2013年4月28日 志波三山縦走


志波三山は盛岡市南部にある700〜900m程度の低山。そろそろ走れるかなと思って、行ってみた。去年も何度か走ってるけど。

ルートは家から走って、猪去の箱ヶ森登山口から入り、南昌山、東根山をめぐり、ラ・フランス館(温泉)に降りるルート。

市街地でもお花見には、2、3日早いかなと思う感じだが、山の上はやっぱりちょっと行くには早かったかも。

久々の山走りで登山口に入る前の林道で、どうも背中の汗がすごいなと思ったら、ハイドレが漏れていた。ハイドレの下の方から漏れていたので、逆さにして、なんとか漏れを防ぐ。

箱ヶ森の登山口は通常の所ではなく、下山用の道から登る。こっちは初めて通ったが、この道は下りだったらぶっとばせるなあ。途中からは早くも残雪が道を塞いでいるので、迂回しながら進む。箱ヶ森はいつも風の音がすごい。音ほど、実際の風はすごくないんだけど…。

箱ヶ森を越えてからは、道が薄くて、何度か道に迷いながら進む。


南昌山頂上の狛犬


南昌山から東根山は南に向かって進む。上りでは、道を塞ぐような雪の塊が出てくる。


東根山頂直下の登りは北向きで、雪が残っている。数百メートルだけど、固まった雪の上を進む。まだ積もっているところは1mくらいはあるかも。がっちり固まっているから、足が沈んだりはしない。


山頂からの下りは南斜面になって、雪もなく、ラ・フランス館へ到着。温泉でゆっくり休んで、バスで帰宅。
久々の山で、四頭筋とふくらはぎに結構きた。

2012年9月8日滝の上温泉から大白森・乳頭山経由で周回

滝の上温泉→三ツ石山→八瀬森→曲崎山→大沢森→大白森→乳頭山→滝の上温泉
コースタイム:19時間55分

滝の上温泉から駒ケ岳に向かうコースの素晴らしさから、今回は駒ケ岳の北方面にある奥羽山脈最深部へと再び向かった。

岩手県秋田県の県境に沿って回るコース。山の名前は地元でもあまり聞いたことのない山ばかり。道も整備されてないんじゃないかなと思いつつ、行って見ることにする。

朝、行く手の山々は中腹に雲があるものの、天気はよい。スタートは6:45登山届を出して三ツ石山へと登る。中腹の雲を抜けると、上の天気は最高。東北もまだまだ暑い。

長丁場なので、ペースは抑え気味で。三ツ石山頂、小畚山先の八瀬森分岐までは八幡平から岩手山をつなぐメインストリート。分岐からが今日の本番コース。はたしてどんなコースかと思い、分岐を曲がるといきなり道が見えないほどのヤブ。

いきなり朝から藪こぎでびしょびしょになりながら進む。10分ほどヤブを漕ぐとやっと道らしくなる。ここからは1000mくらいのなだらかな山々だが、道が整備されてないので、なかなか思うように進まない。比較的小さな湿原地帯が時折オアシスのように出てくる。

普通湿原は自然保護のため木道が設置されているが。このあたりは木道もなし。思いっきり湿原の中の柔らかい道を進む。それ以外は、ヤブと倒木、折れた枝の散乱で、景色も見えない状態。ストレスを貯めつつ走る。
東北なのに関東森 標識近辺 

八瀬森の避難小屋近くには水場があったが、まだ先にもあるので大丈夫だろうと思って補給しなかったのだが、この先の水場は見事に全部枯れていた。

今日のコースには避難小屋が5件。どの小屋もきれいで泊まってみたい。しかし水が出ていたのはこの八瀬森小屋の近くだけ。

こんなヤブヤブで景色も見えない道が最後まで続くのかと思い、気分も沈みそうなるが、大白森に出ると、巨大な山頂湿原が出現。平らな山頂全体が湿原になっている。すばらしい湿原。やっと気分も晴れる。ここはさすがに木道も整備されている。あとで乳頭山山頂あたりから大白森を見ると、山の山頂がゴルフのグリーンのようだった。

大白森を過ぎると秋田方面から湿原を見に来た人に出会う。さらに乳頭山に近づくと、乳頭山登山の人も結構いて、やっと気持ちに余裕が出てくる。

しかし途中当てにしていた水場がすべて枯れていたので、水が足りないかもしれないという不安が…。

乳頭山の山頂まではなんとかもたせないと厳しい。そんなわけで、白森を過ぎてからはペースダウン。楽な感じで進む。

乳頭山山頂までなんとか水ももって一安心。あとは下り。一気に降りて1時間ほどで滝の上温泉に到着。15:40 約9時間かかった。

滝の上温泉で温泉に入って終了。体重が4kgも減っていた。ちょっとやばかったかも。
まあ、3時間後には元に戻ってたけど…。
滝の上温泉 滝観荘

温泉のご主人に「昔は滝壺が温泉になっていたが、いまも入れるのか」と聞いてみたが、今は入れないとのことだった。昔は鎖場があって滝壺まで降りていたらしい。いろいろ降りるときに事故もあったようだ。温泉客だからね。落ちた人もいたんでしょう。

