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北沢かえるの働けば自由になる日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2009-02-04 何度でも、何度でも

そこそこな日

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昨日は洗濯しまくったからな。

雨よ、どんとこい!


仕事で水道橋博士さんにお会いしました。楽しかった、というか、ためになった。いいお父さん。

花くまゆうさくさんが絵本を出していたとは。チェックが甘いな、最近。

ロンドンハーツ

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全国のPTAから嫌われている番組なんだが、子どもらは大好きなんだよな〜。

昨日、スペシャルで、「狩野英孝がCDデビューして、ライブを開く」という、壮大なドッキリを仕掛けていた。

クライマックスは、1000人の観客(これがドッキリと知っている上で集まっている)の前で、狩野がライブを開く。ノリノリの観客のど真ん中にある花道に踏み出し、気持ちよく歌いはじめた瞬間、奈落に落ちるところ。

しかも、奈落には真っ白な粉がたっぷり入っていて、全身粉まみれになるって、惨すぎるなぁ。

で、ロンブーの敦が登場して、仕掛けをバラすって展開。


しかし、子どもらに受けていたなぁ。

「お母ちゃん、見て見て、応援して」

と言われて見ると、3歳の息子が食卓のイスを並べて、その上を歩きながら、歌を歌い、

「ドボン」

と叫んで、座布団の山に落ちた。

「お母ちゃん、ねえ、ねえ、見た?」

とゲラゲラ笑っているんだが、? ? ?

しばらく考えて、わかった。

この並んだイスが花道で、狩野が落ちたシーンを再現していたわけね。

20回ぐらいやっていたかなぁ。あんまりしつこいんで、途中からは見なかったんだけど。


こちらに全編のすばらしい書き起こし。

2009-02-04 - はてなでテレビの土踏まず

グ社によると、公開の場でストリートビューの説明をしたのは初めて

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だそうだ。公共財って意識はないんだな。

個人の住宅などを撮影した画像をインターネットで無料公開する「ストリートビュー」について、運営するグーグル社(東京都渋谷区)は3日、画像を公開する場合、関係自治体に事前説明する方針を表明した。東京都情報公開・個人情報保護審議会で、担当者が明らかにした。プライバシー侵害などを懸念する声があり、担当者は「説明が足りなかったと反省している」と述べた。

ページが見つかりません - 毎日新聞

昨日、NHKで会議の模様を少し見たんだが、まぁ、担当者の藤田一夫氏はどうにもならない印象。批判なんて予想もしてなかった、「これから対応します」いう感じ。要は「グ社の怠慢」というところだからな。

今朝のニュースでも紹介があったが、またまた、NHKがダメだなと思ったのは、

  • ネットから十分な分量で要望を伝えられる → グ社へのメールは分量80字とかのレベルだったのは、改善されたのか?
  • ネットから申請をすれば削除をされる。 → ネットからしか申請できない。
  • 顔や車のナンバーのぼかしを機械的に行っている。 → 行っていてはいるが不十分。

ってなにが論議を巻き起こしているか、反対派の懸念をまったく伝えなかったこと。高木さんのページなんて見てないよね。

NHKのソースによれば、「削除申請してもされない人は、都に連絡してください」とのことだった。

都のどの部署なんだろうね。土木関係? 産業関係? 人権関係? つうか、削除申請ができない人も連絡するよね。

このサービスをなんらかの公共財にする気なんてないんだろうなぁ………じゃ、ダメだろ。


以下、会議の様子のメモ。

グ社ポリシーカウンセルの藤田一夫氏らがサービス内容を説明。委員からサービス開始前に被写体とされた当事者に異議を表明する機会を与えなかった理由や、プライバシーに関する検討状況について質問が相次いだ。藤田氏は「事前に説明しておけばよかった。日本にはプライバシーを専門に扱う機関がないと判断した。詰めが甘かった。これからは積極的に説明したい」と述べた。

上の毎日新聞のリンク

すげえ理由。「誰も管轄してないから、なにやってもいい」

担当者は、海外では画像を公開する前に官庁や自治体に説明していながら、日本では事前説明をしていなかったと明かした。住宅地の撮影についても「我々の想像力が足りなかった。今後は、各国の事情に配慮したい」と説明したが、具体的な改善策については「社内で議論を進めている」と述べるにとどまった。

新規サイト 共通エラーページ

ダブルスタンダードですか。なめられてるねぇ、日本は。

対象地域を拡大する場合、プライバシー権侵害などの批判に配慮し、事前に地元の自治体に説明する考えを示した。

しかし、自治体側から掲載を反対された場合の対応については、「許諾事業ではない」と明言を避けた。

朝日新聞デジタル:どんなコンテンツをお探しですか?

