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北沢かえるの働けば自由になる日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2015-04-11 花の色

気付かないもんだなぁ

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ここんところ忙しくて、余裕がないと言うか。テレビでは「桜が咲きました」とやっていても、そうか、近所ではまだじゃないの。遅れているのかなぁとか思っていたんだけれど。

「駅からくる道の、あの桜が満開できれいだなぁとしみじみしたよ」

と夫に言われて、あ、そうか。私が気付かなかっただけだ。

毎日のように歩く道、その道にある桜は、もう満開になっていたんだね。

よく、周りが見えなくなるとか、言うんだけれど、本当の本当に見えなくなるんだねぇ。忙しくて、考えること多過ぎて、心も、頭もいっぱいだと。

と、もう散ってしまった桜の下で思ったよ。


花に気づくぐらいには、余裕がある生活をしたいなぁ〜。

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2015-04-10 正しい人は悩む

聖書を学問する

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高校に進学した娘の入学式で、学院長先生の説教を聞いた。この先生は神学を専門として、欧州でも学んできた方なので、説教の内容がとてもおもしろい。聖書の一字一句をきちんと読み解いて、学問的に解説してくれる感じがとても新鮮なんだな。聖書にも、考証学みたいなことがあるんだと知ってはいたんだがなと。

今回、入学式で引用したのは、この一節。

正しい者の悩みは多い。しかし、主はそのすべてから彼を救い出される。

詩編34 19

聖書に書かれている「正しい者」と言われると、「キリスト教の教えにかなって生きている人」というか、「道徳的に正しく、教えを守って生きている人」のイメージが浮かぶが、先生いわく、解釈はまったく違うんだとか。

「嫉妬深く、我がままで、怒りっぽく、神の教えにかなっていないものが自分の中にあることを自覚していて、だからこそ、教えに近づきたいと思っている人」なんだそうだ。

つまり、自分のドロドロとした黒いものをきちんと見つめられて、だからこそ、教えを信じて、変えていきたいと願っているんだとか。そういう人こそ、神に近いっていうかな。

そういう「正しい人」は、現実にある悲惨な出来事や理不尽な運命にぶつかった時に、悩む。葛藤もあるし、感情をあらわにしてしまうかもしれない。こんなの無理だと諦めの気持ちがわくかもしれない。

でも、神を信じていると、その困難な状況も、神が自分に用意してくれたもので、乗り越えられないものではないんだって気づく。神の見守っている中で、全力を尽くせばいいんだと。

そうやって、自分を奮い立たせて、乗り越えていくツールっていうかなぁ。

うまく言えないんだけれど、宗教的な目ではなく、学問として聖書を学ぶと、宗教と言うシステムを、人類はなぜ必要としたのか。理解できる気がして、実に興味深いんだな。

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2015-04-02 How wonderful life is while you’re in the world

春だな

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桜が思ったよりも長持ちしているな。

もう少し持ってくれればいいね。

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2015-03-18 慣れれば天国

『アメリカンスナイパー』を娘が見てきた

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友だちといっしょに娘が『アメリカン・スナイパー』を見てきた。

「とても良かったよ。見なよ」

と言うので、どういう風に良かったのか聞いてみた。

D


「なんだか重そうな話だから、体調いい時にいかないとと思っているんだけど」

「それほどでもないよ。というか、よくできているから、重いなんて思わない。物語に主人公といっしょに入って行く感じ」

「戦争に行ったみたいな?」

「というか、最初は、主人公も射撃するのにためらいを感じるんだけれど、次第に感覚がマヒしていくんだよね。人を射ってる感じじゃなくなっていくんだけど、見ている私もそうなるんだよね。ひとりひとりを殺してるのに……主人公は135人も殺しているんだよ」

「すごいね、スコープで見ているから、数え間違いないんだw」

「でも、キリスト教では、『人を殺してはいけない』でしょう。この主人公はアメリカ人で、クリスチャンなわけで、そこ矛盾しないのか。その辺どう考えているのか、すごく気になったんだよ。人を殺したら、天国行けないでしょ」

「確かに」

「なんだけど、主人公は胸張って言うんだよね、『オレは天国へ行ける』と」

「そりゃどうして」

「『オレは仲間の命を救うために、敵を殺した。だから、神さまはわかってくれる。天国に行けるはず』だって。疑ってもいなかった」

「そりゃ、うまいこと考えたわ〜w」

「誰かのためなら、殺していいんだって、無敵だよね」


もっといろいろな要素が入っているけれど、長いとは思わないんだそうだ。

これは、見に行こうかなぁ。

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2015-03-15 見えていた未来

チームラボの展覧会へ行ってきた。

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お台場の日本科学未来館でやっている展覧会に、デジタル好きの息子と行ってきたよ。

本展は、デジタル領域を中心に独創的な事業を展開するウルトラテクノロジスト集団チームラボが、これまで発表してきたアートと遊園地を一度に体験できる世界初の大展覧会となります。世界各地の美術展などで話題となり、この夏にはニューヨークの著名ギャラリーで高い評価を得た「デジタルアート」と、全国各地で子どもたちを楽しませ、発展を続ける「学ぶ!未来の遊園地」プロジェクトの作品が、日本科学未来館に集結し、これまでにない規模で展示されます。アートと遊園地の新旧作品を、体系的に紹介する本展は、チームラボの魅力と全貌に触れる、またとない機会となります。

チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地

とてもおもしろかったんだけど、デジタルアートを見た後の、息子の一言が突き刺さったよ。

「『花燃ゆ』のオープニングだよね、これ」

確かに、デジタルアートが最も使われているのは、テレビ番組のオープニングだわな。NHKの大河ドラマのオープニングは、そういうオープニングの中でも、予算をかけて、高度なことをやっているから、確かに、ここに並んでいる作品に近くはなるかと。そうやって見てみると、確かに、映像の演出や音楽の付け方も、『花燃ゆ』というか、大河ドラマのオープニングの流れになってしまうというか。それよりは洗練された形なのかもしれないが、うーーん。

恐らく「誰にも予想が付かないような、未来のなにか」というのをデジタルアートで表現したとしても、魅力は伝わらないし、すごいねぇと言われないんだろうな。「あぁ、こんな感じかもねと、思うぐらいの、未来のなにか」というものを目指した方が、娯楽に昇華できるというかなぁ。

この展覧会のコンセプトを読むと、なるほどとは思う。温故知新なんだから。「見えていた未来」ってのは正しいわけだ。

少なくとも、古来の日本の空間認識の論理構造は、作品に参加し、体感する、つまり、作品が人々の振る舞いによって自由に変化することだとか、人々が空間の中を自由に歩き回りながら体感することと、相性が良いという発見をしたのです。近代に捨てられた日本の古来の空間認識は、デジタルによって、再び、花開くのです。鑑賞者は、じっと止まって鑑賞する必要もなければ、作品は、変容的にも関わらず美しさを維持できるのです。鑑賞者も作品も、より自由になったのです。

「ふすま絵」や「屏風絵」などは鑑賞するものではなく、日常に置かれていたものだからな。そう思えば、テレビやスマホで表示されるデジタルアートというのは、鑑賞者と作品の位置関係としては、昔に近いってことかなぁ。


で、今回、いちばんとんがっていると思ったのは、生の草花を吊るしたインスタレーションだった。新規の展示として、はじまって1週間ほどしかたっていなかったが、既に草花は弱りはじめ、萎れてはじめていた。その弱りはじめているところに、私は胸をつかれた。

この空間にしか、この花は存在しない。

Floating Flower Garden - 花と我と同根、庭と我と一体 | チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地

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