しかし滝つぼの温泉は入ってみたいよね。ひそかに調査中ですが…。

2012年8月18日 滝の上温泉−乳頭山−秋田駒ケ岳 往復

【コース】
滝の上(たきのうえ)温泉休憩所→乳頭山(烏帽子岳)→笊森山→湯森山→焼森→横岳→男岳→男女(女目)岳(おなめだけ)→硫黄鉱山跡→八合目山小屋→笹森山→湯森山→笊森山→千沼ヶ原(せんしょうがはら)→平ケ倉(たいがくら)山方面→千沼ヶ原登山口(熱処理所)→滝の上温泉休憩所
◆コースタイム:約16時間

葛根田川上流にある滝の上温泉休憩所に車をおいて、往復ランに挑戦。当日は30℃以上の気温で、かなり暑く感じる。
滝の上温泉休憩所から烏帽子岳登山口(近くに2つある)から出発

白い煙は地面から出ている。


最初はそこそこの斜面をひたすら登る。原生林。

モリアオガエルの生息地。白沼を経由して登っていく。
この日は暑いから分からないが、火山地帯で、地面もいつも暖かいらしい。駒ケ岳、八幡平、岩手山地域は、そんなところばっかり。

乳頭山より乳頭温泉が有名だが、乳頭山は秋田側の呼び名で岩手側では烏帽子岳

でも見る限り、岩手側から登っても、烏帽子というより乳頭山のほうがいいかも。もしかすると昔はもっと烏帽子の方にとんがっていたのかもしれない。現在、山頂南側は岩に亀裂が入って立入禁止となっている。

乳頭山ピークを踏んでから、すこし戻って、笊森山方面(標識は千沼ヶ原方面)へ進む。

次の標識で、千沼ヶ原ではなく、笊森山方面へ。

笊森山のピークを過ぎると、ぐっと展望が広がる。奥羽山脈の深淵部のひとつ。

稜線じゃない、平原?萌え〜。雲の中が駒ケ岳。

丸森山まで来ると、秋田側から登ってくる登山者と出会うことが多くなる。

さらに焼森(駒ケ岳)までの道は整備されておらず、草で道が見えない。

溶岩で真っ黒な焼森、さらに横岳、男岳を踏んで、阿弥陀池に降り、男女岳へ。


横岳と男岳の中間地点から、火口を望む。


男女岳は、頂上まで階段付きの観光仕様。なので、男女岳から阿弥陀池の風景。

ここまで約4時間。

暑くて冷たい水を求めて、8合目山小屋へ下る。


鉱山跡の道は旧道と呼ばれている。いきなり、裸の山肌。



八合目山小屋。バスあり。水場あり。売店もあって、コーラも購入(200円)

ここから、笹森山へ。ピークを踏んでから、丸森山→笊森山と戻り、乳頭方面には行かず、千沼ヶ原へ向かう。


プチ尾瀬的な千沼ヶ原は歩くだけでも価値あり。尾瀬みたいに混んでないしね。まさに秘境。

そこから平ヶ倉山、平ヶ倉沼方面へと向かう。
途中の尾根で、子熊に遭遇。相手が逃げてったけど、親熊がいないかを慎重に確かめながら、通過。

平ヶ倉沼が近づくと平ケ倉山登山口と熱処理所の分岐。滝の上へ近いのは熱処理所方面。

熱処理所に出ると、千沼ヶ原登山口の標識が立っていた。

そこから2km弱の道路を走って、終了。スタートから7時間20分。

このコースは教えたくないほど、すばらしい。湿原、火山、山の形、どれをとっても言うことなし。水場が少ないので、夏場は厳しいが、これは、岩手のベストコース候補になりそう。涼しくなったら、また行きたい。

後半は暑くて、頭が痛かった。終了後は、滝の上温泉の滝峡荘の温泉に入って終了。温泉というか山小屋ですね。シャワーなどもちろんなし。温泉で髪も体も洗うよ。

The Beach Boys / That's Why God Made the Radio

少し前に、NHKのSONGSにビーチ・ボーイズが出ていた。
眠かったので、画面は見ずに聞いていた。
メガネもはずしているので、画面みてもよく見えない。

今年、ツアーを行うということだったが、すでに解散状態も長く、行うにしてもマイク中心のビーチ・ボーイズなんだろうなと思って、きいていたが、新曲がなんとなくブライアンっぽい。

あれ、ぼやける目で見てみても、あれ、ブライアンらしき人物がキーボードを弾いているよう。

え、まさか、ブライアン復活。それもマイクと一緒に。アルやブルースも…。

メンバーの確執は有名なだけに、ビーチ・ボーイズにブライアンが復活することはないかと思っていたが、完全復活、それも日本にも来るようだ。行きたいけどね。東京まで遠いなあ。いや千葉か。

うーん、行きたい。新幹線代とチケット代8000円か…、うーん厳しいね。ライブビデオ出ないかな。

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2012年7月7-8日 TJAR選考会

TJARの選考会に参加してきました。

結果は本戦には行けずでした。

問題は、ツェルトが張れなかったから。

練習までしたツェルト張りでしたが、ペグが入らない悪条件で焦ってしまいました。

出れないのは残念ですが、「うーん悔しい」というわけでもなく、ちょっと間抜けだったのが残念という感じです。

あとは標高3000mで応援までもらったのに、その人達の期待に添えなかったのが心残りです。申し訳ない。

TJARという目標でもないと岩手から、なかなかアルプスまで行くことがないですからね。
でも久々の南アルプスはやっぱり気持ちよかったです。ワクワクする高度感は岩手の山では、残念ながら感じることができないです。

しかし行けないならば、それはそれで色々とやっていきたいこともあり。少し休んでまた再出発です。

TJARへの挑戦は、これでおしまいにしたいと思います。