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北沢かえるの働けば自由になる日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2017-12-11 ぼんやりとみえるなにか

北朝鮮から来た労働者は休息を知らない

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今日、ニュース番組を見ていたら、北朝鮮への経済制裁が強まっているという話題が流れてきた。さすがに中国やロシアも制裁に加わるようになり、特に影響を受けているのが、出稼ぎ労働者たちだという。出稼ぎ先から締め出され、みな、本国へ戻るしかないのだと。中国ロシアに次いで出稼ぎ労働者がいたというモンゴルでも同じような状況になっているのだと。

なかなか真綿で首を絞めるような制裁だなと思っていたんだが、衝撃を受けたのは、北朝鮮の出稼ぎ労働者の働きぶりだった。モンゴルには彼らを建設現場へ斡旋する業者がいるのだが、その業者が言うには、彼らは、休息を知らないんだそうだ。

北朝鮮から来た労働者は、現場に泊まり込んで、24時間働く。食事をする時間以外は働いている。彼らには“労働時間”というものはない」

それで彼らひとりに1日支払われるのは5000円弱。しかし、彼らがいくら受け取っているかは、斡旋業者も知らないんだとか。

彼らに「経済制裁のことを聞いたことはあるか?」と問われた業者の答え。

「そういう話はしないさ。ただ、『うちの国はすばらしいのでぜひ来てください』と言われるんだ」http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3236567.html

見ていて、寒気がしてきた。

食べるとき以外は働く、それを当然とする人たち。

北朝鮮の中は、どんな状態になっているのだろう。人々はどうやって生きているんだろう。

昔、文化大革命のころ、笑顔で行進する紅衛兵たちの映像はテレビから流れてきたが、なにが中国で起きているかは、わからなかった。

ポルポトカンボジアを占領した後、逃げ延びてきた難民たちの映像はテレビから流れてきたが、なにがカンボジアで起きているのかは、わからなかった。

もちろん、わかっていた人もいたのだろうが、大多数の人たちは、なにか、ただ、ぼんやりとなにかがみえる、なにかがおきている。それはなんなんだろうと、遠くからいぶかしげに見ているしかなかった。

ナチスドイツ強制収容所とか、スターリン粛清とかもね。

なにかが起きていることは、わかるんだが、ぼんやりとしかみえない。

そして、また、なにが起きていたかわかった時、愕然とするのか。

そして、また、その時を待つしかないのか。

どうにかならないのか。

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2017-12-10 水平線の向こうにはあぁぁあー♪

「戦国の世を終わらせる」

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今日、『おんな城主直虎』を見ていて思ったんだが、「戦のない世を目指す」や「戦国の世を終わらせる」という意識はいつごろからあったんだろうね。「戦がイヤ」という意識はあっても、小規模な抗争を止めるためには、誰かが天下統一をして、その下に全国の大名が入ればいい。という感覚で、当時の支配層は動いていたのだろうか。その辺が、すごく気になってきた。「全国」という概念はもっと後世のものだった気がしたので。

それでいつぐらいからこの手の理屈が出てきたんだろうと思ったんだが、大河ドラマでこれがいちばん記憶に残っているのは『江 〜姫たちの戦国〜』かと思った。「戦が嫌だから、権力を集中させて、天下統一」みたいなのを、信長からして「天下布武」の理由付けにしていて、その精神を江が受けついでいるから、豊臣を許し、最後は徳川に味方して、姉を説得しようとしたという流れだった気が。

ってな話をしていたら、夫が

「だって、家康の行動を正当化するのは、そういう理屈をつけるしかないだろ」

と言ったので、そうかと思った。

去年の『真田丸』は、信繁の目に映ったものしか描かないという方針もあったんだろうが、そういう過去の歴史を振り返ってからわかる、理由付けみたいなのは極力抑えていた気がする。ただ、最終回は、唯一ファンタジーを交えて、家康との対峙で出したと思った。

そうか、家康が出ている大河ドラマとすると、『おんな太閤記』辺りから出てきたのだろうか。しかし、ねねたちが、戦に翻弄されるのはイヤと嘆く描写はあったがなぁ。戦略的に考えていたかなぁ。恐らく、その前の戦国物『黄金の日々』では、秀吉や家康が権力を握っていく過程で、そういう理屈付けはなかったと思う。

家康の行動の正当化を図るとしたら、『徳川家康』からかなぁ、はっきり出てきたのは。

確かに、家康の行動を追っていくと、相当、筋の通らない、ひどいことをしている。それは『直虎』でもしっかり描写されているわけで。それでも「徳川殿に天下を取ってもらい、戦を終わらせる」と直虎が言い、今までの非道を許すのは、武士の子として、僧侶として、城主として、彼女があらゆる体験をしたからってことなんだろうな。