まあ、ネットで出尽くされた問題点でしょ。それを、ネットを縄張りにしてて無視しているのは、なぜかねぇ。耳塞いでいる、evilさよw。


高木さん、お疲れ様です。 ↓ 傍聴の記録。上の記事以上に、現状認識の甘さが際立っている。

高木浩光@自宅の日記 - 東京都情報公開・個人情報保護審議会を傍聴してきた


追記 わかりやすく、なにがevilかを。

 なお、ストリートビューのどこが悪質であるかを、はっきりと明示しておこう。

 この悪は、本質的には、次のことだ。

 「大勢の情報を少しずつ盗んで、自分の金儲けに利用する。相手が文句を言わない限り、盗み放題」

 比喩的に言えば、次のことに相当する。

 「対象領域の人々から、1軒あたり 10円ずつ盗む。そのことで莫大な泥棒をなす。ただし、要求があれば 10円を返済することで、罪を免れようとする」

 Google がやっているのは、そういうことだ。

http://google-and.meblog.biz/article/1395795.html#more

念のため、グ社の倫理規定は

「Don't be evil」

らしいよ。って、規定は規定ってだけだがw。

七田式とか、フラッシュカードとか、英語耳とか

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七田眞は、現代のアカデミズムにおいてほとんどまったく評価されていない。彼のやっていることは、いま話題の「疑似科学」まさにそれである。(公平のために付記しておけば、あくまで“現代の”アカデミズムの基準からは逸脱していると言う意味であって、100年後に七田が「21世紀のガリレオ・ガリレイ」として再評価される可能性もないわけではない――とは言え、その可能性は気の毒なくらい低いと思うが)

女教師ブログ

あんまこの人のことは知らないんだが、七田式は知っている。

で、結構、やっている人はいるんだな〜。

あと、この手の早期教育モノは、保育園でも導入されていたりする。最近、参入してきた民間が経営している奴とか、

「保育しながら、教育も!」

っての売りにしているところもあるので。

たまたま、下の子が最初いた民間経営の園で、フラッシュカードをやっていた。

次々とカードを出して読み上げるのは、まぁ、紙芝居みたいなもんだから、子どもらは喜んで見ていたよ。

“……生後6ヶ月で、英単語覚えさせてどうするよ、その前に日本語だろw”

と思いつつも、娘に比べれば、息子の絵本や紙芝居への集中力は高かったなぁ。

「この月齢にしてはすごくね。こいつ、頭いいよ。きっと大物になるよ」と夫は、当時感動していたっけ。

すごいよ、すごいよ。七田式w。

おそらくは、パターンを学習ってことなんだろうね。先生が前に座って、なにかを読み上げたら、次々と絵が変わる。6ヶ月の赤ん坊が示す集中力なんて、将来にどうつながるか予測は付かない。パブロフの犬と変わらないだろう。

はてなブックマーク - 「七田眞が引用されているテクスト」について注意したいこと - 女教師ブログ

しかし、「疑似科学を信じるなんて(藁)」と言う前に、わざわざそういうものを受けさせたがる母親たちの気持ちはちょっと考えて欲しいかな。

小学校へ通いはじめると、幼稚園育ちの子たちと差がつくんじゃないかとビクビクしているわけだ。保育園は教育の場ではないので、音楽や美術、語学など、幼稚園に比べればどうしても見劣りするからな。で、わざわざ、この手の早期教育ををうたっている民間の認定園に入れる人もいるぐらいで。公立の保育園だと、その辺、チェックが入るんだが、民間ではそこの方針だからなぁ。多少はあってもいいとは思うんだが、お母さんの中には本気の人、いるからね。

