ズタズタに引き裂かれたムスリム

この間、アフガニスタンで灌漑用水路を作っている中村医師のドキュメンタリーが放送されていて、娘と見入ってしまったんだが。

アメリカ同時多発テロから15年。今も戦乱の続くアフガニスタンで干ばつと闘う日本人がいる。医師・中村哲(69)。「武器や戦車では解決しない。農業復活こそがアフガン復興の礎だ」。中村は白衣を脱ぎ、用水路の建設に乗り出した。15年たったいま、干ばつの大地には緑がよみがえり、人々の平穏な営みが再び始まろうとしている。戦乱の地アフガニスタンに必要な支援とは何か。15年にわたる中村の不屈の歩みを通して考える。

http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2016-09-10/31/13076/2259544/

平和を作り出すには飢えないように。飢えればまた戦争が起きる。と気づいて、医療支援を止めて、灌漑用水路を作ることにした中村医師だが、灌漑用水路の次に作ったのは、モスクだった。

え? 病院とか、学校じゃないの?と思ったんだが、その理由を聞いているうちに、なるほどなと思った。

中村医師いわく、爆撃だけでなく、アフガニスタンの人々は心もボロボロにされたそうだ。

「世界中の人から彼らの信じるイスラム教は、非難されて、嫌われていた。イスラム教徒というだけで、ボロクソにいわれる。そのことで彼らは傷ついて、自信を失っていた。だから、モスクを作った」

用水路建設のめどが立って、次にないが必要かと、聞いたら、モスクと言われて、中村さんも躊躇したそうだ。

宗教施設が、食べ物の次に必要なのか?

モスク。放置しておいたら、テロリストの養成所になっちゃいそうではないか。

と思っていたんだが、モスクができたことで、彼らに自信が戻ったそうだ。モスクは学校にもなるし、病院にもなる、人々が集まれる場ににもなる。

モスクができて、その誇りを取り戻したことで、顔つきが変わったって話は興味深かったな。

コメント
0件
トラックバック
2件
ブックマーク
0 users
kaerudayo
kaerudayo

コメント欄は閉鎖中。なにかあれば、つぶやきかメールでどうぞ。