洗濯機「ドラム式 vs 縦型」2015年

最近ブログが週1更新になってしまい、
書いている時間が無いので、
下書きしていたネタを放出しようと思います。


しっかりと調べた上に記事を書いていますが、
あくまで個人的見解なので、ノンクレームでw



さて、今回は
誰もが悩む洗濯機の「ドラム式」と「縦型」の
選び方。


都内某所の電気店を10件程度まわって、
店員やメーカー販売員に聞いたり、
ネットでの比較情報をまとめてみた。



私、カエルマンが新築にする時に、
一番時間をかけて調べたり悩んだ家電です。



初めに、理屈は抜きにして比較結果から紹介。


【機種の安さ】
縦型


【洗浄力】
ドラム式(温水機能限定)


【電気代(洗濯)】
ドラム式


【電気代(乾燥)】
ドラム式(ヒートポンプ)


【乾燥機能】
ドラム式


【設置性】
縦型(奥行のみでほぼドロー)


【洗濯時間】
ドロー


【取り出しやすさ】
縦型


【静音性】
ドラム式


【節水】
ドラム式


【痛み】
ドラム式


【メンテナンス】
ドロー


【丈夫さ】
縦型



以上。




「あれ?今までの常識と違うんだけど」


と、思うでしょう。
本体の価格以外は基本的にドラム式の方が、
優れています。(上位機種に限る)


「機種が安い」
「ランニングコストは多少高くても気にしない」
「乾燥機能は使わない」
って人は、ドラム式の半額で買える


「縦型」


の一択ですが、今回は今までの認識を覆す
性能面を比べてみました。





まずは【洗浄力】
比較する機種は、ドラム式と縦型の最上位機種。
画像はネット上に転がっている物を拝借。


ドラム式「パナソニック NA-VX9500」
縦型「日立 ビートウォッシュ BW-D10XTV」



以前、「洗浄力は縦型」と言われていましたが。


トマトケチャップ


縦型


ドラム式

なんと、ドラム式の方が若干落ちている。



靴下

さすがに頑固な汚れだけあって、
落ち切っていませんね。
しかし、泥汚れに強い縦型と同等の
落ち方をしているドラム式には驚きでしょう。



これだけだとドローですが、
ドラム式には温水洗浄機能が搭載されています。


なんと、上の結果は
ドラム式は奥の手を隠していた(?)のです。


本領発揮と言わんばかりに、
40℃の温水洗浄をしてみると・・・
[:large]


こ、ここまでの洗浄力とは!


ちなみに、60℃の温水洗浄では真っ白になります。



縦型のビートウォッシュの完敗です。


少々反則に近いですが、温水洗浄は絶大なのです。



【洗浄力まとめ】
縦型とドラム式の洗浄力は最新機種では大差無し。
しかし、温水機能を使ええばドラム式の勝利。








次に【メンテナンス】


昔は、洗濯層でドラム式は「カビる」「臭いが残る」
言われてきましたが、これはメンテナンス不足としか
言いようがありません。


「月1の塩素系による洗濯槽洗浄をする」
「部屋干しの時に除菌剤を入れる」


これは、メンテナンスとして当然の事。
それを怠っている使い手が悪いだけであって、
機械は悪くありません。
家電がかわいそうです。


ちゃんと取扱い説明書にメンテナンス方法は
記載されているのに。


って言っても、まず説明書を読まない人が多い。


そこで開発者は、自動で洗濯層を洗う機能を付ける事に
したり、カビない洗濯層を搭載して
メンテナンスフリーにしたのですね。



【メンテナンスまとめ】
縦型は蓋を開けておくことが多いので、
カビの発生が遅いだけ。
結局はとっちのメンテナンスしないとカビる。
最近はメンテナンスフリーに近いので、
どちらも変わらない。








次は一番気になる【電気代】
ドラム式の方が先述で書いた通り、水道&電気代が安いです。
平均的に毎日1回洗濯(乾燥は無し)だけの場合は、
年間約4,000円ドラム式の方が安くなります。


10年使うと40,000円、15年で60,000円の差がありますね。



では、洗濯〜乾燥までやったらどうでしょう。
なんと、年間10,500円の差があります。


10年使うと105,000円、15年で157,500円の差がありますね。


もうお分かりでしょう。
縦型で乾燥までやろうなんてのは、無駄です!


追い打ちをかけるようですが、
「縦型」で洗濯のみと、「ドラム」で洗濯〜乾燥のコストは
ほぼかわりません!


外に干す手間とかを考えたら、
ドラム式で乾燥までやってしまった方が
どんなに楽かわかりますね。





さてさて、ドラム式の印象が変わったでしょう。



「で、結局どっちなの?」



って事ですが、
極力簡単な選び方をまとめました。



【縦型】

  • 外に干したいので、乾燥機能は絶対に使わない
  • 初期投資(機種代)は安く抑えたい
  • 長年買い換えるつもりはない


【ドラム】

  • 乾燥までボタン一つで済ませたい
  • ランニングコスト(電気・水道代)を抑えたい


率直に言うと、縦型のヒーター乾燥なんて、
縮むし電気代高いし使いものになりません。
やはり、乾燥機能を使うならドラム式以外は
考えられません。


その中でも、温水洗浄がある機種の
洗浄力は縦型より格段に上。
(縦型は水量が多いので、温水には不向き)
皮脂による黄ばみ、汗抜き、泥汚れも
コワくありません。




以上の事から、
洗濯機の性能面で死角の無い
パナソニック NA-VX9500にしました。


【インプレ】
細かい事はあるけど、不満はゼロ。
現時点では、最強の洗濯機と断言できます。


もし、洗濯機を考えている人がいれば、
ドラム式+温水洗浄の機種を強くオススメします。