「この子がホントに好きで毎日見せていたら、自然と英語を話すようになったんですよ」

といわれて、えぇ、それ、まずくね。と思っても、突っ込めないものなぁ。*1

あと、早期教育モノの勧誘は、ホント、しつこい。

出産後、3ヶ月ぐらいはブラブラしていて、家で子どもの世話ばかりしていたんだが、そういうときに限ってかかってくるわけだ。暇だし、話し相手もあまりいない。あんま避ける気がしない状況で、電話を受けると、「サンプルを送る」というので、ハイハイ、どうぞと言うと、ビデオやCDを送ってきて、しばらくして、また、電話がかかってくる。

「どうですか? 赤ちゃん、喜んでいます?」

「いや、なんも、反応がないんですけど」 (首が座ったばかりの子がテレビを楽しむかよ)

「そうですか、でも、諦めずに繰り返し見せてくださいね。見せているうちに表情が変わってきますから」

「いやぁ、寝てばかりですからね。興味ないみたいで」(繰り返しって、親もその間、テレビ見られないんですけど)

「そんなことないですよ。みなさん、最初は興味がなかったけど、いきなり、英語のフレーズを話しはじめたり、音楽に乗って踊ったりするって、びっくりなさります」

「はぁ……そうですか」(それって、『時計仕掛けのオレンジ』かよw)

もうひとつ、以前、早期教育を問題視する教育学者や医師たちと話をする機会があったときに思ったんだが、彼らが言う「子どものためになる幼児教育」のレベル。例えば、数の概念をわからせる玩具で遊ぶとか、お風呂で文字ポスターを見て親子で読み上げるとか。音楽をかけて歌にあわせて親子で踊るとか。

とてもありきたりなんですよ。なんか、よくある遊びの延長でしかないので。

「ぬるいのよ、そんなことでは。成果が出ないわよ!」

「目に見えるような変化が起きないのよ!」

って思うような、親たちは焦るわけですよ。

トイレでうんこができないから、虎の人形使って教えなくちゃ。

「いち、に、さん、いっぱい」なんて言ってるのうちの子だけだよ、鉛筆握らせて練習しなくちゃ。

音楽かけても踊らないよ、歌わないよ、大変だぁ。ビデオを見せなきゃ。

育児に成果主義を求めるなよw

って言うか、3歳とかで、明らかな成果が出るってのは、実はヤバイ。

上の先生たちが言うにはですね、乳幼児期は全身の機能をバランス良く発達させることに心を砕く時期で、ある一部分をある方向へ力を加えて、特別に発達させようってのがまず問題だ。身体の発達と脳の発達には密接な関係があるので、頭だけ良くようとしてもそれは難しい。

ある部分に外から力を加えすぎることは、乳幼児にはかなりのストレスになるはず。しかし、彼らはそれを表現するのができない。赤ちゃんは泣くぐらいだし、幼児は親が絶対だから従うしかない。精神的なダメージは測れない分、重いのではないか。

その結果出てきた成果、例えば、英単語を覚えることは、大人から見れば学習した成果かもしれないが、それを身に付けるために、なにか必要なものを落としてしまう可能性がある。幼児期に身に付くべきものが身に付いていないと、あとから取り戻すのは大変。

以上の点を懸念しているが、科学的に因果関係が説明できないので、「早期教育はダメ」とは言えないが、どうやら早期教育によって傷つけられている子どもは少なくないらしいと思う。

子どもを育ててわかったんだが、なんか、子どもに突出した部分が出ると、期待するよりは、心配になるよね。

別に教えてもいないのに、3歳の息子は、1回見ただけの、ロンドンハーツ狩野英孝のマネをはじめて、大喜びしているでしょ。強力なインパクトや、執拗な繰り返しがないと、こんな刷り込みはされないから、なんとなく、息子は笑ってるが、実は怖かったのかとも思った。

時計じかけのオレンジ [DVD]


追記

上のエントリーを書いたのは、この下のリンクを読んだことで。

誰がなぜ七田を教育の専門家と信じさせているのか。そして、世の中に多数いるはずの本当の「教育の専門家」はいったいこれにどう対処しようとしているのか。

水伝授業」や「EM授業」もそうですが、「教育の専門家」の顔がほとんど見えてこないことに、苛立ちをおぼえます。

kikulog

上でも少し書いたが、問題があると思う専門家もいて、くっそー、ガツンとやっつけたいぜと思うが、なかなか難しい。それで「このぐらいが適当だ」という幼児や乳児向けの教育(数とか文字とかをどう触れさせるか程度)をすすめたりもしているが、七田式などのように目をひくようなキャッチもないので負けてしまう。親たちは“わかりやすく、効果が出やすそうなメソッド”を選びがちで、上のリンクのコメント欄を見ていただくとわかるが、「マーケティングの問題」が大きい。

