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北沢かえるの働けば自由になる日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2018-05-24 静かな湖畔で

疲れているかがわからない子どもたち

| 疲れているかがわからない子どもたちを含むブックマーク

ここは大事だなと思ったので。

このつぶやきからの一連に出てくる、「がんばることはできるが、がんばることにがんばりすぎて、ボロボロになってしまう」ということは、よく起きる。んだが、それは、個々人の差が大きいし、家の環境にもよるから、客観的な指標は難しそうだなぁ。

自分の経験では、学校の先生に理解してもらうのは、難しかった。

例えば、運動会や学芸会ではガンガン前に出ていく子が、他校との交流授業に参加したら、水飲むのを忘れて、脱水症状で倒れるとか。それは単に「知らない子が大勢自分の周りに来て、話しかけてきた」ということが負荷になったってことなんだが。「なぜ、水を飲まないほど緊張するの? 1対1なら大丈夫なのに、なんで、集団だとだめなの?」とか、説明しきれないで困った。

だから、いっそ、血液や唾液をとって、ストレス指数を出すみたいなぐらい、科学的な方がいいかもしれない。なにによって負荷がかかっているかはわからないが、一定以上の負荷がかかっているなら強制的に休ませる。それぐらいにしてもいいのかもしれないが、現実的ではないな。


そんなわけで、対処法として、めんどくさい子どもらと生活していて思ったこと。

「がんばり過ぎている」かどうかは、子どもに聞いてもわからないから、観察するしかない。よく「うちは、生態がよくわかっていない、貴重な野生動物と暮らしているみたいw」という話をするんだが、とにかく観察して、「疲れているときにとる行動」や「キャパオーバーの前兆」をつかんでおく。

例えば、テレビを見ながら手足をふらふらしていたり。気が付くと踊るようにクネクネしている。友だちについて文句ばかり言う。ポジティブ過ぎるおしゃべりが増えた。食事をいつもよりこぼす。変に物を欲しがる。ぼーーっとしている時間が長い。気が付くと寝ている。

それが出はじめたら、とにかく、リラックスさせるように心がける。リラックスの方法は、「好きな食べ物を食べさせる」から「とにかく寝かす」や「ゲームをやりこむ」などなど、なんでもいいんだけど。これは鉄板というものがあると、便利。

なんだが、大事なのは、情報を減らすようにすること。疲れるってのは、処理能力を超えた情報を受け取ってしまったってことなんだと理解していた。娘については、完全にキャパがオーバーすると動けなくなるので、とりあえず、情報をマイナスにする。眠るのは、シャットダウンみたいなもので最適解ではあるし、ストレスの元が学校ならば休ませる。そればかりではいられないので、学校に通うならば、塾や習い事はお休みしてもいいんだよと伝えて、とにかくのんびりさせる。受け取る情報量を減らすと余裕が出てくるので、話を聞くと、たまっていた不安や不満がなんとなく表に出てくるので、それはそれで処理が終わったという風に、流れを作ってやる。

同時に、ストレスの原因になっているものを探る。学校の場合は、行事が近づいているや、友だちとの関係がうまくいっていないなど、いろいろあるので、友だちの親や担任の先生に疲れ切ってしまった状況までの経緯や、気が付いたことががないかどうかを聞いてみる。

それを何回か繰り返しているとパターンが見えてきて、「これはできる」や「これは難しい」といろいろわかってくる。そんな風に、できる範囲やできる許容量を親が理解しつつ、ある程度コントロールするみたいなことをしているうちに、本人にもなんとなく「ここからは無理だわ」というのがわかってくると思う。

まぁ、それでも、完全にはわからないから、コントロールはかなり長くやり続けるしかないが、快適さや損得がからむことを理解すると、結構、身に付く気がする。

しかし、学校にこの流れを伝えきれたかというと、できてなかったな。どうしたらよかったんだろうね。

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