放射線治療の効果は

放射線治療は、本日で14回目、あと16回。
既定の治療回数の約半分まできた。
全部で30回受けるわけだが、最初かなりの回数だなと感じたが、それもあと半分。


週のはじめに、医師の診察があり、現状を報告する。
排尿時痛はあるが、そのときだけだし、腹膜透析の注入孔当たりに痛みもあるが、痛み止めをもらったので、我慢しないで服用している。
ほかに頻尿があるが、それ以外の副作用はない。


放射線治療の効果は、治療後2,3ヵ月でわかるといわれている。
CTで確認すれば、すぐにわかるのでは、と担当医に聞いてみた。
すると、放射線によってがん細胞のDNAは破壊されるのだが、細胞そのものがなくなるわけでなく、
細胞分裂が起きていないことを確認するために、時間がかかるとのこと。
がん細胞のDNAは破壊されても残り、細胞が「殻」のような状態になることもあり、
細胞が完全になくなるわけではないのだそうだ。
ただし、がん細胞が、分裂をくりかえさなければ、がんは死滅したことになる。
これで治療は完遂する。


ところで、がんがまた同じところに見つかった場合、放射線治療をもう一度行うことはできないという。
また、放射線治療によって、周辺の組織にダメージがあるので、外科的な手術もできない。
となると、抗がん剤治療しか残されていないのか。


膀胱内への転移は、内視鏡で取り除くことができると聞いているが、
遠隔転移があると厄介だ。


いろいろわかってきた。