横浜のイカダと南砂町のスタジオ

昼から、横浜。BankART studio NYKで「ボルタンスキープレゼンツ La Chaine -日仏現代美術交流展」展出品の田中功起くんの作品「BankARTの廃品などをつかってつくった大きなイカダのようなもの」を海に浮かべるイベントを見に。ただ、出遅れて到着時にはもう出水して周遊で遠くに出ていってしまっており、居たのは手伝いにきていつつ船酔い回避で留守番しつつスポーツ新聞を読んでいたもとい氏。しかたないので会場をまわって展示をみつつ、もとい氏と海を眺めてイカダの戻り待ち。詳細を聞いていなかったんだけど、イカダは動力ボートにロープで引っ張られて割と遠くまで周遊。先導ボートにお客さんを乗せつつ、撮影用の小型ボートが一艘、近所の趣味のカヌーの人たち、陸上の撮影ひとりと思ったより物々しいイベントだったようで。そんなこんなで天気良く晴れた海辺で遠くや近くを1時間半くらいながめていたかしていたら離れた橋の下から先導のボートの姿。続いて現れたイカダ、はなんつーかイカダというよりチチカカ湖の浮島かビーバーの巣みたい。乗ってる功起くんとSくんが手を振っているのが見える。
もとい氏がひとこと「ちょっと沈んでんなあ」。

で、ゆったりとボートに引かれてBankART着。先導ボートからイカダを離し、人を降ろし、クレーンで会場前まで一本釣り。陸に上がった姿でようやくどんなものか判ってきた。そして意外とでかい。で展示会場にイカダを戻すのだが入り口を通らないのでセパレート構造に。バラして会場に入れ、またくっつけ、再展示。ぼくもそれとなく手伝いつつ、録れたてのビデオをみつつ。


のち、江東区の南砂町へ。造形後輩の小野くん、染谷さん、志賀さんが共同アトリエを立ち上げ、3日間オープンスタジオをやるとのことなので見に。駅を降りたら寂れたとこだなと思ったがスタジオは活気のある商店街の路地裏。どこを見ても美味しそう。19時着、で入ったら後輩共が沢山つまみつつきつつ、飲みつつで楽しく1時間半くらい。工場みたいなおおきなとこではなく、一軒家の2階を改築した狭めだけど素敵なスタジオでした。なにより立地が良いなあ。
帰りは大島まであるいて都営線で。