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北沢かえるの働けば自由になる日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2004-10-12 かなしいとき〜 かなしいとき〜

金がなければ、子どもは育たない

| 金がなければ、子どもは育たないを含むブックマーク

ここんところよく見させていただいているhttp://childdoc.exblog.jp/1157428#1157428_1で、派遣社員の中絶が増えているという話。

ソースはこの本。年収1/2時代の再就職 (中公新書ラクレ)

周囲を見渡せばわかるが、

「雇用の安定とボーナスのために、死にそうなほど働くか?」

「使い捨てで、雇用の安定なしでも、自分の裁量や時間内で働くか?」

って人ばかりで、こんな人たちは子どもを産めない。

つまりこのふたつ以外の雇用形態でほどほどに会社に尽くしている人は、超ラッキー。育休などが整っていれば、なおラッキー。っても、それで次々産めるのは、公務員ぐらいだな。民間なら“いつまでラッキーだかわからないから、ふたり目は産みません”って空気が漂ってる。

女性が身勝手で子どもを産まないわけではない。食べるもの着るもの寝るところを確保するだけのお金がないと生きていけないと言うことだ。シンプルなだけに根が深い現実。

それが「経済大国」日本の、現実である。http://childdoc.exblog.jp/1157428#1157428_

ボウリング・フォー・コロンバイン』に出てきた、パートタイマーの女性の生活が、ま、この国の将来に待っているものだ。

彼女は、生活保護から脱出するための州のプログラムにより、職のない街に子どもだけ残して、バスに揺られて1時間半かけて通勤する。そして、時給約800円でウェイトレスやバーテンダーとして働く。ほとんど子どもとふれあえる時間もなく、ただただ働く。*1

同じバスに乗っていた母親の6歳の子どもは、母がいない間に面倒を見てくれている親類の家から銃を持ち出して、クラスメイトを射殺した。

「親はなにしていたんだ!?」と国中の非難が集まったが、親としての責任をとれと言うか? 子どもの寝顔しか見れない母親に。

ま、父母関係なく、国も関係なく、高い学歴や特別な技能、または経験がない限り、リストラされたら再就職先は、こんな感じに不利な条件ばかりが増えていくのが常だ。

上のブログによれば、この国の中絶件数は、約33万件。出生数は、約101万件だそうな。

しかも、既婚者の中絶が多いのが、日本の特徴って話も聞いたことがある。少子化を止めたいなら、負け犬を無理矢理結婚させるよりも、中絶しないでもすむようにすればいいんじゃなかろうか。

少子化の問題は、不妊治療にせよ、保育所不足にせよ、父親の関与にせよ、すべて母親の労働との兼ね合いなのに、経団連が怖いのかなんだか知らないが、その部分は放置したままだ。不妊治療に金を出そうが、保育所を充実させようが、父親の育休を拡充しようが、それよりも「出産後も今の仕事を続けられるかな」って不安を消して、子育てしつつ仕事できる将来を保障する方がずっと安心して妊娠すると思うがな………保障っても、今の育児休業法を指導官庁が企業に徹底させていくだけで、かなり変わると思うがな〜。

また、育児休業法の範囲外の人たちをどうするか? 離婚しても母子が普通に食べていかれるシステムや、フリーター同士の夫婦でも子どもが育てられるシステムが整えば、中絶されずに、子が産まれてくるんじゃないか。

昔は、保育園を掛け持ちしようが、睡眠時間を削ろうが、後に続く者がいるのを信じ、使命感に燃えて子どもを産んだ闘士はいた。ま、今の親たちは“私ゃあ勘弁”だろ。私もそうだ。だって、少子化を本気で憂えているのは、政府だけだもん。多産が、個人の幸福につながるイメージが全然ない。貧乏子沢山に耐えて、車も家もブランド品もいりません。って親が言い切れるほど、子ども、愛されているか? 必要とされているのか? この社会で。

児童虐待に関わる親って、無職が多い。そういうのも気になる。失業や雇用の不安定さが招く不幸は、オリックスの社長さんたちが考えてるほど、小さくはないんじゃないの。

北欧の人とかが幸せそうなのは、仕事を通じて、社会に居場所を確保できているからじゃないかな。子どもを産もうが、離婚しようが、その場が失われることはない。その安心感って大きいと思うわ。潜在的失業者のひとりとして、しみじみと。

はじめの一歩

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さあ、どう出てくるか。

青木さやかの同棲相手・コージを見たよ

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バンドマンや役者志望に多い顔だち。定職につかなそうな感じが、尽くしそうな青木にお似合いだった。番組中で、コージの故郷・石垣島まで連れていって、青木をコージの両親に会わせるということまでやった。ウッホ。

今日のヒットは、いつもここからが登場して、いちいち青木に突っ込みを入れるところ。“あんたら、暇なのか!?”ってぐらい出ていた。

で、最後に、ロンブーの敦の仕切りで、青木は、コージから両親に紹介をしてもらい、挨拶するはめになったが………緊張しまくりで素に戻っている青木の前に突然、いつもここからが参上。

「かなしいとき〜」「かなしいとき〜」「挨拶した両親が偽物だったとき〜」「挨拶した両親が偽物だったとき〜」

偽両親との仕掛けは、なんと2回。さすがの青木も、2回目には、同席しつつ知らんぷりしていたコージにマジ詰め寄っていた。

視聴者として、いやあ、「カノン」が流れる度に爆笑していたわ。女としては「信じらんない」仕打ちの数々ですが。

*1:ディテールはうろおぼえなんで、間違っていたらお許しを。コメント欄でご指摘ください

まっちゃんまっちゃん 2004/10/13 00:22 雇用の安定で会社人間or派遣でプライベート維持というのは、IT業界で転職活動中の私の今の最大のテーマです。この業界は(他も大差ないと思いますが)特に真ん中がないです。

kaerudayokaerudayo 2004/10/13 01:34 どうも。子どもがいるいないに関わらず、仕事は楽しいけど、仕事だけになってはイヤってのはありますね。正社員増やしてワークシェアする方が、いろんな意味で保険になると思うんですが、てっとり早い派遣への切り替えでゴタゴタしているのや、パートタイマーで引き継ぎが不全でパニックなどを見ると、大丈夫なのかなと。気持ちよく仕事ができる方が、能率も上がると思うんですが……。

ivyivy 2004/10/13 01:43 →は少子化が経済に与える影響についてのテキストです。http://www005.upp.so-net.ne.jp/greentree/koizumi/98k_news.htm#but3(TOPはこちらhttp://www005.upp.so-net.ne.jp/greentree/koizumi/)
母親の目線からのお話とはちと違うかもしれませんが、他にも読み応えのある記事がたくさんあります(質と量が圧倒的)。まぁ、読み出すと仕事にならないのですが^^;

kaerudayokaerudayo 2004/10/13 01:52 ありがとございま〜す。もう、遅いので明日じっくり読ませていただきます。

toni-tojadotoni-tojado 2004/10/14 21:33 現実的な解決方法としては、やはり50人以上の子供をその豊かな財力で設ける事ができたサウジアラビアの財閥 ビン=ラディンのパパを範例にする以外は道がないのでしょうか。あーあ。

kaerudayokaerudayo 2004/10/15 00:23 そうか! 金がある奴がどんどんはらませればいいんだ! しかし、アラブはすごいなと思います。性力と財力ってわかりやすくてうらやましい。米国は、仇敵と遺伝子的には近い人たちが50人いるってのは怖くないんでしょうか。身内が多い人とは、私は基本的にケンカを避けるようにしてますが……。