一方で、育児は、ある種信仰に近いものがあって、その人がなにを信じているかは批判することがとても難しい。疑似科学へはまっていると思っても、

「オレの神は存在しているが、オマエの神は科学的に存在が証明できない」

って話をして、信仰を捨てる奴がいるかって、ことだ。

無邪気に「うちの子、寝言も英語で言うぐらい、英語漬けなの」と喜んでいるママに、“それ、ちょっとプレッシャーかかってね? やばいんじゃね?”と思っても、もしかしたら、本当に、その子は特別な子かもしれないし、否定的には言えないから、「すごいねぇ」と苦笑。実際、二ヶ国語を普通に話す子もいるからなぁ、どっちかの親が日本語を母語にしていない場合とかw。

またまた、親がある種の信仰を持たないのも、育児には困るってのもあって。「うちはうちだから」ってのをどう決めていくか。これだけ情報があふれて、さまざまなアドバイスが飛び交う中で、なにを信じるか。

その難しさね。

情報の流れを規制するか。リテラシーを育てるか。って、毎度の命題なわけです。って子ども産めないよね〜、マジメに考えはじめると。

*1:以前に書いた、ビデオの繰り返しがなぜ悪いか。小児科医たちの警告。http://d.hatena.ne.jp/kaerudayo/20040330#p3

stockstock 2009/02/04 07:43 >「お母ちゃん、ねえ、ねえ、見た?」
インドの牛乳屋さんw〜

kaerudayokaerudayo 2009/02/04 10:03 あの歌詞、曲の展開、なんか、久々に悪夢を見たって感じでした。アーティストってどこまでも暴走するんだな〜♪

stockstock 2009/02/04 10:39 そのうち、生まれたときからドッキリで80歳くらいで落とし穴に落ちてご臨終みたいな、史上最大スケールどっきり、できるのかなw

kaerudayokaerudayo 2009/02/04 11:06 うわぁ、米国の企業が人権がない国とかで撮影しそうだなぁ。グ社ぐらいの人権感覚ならやってくれそうw。

stockstock 2009/02/04 11:23 ↑名づけて、大河ドッキリ・・・
久しぶりに「キリド」連呼で、そのうち本人が気づいて、暗くなるのを見たいなぁ・・

LONGLONG 2009/02/04 22:34 みんな損をするのがこわいんですよね。
「7歳までにしか絶対音感は身に付かないからそれまでに」とか、「耳のいい幼児のうちにヒアリング」とか。
やらせておかないと人より損をしている気がして焦っちゃうんですよね〜人のこと言えないけど。

kaerudayokaerudayo 2009/02/05 12:59 どうも。人のこと言えないんですよ、うちだってw。

taityou@8eggstaityou@8eggs 2009/02/06 23:28  数を数えるとか、言葉をしゃべるとか、立って歩くとか、(生まれてすぐわかる障害でもない限り)ほっといてもその内できるのに・・・。
 (自分の人生を振り返って)早くできたからって、なんの利益にもならないってわかっているのに、ナニを慌てているんでしょうね?(無理に立たせるとO脚の原因になったりするのに)
 あと、英語ぐらいアメリカやイギリスに行けばホームレスだってできるっつぅ〜の。まず日本語でメシが食える仕事の実力を身につけるのが第一。外国語なんざ、必要と適性を兼ね備えた人がやってればよいこと。(まず大抵の日本人は必要に迫られないし、避けられない必要性があっても代行サービスがありますし)

kaerudayokaerudayo 2009/02/09 09:34 どうも。冷静に考えるとそうなんですよね。しかし、なぜか、焦ってしまうんですね。よくはわからないんですが、幼児教育が過熱しやすい国(日本、韓国、中国)は子育ての責任が親、特に母親に求められ過ぎって背景がある気もします。

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