2011年6月4日tour de yatsugatake(八ヶ岳)に参加

去年に引き続き、akihage企画TDY(tour de yatsugatake)に参加した。
前日夜からakihageさん宅に泊めてもらい、コースで迷うそうなところを確認。早朝出発。参加は10名余り。今年は160km以上走るロングの部、去年と同じコースのミドルの部、それより短いショートの部(それでも100km以上)と3種目となる。
天気は梅雨時にもかかわらず快晴で、絶好のラン日和。気持ちよくスタートする。
【コース概要↓】
http://d.hatena.ne.jp/tourdeyatugatake/
前半、飯盛山を過ぎたあとは、野辺山ウルトラでもおなじみの林道を通り、稲子湯からさらに八ヶ岳ヒュッテの脇を通る林道を通って、麦草峠エイドへ。ここで50km弱、6時間。シューズのサイズが合わず、爪が痛かったのでシューズ交換。シューズのせいでここまでが一番辛かった。
エイドでは、カップラーメンをいただき、30分近く休憩する。
ここからは今年新設の北部コースへ突入。
山道も八ヶ岳っぽくなって、雰囲気は最高。途中でランナーの方に雨池周遊の道が水没しているので、林道を通ったほうがよいと言われるがとりあえず、雨池まで行ってみると、池周りの道が水位上昇で完全に池になっている。
最初はシューズ水没レベルだったが、途中からは泳ぎたいレベル。これが続くと時間がかかるなと思い、林道に引き返して進むことにする。後で聞くとAkihageさんとまさみさんは、腰まで浸かりながら、そのまま突破したとのこと。男だね〜。まさみさんは女性ですが…。自分も引き返すなら、シューズ濡らす前に引き返せって思ったものの、山の風と気持ちいい天気で、シューズはすぐに乾いていた。
その後の素晴らしい景色が続く林道、ロードを走る。全く意味をなしてない落石フェンス(岩がフェンスをガンガン壊して、道に落ちている)地帯が怖かった。大河原峠からの下りロードも最高に気持ちがよい。いいコース見つけるねakihageさん。
その後はスキー場のゲレンデを下り、女神湖の商店街を通って、分水嶺トレイルへ。ここで地図と下見情報(コピーを持っていった)の違いから混乱してしまい、30分以上ロスト。ロングを回った人は皆いろいろなところでロストしていたようだが、個人のイベントなのでakihageさんの性格を考えながら、道を推定していくのもおもしろい。
分水嶺トレイルを下り切ると今度は上り。大門峠まで登って、さらに車山までも上り。夕方なんとか日没前に白樺湖を見ることができた。しかし車山山頂は風が強く寒かった。Akihageさんから次のエイドの時間を延長してもらうと連絡が入り、安心してレースを続ける。
白樺湖のローソンに着いたときには20時くらい。一応完走目指して、ゆっくり気を付けて走っていたので、ダメージは少ない。ここから、また八子が峰への上りとなる。夜間の山走行は久々だ。まだまだ先が長いと思い、下りでもあまり走らずに進んだ。しかし北部のコースが前半の難易度から見ると、いきなり高くなっているような…。
八子が峰を降りて、今度はまたエイドのある自然学校まで、ダブルトラックのゆるい道をひたすら上る。さすがに走る元気がない。このペースだと完走するには、明日の午後までかかりそうで、完走が厳しくなる。歩いているせいか、なかなか到着しない。高度を見ながら、もうちょっとかなと思っていると、akihageさんから電話。鹿の湯エイドが終了したので、次の自然学校で打ち切りの連絡が入る。ちょっと安心したようながっかりしたような…。
やっと着いたエイドでは、yahushigeさんほか、ロングを走った人たちが集合して、ロングでは最後の走者になっていた。お待たせした上に連絡が取れず、皆心配していたようで恐縮する。
結局距離は100km弱でここまで17時間かかった。とっくに到着していたsmall islandさんにカップラーメンの用意をしていただき、おなじみyahushigeさんのコーヒーも飲んで生き返る。
宿までは、久々にお会いした地元S村さんの車に乗せてもらい、快適なアフターを提供していただく。
宿で少し休憩後は、ミドル、ショートの完走の方の出迎えをしてイベントも無事終了。TDY初の完走者はミドルのた☆てーのさんだった。おめでとう。
いやはやしかし、今年もタフなイベントだった。
このロングのコースを完走するには、私の走力だと32時間位の余裕がほしいと思う。個人的なイベントでそんな長時間のサポートは難しいので、ノーサポートで装備を背負って、丸2日というのもアリかもしれない。
Akihageさん、相変わらずのチャレンジングな設定をありがとうございます。体調もレース中はよかったようで何よりです。コース最高でした。コース設定や制限時間などは今後の課題となりそうですね。コースも地図を渡すだけでなく、ま良いそうなところは文字での説明を加えておいたほうがよいかも。今回はHPの説明にかなり助けられたところがあった。
naokopさん、yahushigeさん、こちゃさん、S村さん、更にお会いはしていないCエイドのYさん、サポートを心から感謝致します。長時間に渡ってありがとうございます。
参加者したクレイジーな皆さん、おつかれさまでした。またお会いしましょう。
そういえば、今回BROOKSのtrance10というLSD用のロードシューズを使用したが、トレイルでも疲労が少なく、良い感じで走れた。200km以上走るようなレースで使ってみたいと思わせるシューズだった。そんな大会ほとんどないですが…。