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2006-07-27 持つ時代から、なる時代へ

持つ時代から、なる時代へ

| 06:08 | 持つ時代から、なる時代へを含むブックマーク

そういうことか

エントリー所有することへのトラックバックより

所有「物」に価値がなくなったのではなく「所有」に価値がなくなった

所有物は他人に移る。移ると同時に自分の「have」に対して認められていた価値も他人に移る。それは自分の価値ではなく所有物の価値である。「物」には厳然として価値はある。価値がなくなったのは「所有」である。

「have」に変わる価値は何か?

もちろん「be」だと考える。「自分が『何』であるか」そのものが価値として問われる時代が、ようやく始まったのではないかと。(確かそんなことを書いた本もあったと思う。タイトル失念)

「be」の時代が始まったとする根拠は?

「have」ではなく「be」の時代が始まったのだと仮定すれば、最近始まった、既存の価値観では到底理解不可能な数々の出来事(オープンソース活動とか、情報の隠蔽でなく公開&共有とか、実際に会ったこともない人を信頼する力とか、blogで情報を発信し続ける意味とか)も、すんなり理解できるのではないかと思う。これが根拠だ。

青春スイーツ-所有の喜びが失われた後には何が来るか?

なるほど、そういうことか。

インターネットによって、情報の高度な共有がなされれば、知識レベルでの所有というものが一見なくなるかのように見える。色々な経験、感情、情報がやり取りされるようになる。だからこそ、所有の属性は、価値が小さくなる。モノは豊富にあれば、みんな持っていれば所有欲を満たすどころか、所有した気持ちにもならない。

「強者の理論、弱者の理論」は弱者しか使わない

弱者を弱者にしている、唯一にして決定的な要因は、「強者を理解していない」ということ

それは強者の考えだといわれたことがある。あなたは強いから、出来るけど、私は弱いからできないんですと。自分は才能が無いとか、強くないとか、資本が無いとか、知識が、技術がないとか。もう何でも理由にしてくる。できるのならやりたいけど、弱いから、持っていないから出来ないんですとくる。

このような考えの一番の違和感があるのは、自分を弱者として固定してみているということだ。自分にはまさにそのことが、自分を弱者に固定しているようにしか見えない。前提条件で「自分=弱者」と定義しているようにしか見えない。差別するなと言いながら、一番自分を差別し、見下しているのは自分だということに気がついていない。

今の状態、現状を作っているのは、過去の自分だ。過去の自分を動かしたのは、過去の自分の考えだ。自分をどういう風にしたいかという、考えだ。その考えがあったからこそ、今の自分がある。今の自分は、昔の自分が創ったものだ。だから、未来の自分を今の自分が創ればいいと思う。成りたい自分になればいいと思う。

そういわれても出来ないということはある。誰だって苦手なことはあるし、苦手分野で戦っても仕方ないと思う。また、一番変えるときに抵抗となるのがコンプレックスだ。さらに、大きいとトラウマとなり意識に上がってこなくなったりするが。それが、邪魔しているのは認めよう。じゃあ、コンプレックスなくせばいいんじゃないかと思ってしまう。

自分の一番痛い場所に触れるのは、誰だって怖い。強いということは、自分の弱さを直視できることだ。弱いままで、ただ権利を叫べば、貰えるんだったら、人は成長しない。「アイツラが悪い」とそれで思考停止。自分を直視したくないから、自分のコンプレックスの投影先に悪意を向ける。

例えば親とか。肉親はどうしても似ている。だから、自己嫌悪を投影しやすい。悪意というのは、ほとんどの場合、自分に対する問題を隠すために行う。自分が、嫌いだということを自分に隠すために、人は無意識に悪意を他人に向ける。

そうすれば、「コンプレックス」は安泰だ。他人をいくら責めたって、コンプレックスはなくならないから。コンプレックスも自己保存力を持っていると思う。そして、それは本当に気がつかないくらいこっそりと無意識で行われる。

自分の成長を最も阻むものは、自分だ。

持つから、成るへ

持つ時代から、成る時代へ進むのだろう。みんな持っているから、判断基準が人格とか理念とかになる。嘘をつけない時代になる。嘘はいつまでもネットの上に残る。今の状態だったらまだいいが、これからはますます記憶をネット上に保存するようになるだろう。そうしたら、嘘はつけなくなる。今以上に浄化能力が働くようになるだろう。

そうなると、モノを持つというのは弱い。モノは失う。だからこそ、失わないものを貯めるという戦略に変わるだろう。人格、人間性それこそが、これからは今以上に重要になる。

なりたい自分になっておくことだ。なりたい自分になれる自分になっておくことだ。「弱者」なんていう、都合のいい言葉で自分をごまかさないことだ。その言葉を行使すればするほど、あなたは弱くなる。他人の好意に、甘えないことだ。他人の好意は、あなた側の力ではない。

