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KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)

2015-12-06

業界のオルフェンズー検証・日垣隆vs佐高信(Final round)

同人誌の既刊本が国立国会図書館内にて閲覧可能になっています。御興味があられる方は、同館にお越し下さい。

「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」

「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.2 盗用篇」

「ガッキィハンター日垣隆検証本vol.3 雑誌・書籍篇」

「猪瀬直樹検証本 作家篇」


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・初めて当エントリーを読まれる方は「日垣問題の記録 〜 日垣隆 研究報告 〜」「日垣隆(Wikipedia)」「ガッキィスレまとめサイト@ウィキ」の御一読をおススメします。

・当ブログへの御意見・御感想は、下記のメールアドレスまで御連絡下さい。日垣センセイの学生時代など、情報提供もお待ちしております。情報源の秘密は厳守します。また、貴重な情報をお知らせいただいた方には、謝礼も検討していますので、宜しくお願いします。
kafkaesque1924@gmail.com


日垣隆vs佐高信のファイナルラウンド

 これまで当ブログでは、日垣センセイと佐高信氏との因縁のバトルの第1弾、第2弾について、以下のエントリーで検証しました。

Wonderful Doubt! 検証・日垣隆vs佐高信(START:DASH!!) - KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)

Hのレコンギスター検証・日垣隆vs佐高信(Second round) - KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)

 日垣センセイに月刊誌『諸君!』*1文藝春秋、2000年10月号)で中傷記事も同然の「辛口評論家の正体*2を書かれた佐高氏ですが、それから7年後の2007年に『100人のバカ』(七つ森書館、2007年4月1日初版第1刷発行)での岡留安則月刊誌噂の真相*3元編集長との対談にて、日垣センセイを肴に盛り上がっていました。

佐高 こないだね、ある編集者が言ってたけど、「佐高さんの本をけっこう読んでる」っていう若い編集者がいて、「日垣隆と似てますね」と(笑)。私の担当編集者も仰天したんだそうだけど。

岡留 右と左の違いはあるかもしれないけど、からみ方は似てるかもしれない(笑)。

佐高 「週刊金曜日」の一件で、いま右翼が来てるけど、日垣に右翼が行くことはないんだよね。

岡留 それはそうでしょうね。

佐高 意外にそういうふうに見ている人がいる。そのときのからみ方とか。「諸君、正論」文化人かどうかというプラスマイナスの符号をつけないで、若い人はそういうところばっかり見るんだよね。

岡留 たぶんそうですよ。座標軸がなければ、日垣も辛口に見えるわけじゃないですか。もっと言えば、勝谷誠彦も辛口に見えるわけですよ。思想はぜんぜん違うんだけど、今の若い人はそこを見ないから、映像的に見れば同種の人間に見えちゃうところがあるかもしれないですね。
P44〜46

(中略)

佐高 日垣隆の話でも、日垣が生意気なことを書いて、『「買ってはいけない」は買ってはいけない』っていうコバンザメ商法で儲けるわけでしょ。そのときに、『買ってはいけない』というのを『金曜日』で出すっていうのは、かなりリスクがあるわけですね。企業から直接リアクションがあったりするから。で、あいつにはリスクはないんだよね。『「買ってはいけない」は買ってはいけない』っていうふうにしているから。

岡留 おちゃらかしていればいいんだ。

佐高 うん。それでちゃっかりコバンザメで儲ける。テレビの勝谷にしろ、本当にどっかかれ何か言って来るかなっていうんじゃなくて、ハンパな芸を見せるみたいなね。

岡留 勝谷はテレビ芸で、日垣は活字芸、みたいなもの。日垣はかなりの数の連載をしてるみたいじゃないですか。ほとんど一カ月書きまくっているんだろうけど。

佐高 ほかに楽しみもないんだろうからね。

岡留 興業ベタっていう話を聞いたことないしね。

佐高 ウケないよ。

岡留 だららウケないことを書くわけでしょ(笑)。

佐高 自分は辛口であると錯覚してるわけだよね。そこらへんに乗せられる編集者が増えてきたね。私は渡部昇一のミニ版だと思う。

岡留 日垣で思い出した。田中康夫を励ます会かなんかのパーティーに行ったときに、日垣が来てた。俺の顔見て、「あっ、佐高の仲間だ」って言われたことがある(笑)。「いや、別に君とは喧嘩してないし」って言っといたけど(笑)。

佐高 ダメじゃないか(笑)。そうだって言ってくれなきゃ(笑)。

岡留 いやいや、僕は日垣に対しては黙殺派ですから(笑)。
P47〜49

(中略)

佐高 それから猪瀬直樹が昔、『ミカドの肖像』を出したときに、「自分がうまく書いているから右翼は来ない」って書いてたのね。右翼に問題にされない天皇論って、どういう天皇論だ。それをまたそういうふうに書くわけでしょ。それから日垣が、「どこからでもかかってこい(原文ママ)」っていうけど、おまえは右翼がかかってくるような本を書いているのかよ、っていう(笑)。よく恥ずかしげもなく、ああいうタイトルをつけるな。

