obstruction

9月に導入となったばかりの維持透析中の方。拡張型心筋症もあり、慢性心不全の合併状態で常に低血圧、高齢でもあり、透析導入の適応自体を迷うくらい全身状態が悪かったが、現在は回復していた。透析困難症といえるくらいの除水による低血圧を認め、常にシャント閉塞の危険はあった。本日来院時すでにシャント音消失しており、ウロキナーゼ6万単位局所動注するも改善せず。循環器内科Dr.に相談するも、閉塞の部位が長いこと、皮静脈の動脈化が不十分であることより、PTAの適応は難しいとのこと。仕方ないので入院とした上、左大腿静脈にダブルルーメンカテーテル留置、明日左前腕より中枢側でシャント再造設する方針となった。本人の話からだと閉塞したのは昨夜であり、24H以内と考えられたため、PTAを施行して欲しかった気もするが仕方ない。心負荷との兼ね合いであるが、明日はしっかりしたシャントを作ろう。

「白い巨塔」から。

流行ったのはだいぶ前のような気がしますが。ビデオに録りたい様なテレビ番組ってサクサクの前には何があったかなと考えてみたらこれだったので、ちょっと思い出して書いて見ます。とても面白いドラマでしたね。このドラマで唐沢寿明が好きになりました。
問題となった食道癌の手術については、あれは手術するしかないだろうという、同業者の方の声が多いようですが、私も専門外ながらそう思います。術前にほかの治療法の説明をした上でのinformed consentが取られてなかったというのは確かに問題ですが。
あとはまあ、財前五郎がひたすらカッコイイ。里見先生が善人として描かれているのかもしれませんが、どうみてもザイゼンゴロウのほうがかっこいいですね。

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