しかし、その広い視点や、戦略というのは、歴史上はどのぐらいあったんだろうか。

ふと思うんだよね、今、私が生きている時代ってのは、後の世からはどういう風に見られるんだろう。

離れた場所から、眺めるように、私たちに見えるもんなのだろうか。

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2017-12-08 JK無双

99.9%

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埼京線でWebで集まった男性たちが集団で痴漢をして捕まった件のニュースを見ていて、「痴漢冤罪とか言い逃れできないからなぁ、これじゃ」というような話をしていたら、

「冤罪というのは自由だが、99.9%やっているって。みんなやっているから、線路の上を走って逃げるし、キレて怒るんだよ」

と淡々と娘が言ったんで、ゾッとした。

そういう言い方するとはなぁ。誰かが誰かを嫌うとか、バカにするとか、やっぱり、なんかしらその相手からイヤな目にあったからだと思う。思いたい。理由なしにはこんな言い方はないだろう。

何度か書いているが、女子中高生がどこへ行くにも誰かとつるんでいるのを見て、「なんだかな〜。ひとりで行動できないのかよ」と思っていたんだが、しばらくすると、あれは防犯対策なんだと気づいた。通学路では、知り合いであろうが、なかろうが、同じ制服を着た子のそばに集まるようにするのが、娘たちの習慣らしい。

日本の治安はいいんだろうが、それは、弱者が防衛策を尽くしたことだって面もある気がする。

通学路での痴漢もそうだが、学校内でのいじめやパワハラ、会社内のセクハラやパワハラを見ると、女子だけでなく、男子にだってそうだ。なんていうか、反撃がしてこないような弱者を攻撃するのが好きな人たちが、この社会には一定層いる気がしている。そして、それに対して反論できない空気があり、黙っている方が得とさとす人たちがいるから、是とも否ともされず、そいつ等も罪の意識もなく次々とやっているんだろうな。

だから、そういう卑怯なことに対して、大多数の人から「やめろ」という文化ができないと、これ、おさまらないんじゃないかと。

それだと、かなり難しいよね。

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2017-11-17 We were never being boring

なりたい人になる

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今日、子どものころからの友だちに会った。話をしながら、同じ方向の電車に乗って、途中までいっしょに帰った。乗った山手線はとても混んでいて、立っているのもやっとで、しかも、急ブレーキがかかるたびに人雪崩が起きていて、まいったなと思った。次に乗り換えた東急線も、同じように混んでいて、「この時間はいつもこうだよ」と彼女は笑っていなしていたんだが、私は、なんで、こんなに混んでいるのかと腹立たしく思っていたら、

「大丈夫ですか、こっちにつかまった方がいいですよ」

と彼女が、すぐそばにいた年取った女性に声をかけた。

その女性は、杖代わりのショッピングカートをつかんで、やっと立っているぐらい足腰が不安定で、こんなに混んだ車内では転倒するかもしれない。そう思った彼女は声をかけたんだろう、赤の他人に。

自分には思いもつかなかったことだったので、驚いて、気づいた。

“あぁ、これが思いやりがあるってことなのか”

その後も、彼女は、話しかけながら、その女性が安全に快適に過ごせるように気を配っていた。今日、初めて、会った人なのに。

その様子を見ていても、自分自身はなにかしなくてはとも思えなくて、そうか、私は、そういうことにまったく関心がないというか、気が付かないんだと。

改めて、尊敬した。

前からすごいなと思っていたんだけれど、たぶん、こういうことさらっとできるのが、凄さなんだろうなぁ、彼女の。

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2017-11-16 サバービア

マツコとヒャダイン

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テレビをつけっぱなしにしていたら、マツコ・デラックスヒャダインさんが恵比寿のバーで飲みながら、昔の洋楽について話をしていて、すごくいいものを見たなと思った。

「若いころに聞いた音楽がいちばん好きだし、いいと思うんだろうね。私、今の音楽には付いていけないと思うけど、今の若い子たちは、年をとったら、やっぱり今聞いていた音楽がいいと、同じように思うんだろうね」

みたいなことを話していて、そうだなぁと。

ふたりと私は似ているわけじゃないんだろうが、次から次にたくさんのことに手を出して、どれも成功して、仕事もプライベートも幸せになるみたいな、今どきの理想を諦めている。って辺りに共感するし、好きだな。

不器用ってことなんだろうが。

高校生の頃のマツコが、洋楽を聞いて、自分が生きている社会での居心地の悪さやセクシャリティについての悩みを散らしたみたいな話は、胸に迫ってきた。

その頃の自分も、どうしたらいいのかわからないときに音楽を聴いたなと。


で、ペットショップボーイズを延々聞いたりしている。

D

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