岡留 あのタイトルは花田紀凱がつけたらしいんですけどね。

佐高 でも、花田の時代も終わったでしょ。

岡留 本人の決意はともかく、世間的にはとっくに終わった。僕は連載してるんだけど(笑)。でも、文藝春秋を辞めてから、ずっと雑誌づくりは失敗してるじゃないですか。『WiLL』で部数的には成功してるのかもしれないけど、内容はとんでもない雑誌ですからね。
P52

(中略)

佐高 あなたに言われて思ったけど、宮崎哲弥とか日垣隆とか、俗っぽさを感じないね。

岡留 そうですね。どっちかといえば無機質ですね。

佐高 若い人が無機質になってるよね。

岡留 ちょっとオタクの臭いもするし、ああいうタイプの方が時代の空気をつかんでいる評論家ということになるんじゃないですかね。生々しさは、宮崎哲弥にもないし、もちろん日垣にもないという気がする。
P70

岡留安則佐高信 編著『100人のバカ』(七つ森書館、2007年4月1日初版第1刷発行)P44〜49、P52、P70

 日垣センセイが月刊誌『WiLL』(ワック)創刊号から2008年2月号まで連載していたコラム「どっからでもかかって来い!」。岡留氏の証言によると、あの下品で煽動的なタイトルは、日垣センセイというよりも編集長の花田紀凱の命名だったらしいとは、初耳でした。如何にも、土井たか子在日認定デマで全面敗訴した雑誌クラッシャーの花田らしい悪趣味なセンスと言いますか……。岡留氏が日垣センセイを「渡部昇一のミニ版」と酷評しているのは、日垣センセイと渡部が共に根っからの差別主義者で、後に両者は『WiLL』で対談するほどの仲良しで互いに評価し合っていた事実からしても、言い得て妙です。まさに正鵠を射るでしょう。

 これに対し、日垣センセイは『WiLL』(ワック、2007年7月号)の「どっからでもかかって来い!」*4反論ならぬ、支離滅裂な罵詈雑言を垂れ流していきり立っているのですが……この中で、「私は『「買ってはいけない」は買ってはいけない』に関わっていない(監修者を頼まれたが断った)。」と佐高氏の明らかな事実誤認を指摘しているのはまだいいです。日垣センセイが『買ってはいけない』シリーズへのコバンザメ商法というか、逆張りで頭角を現したのは1999年に月刊誌文藝春秋』に発表した批判記事「『買ってはいけない』はインチキ本だ」(『文藝春秋』1999年9月号)でした。同記事は単行本『「買ってはいけない」は嘘である』(文藝春秋、1999年10月20日第1刷)にもなり、翌2000年には第61回文藝春秋読者賞を受賞しました。言うまでもなく、『「買ってはいけない」は買ってはいけない (夏目BOOKLET)』(夏目書房、1999年10月)とは別物です。日垣センセイが『「買ってはいけない」は買ってはいけない』に関わっていたことは確認できません。

 一方で、佐高氏を総会屋出身」とデタラメを書き飛ばし週刊誌エコノミスト』誌上での佐高氏とのトラブルを回顧して「執筆直後から激しい圧力がかかり、「日垣が書き続けるなら俺は連載を降りる」とか「日垣が執筆陣の候補にあがっているなら俺は書かない」と至る所で駄々をこねられ、けれども私の関知しないところで発動された幼児性爆弾炸裂だったので、当然のことながら圧力をかけられた編集者たちの良識に委ねられた」と相変わらずデマを撒きちらしたり、挙句は「不肖私はこの一二年半、いかなる圧力誹謗にも耐え、反撃することもずっと控えてきた。今回も、たわごとなので、黙っていようと思った。触れるにしても、笑い飛ばす度量が必要だろう。」と記憶障害を思わせるような嘘八百を平然とついています。日垣センセイの中では、佐高氏とのトラブルの経緯など、都合の悪い事実は片っ端から抹消されているのでしょう。

 極めつけは「私は、右翼からも、解放同盟からも、朝鮮総連からも、糾弾を受けたことがある。それでも一度として自分の節を曲げたことはない。政府からも、自民党からも、民主党からも、JR東日本からも、全盛期のJALからも猛烈な抗議といやがらせを受けたことがあるが、私は引き下がらなかった。もちろん、間違っていたら、素直に謝る。しかし、間違っていない限り、圧力には屈しない。」と例によって例のごとく、無茶苦茶な被害妄想を爆発させて、架空の武勇伝でっち上げている可能性が高い部分です。この頃から既に、日垣センセイの虚言癖がエスカレートしていたのが分かります。

 無論、佐高氏も負けじと『週刊金曜日』(金曜日、2007年7月6日号)誌上のコラム「風速計」にて即座に再反論しました。

ヒガミギツネの鳴き声

 イソップの寓話に酸っぱいぶどうというのがある。キツネがそれを取ろうとして飛びつき、結局取れないので、あれは酸っぱいぶどうなのだと負け惜しみを言って、その場を立ち去るという話である。

