのは確か。原作のものであろう独特のせりふ回しと、アニメ版スタッフによる独特の演出が非常にマッチしていたし、一部バトルではかなりいい作画だったし、けして悪い作品ではなかったです。