抗議ではなく、感謝をすることだ。権利を叫ぶのでなく、義務をこなすことだ。悪意を向けるのではなく、好意を向けることだ。

そういうことの単純な積み上げが、人間関係での信頼を獲得する。信頼を得るために、このような行動をするのではない。信頼を得るのは結果だ。自分のしたことの結果の評価だ。あなたが信頼できる人物でいるかという、判断だ。

k,sk,s 2006/07/28 22:34 また気付かされました。
なりたい自分に今のうちに成れるようになりたいです。
まだ変換できる可能性のある今のうちに変化させていきたいです。
これから成りたい自分をイメージや意識してみます。
今回もどうもありがとうございました。
「なりたい自分になれる自分になっておくこと」、いい言葉ですね。また来ます。

kaerusanukaerusanu 2006/08/01 00:02 ありがとうございます。
自己の革新のコストを如何に下げられるかですよね。変わることを前提としたシステムの構築ですね。
私もなれるだけ、なっておこうと思います。

430430 2006/08/01 22:43 小学生の頃四年越しくらいいじめられてどうすればされないか?
を考えた結果いたった結論が
<抗議ではなく、感謝をすることだ。権利を叫ぶのでなく、義務をこなすことだ。悪意を向けるのではなく、好意を向けることだ。
これとまあ大体同じだったのでちょっくらコメントしてみたり。
まあ敵意をぶつければ向こうからも敵意を持たれる。だから他人に敵意を持たないようにする(もしくはそう見えるよう振舞う)。
あと義務をこなし、付け入る隙はを極力与えないようにするというかんじで・・・だいぶ後ろ向きかもしれませんが。
でも意識したおかげか自己改造もそれなりに成果でてるかな?

kaerusanukaerusanu 2006/08/02 00:26 コメントありがとうございます。
小学生の時点でそのことに気がついて実行できるというのは、正直すごいと思います。いや、すごいですね。

自分がこのことに気がついたのは、最近に近いですからね。気が付いても、実行の段階がまた難しいですね。つい、うっかりすると道をそれてしまう。忘れないように気をつけて生きたいですね。

430430 2006/08/02 13:48 いやいや、ちゃんと形になったのはもう高校とかそんな感じ、やっぱりこういうのって年単位で時間掛かっちゃう。
小学生の頃はまだドラえもんとか悪魔いねえかなあ。とか復讐考えてましたし。あとホームズとか明智先生の本読んで完全犯罪ってどうやるんだろう?とか(笑)
まあおかげで読書好きになって今の自分があるのでそれはそれでよし。といったかんじで・・・

kaerusanukaerusanu 2006/08/03 01:41 なるほど。確かに一朝一夕にいきませんよね。

読書はいいですね。うん。自分も読書が無かったら、今の自分でなかったと思います。

muscovyduckmuscovyduck 2006/08/03 18:41 本題とは関係ないのですが、「持つ」が英語で「have」なら、「成る」は英語で「get」です。
http://www.nhk.or.jp/shinkankaku/flash.html
↑「have」「get」は上記サイトのBack Number:week:1の説明をどうぞ。ちなみに「be」の説明はBack Number:week:3です。
なので「be」の時代ではなく、おっしゃるとおり「get」の時代なのかもしれません。
英語の能力も「get」したいものですね。

kaerusanukaerusanu 2006/08/04 01:04 ありがとうございます。英語はあまり得意分野でないのでちょっと迷ったのですよね。

日本語で言えば「持つ」というのは、精神的なものも含められますから。「物を持つ」というのがニュアンス的に正しいのかなぁと思ったり。

beというのは「である」というように解釈したので、今回の「成る」(became)としたんですけど、英語的には間違いですかね。

getだと物のほうも含んでしまうので、(というか知りませんでしたが)日本人的には逆に分かりにくくなってしまいますね。言語の違いは難しいですね。

muscovyduckmuscovyduck 2006/08/04 18:32 「成る」は「become」でも間違いではないのですが、ちょっと堅苦しい表現になります。
http://8.pro.tok2.com/~cominica/verbs-16Sample/kaisetsu/kai-get.html
おっしゃるとおり言語の違いは難しいのですが、基礎がしっかりできていれば、あとはそこから「頭の中の英語ネットワーク」を成長させることで上達が早くなるそうです。急がば回れ、ですね。

muscovyduckmuscovyduck 2006/08/04 18:40 そうそう、id:kaerusanuのようなentrepreneurship(起業家精神)をお持ちの方は、ぜひ早いうちから英語を身に着けて欲しいと思っています。日本で壁にぶつかった時、海外で道が開けることもあるからです。ベンチャー、頑張ってください。応援しています。

kaerusanukaerusanu 2006/08/05 04:32 なるほど。becomeって言い回しが硬いんですね。
getは便利ですね。ふむふむ。

ありがとうございます。頑張ります。
そうですね。英語は夏休みになるので、早速ちょっとやってみますかね。気分転換にもなりそうですし。アドバイスありがとうございます。