 岩波書店入社試験を受けて合格できなかった日垣隆にとって、岩波が終生の酸っぱいぶどうとなった。日垣が、鎌田慧や奥村宏、そして私などになぜメチャクチャな言いがかりをつけるのかわからなかったが、つまりは、私たちより岩波アレルギーがあったのである。とにかく、岩波から本を出している人間が憎かった。自らも一五年ほど前に岩波から本を出し、安江良介『世界』元編集長の「ありがたい励まし」に大感謝しているだけに、その後のスタンス変更によって岩波から声がかからなくなったことに、かつての古傷の痛みがぶり返したような気持ちなのだろう。

 日垣は私に対して鬼の首を取ったように「総会屋出身」と書くが、私が編集長で久野収城山三郎にも登場してもらった雑誌を、謙遜して総会屋まがいの雑誌と言ったのである。私をそう言うなら、業界紙に勤めていた藤沢周平も「総会屋出身」ということになってしまう。

 鎌田慧日垣隆を語呂合わせ的にヒガミ隆と皮肉っていたが、彼がヒガミギツネであることは、『「買ってはいけない」は嘘である』の著者として、『買ってはいけない』の発行元である本誌の投書欄に投稿していることでも明らかである。私などは西尾幹二渡部昇一、そして日垣が常連執筆者の『WiLL』に投稿しようとは思わないが、日垣はまだ“酸っぱいぶどう”に未練があるのかもしれない。

 日垣はまた、昨年秋の日比谷公会堂の集会について(株)金曜日が右翼に「謝罪」したことを「へっぴり腰」と非難する一方で、「私は、右翼からも、解放同盟からも、朝鮮総連からも、糾弾を受けたことがある。それでも一度として自分の節を曲げたことはない」(『WiLL』七月号)と力み返っている。しかし、私は寡聞にして日垣がそんな糾弾を受けたとは聞いたことがないのである。被害妄想ではないのかね。

 いずれにせよ、ヒガミギツネはヒガミギツネなりに、これからもヒガミっぽい生き方をしていくのだろう。コンコン。

佐高信風速計 ヒガミギツネの鳴き声」『週刊金曜日』(金曜日、2007年7月6日号)P9

 佐高氏もまた、日垣センセイが右翼や解放同盟や朝鮮総連などから糾弾を受けたことがあるという怪しげな武勇伝被害妄想の可能性が高いと看破しています。

 さらに言えば、日垣センセイの総会屋云々も根拠に乏しい稚拙なレッテル貼りに過ぎません。何せ雑誌『映画芸術』を総会屋雑誌」と呼んで罵倒しているぐらいですから*5。ろくに典拠を示さないまま、他者を一方的に誹謗中傷するのも日垣センセイの十八番です。言うまでもなく、佐高氏が総会屋だった事実は、現在に至るまで確認されていません。本人も繰り返し完全否定しています。

 上記の佐高氏の再反論に対しても、日垣センセイは再々反論というか、『WiLL』(ワック、2007年9月号)の「どっからでもかかって来い!」*6で、前回よりもさらに輪をかけた罵詈雑言をヒステリックに書き散らしました。その中では、佐高氏を「わかりやすい境界線男だな。」とこれまた根拠を一切示さないまま、名誉棄損同然の差別発言をしたり、「佐高氏は、罵倒する相手について、いつもまったくノー知識で論陣を張ってしまう。誰か、おしめをしてやってくれ。北朝鮮マンセーだった月刊「世界」に金親批判の一文をまぎれこませたことで私は朝鮮総連から呼び出しと糾弾を受けた。あなたの旧知とやらの「世界」関係者にでも事実経過を訊いたらどうか。また例えば解放同盟からの糾弾については、私が中学生のとき(!)までさかのぼる。しばらく私は外出も許されなかった。執拗な攻撃だった。被害妄想なら、どんなに良かったか。」罵声を交えて、ここでも反論にすらなっていない「ソースは俺!」式のデタラメを書き連ねている可能性があります。とりわけ解放同盟云々は明らかにおかしいです。日垣センセイが中学生時代に部落解放同盟からの糾弾に巻き込まれたとか、当時の家庭環境などから考えてもあり得ない出来事ですが。話に具体性が乏しいのも、胡散臭いです。

 ともあれ、上記の日垣センセイの再々反論(?)を以て、日垣センセイと佐高氏とのバトルは完全に終結しました。当時は、日垣センセイの圧勝と見られていたようですが、今にしてみれば、佐高氏の主張の方が相対的に正しかったと断言できます。無論、佐高氏に肩入れする意図はありませんが。実は日垣センセイが佐高氏に改めて噛みついていたのは、『すぐに稼げる文章術』(幻冬舎新書)での盗用事件が発覚し、被害者サイドから抗議されるなどして窮地に陥っていた時期でもありました*7。それを考えると、様々な意味で感慨深いものです。日垣センセイがいつになくハイテンションで佐高氏に突っかかっていたのも、自身が引き起こした盗用事件での対処に追われてストレスが溜まり、憂さを晴らしたがっていた可能性があります。端的に言えば、八つ当たりでしょう。

 八つ当たりと言えば、日垣センセイは坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで、「外で「言論表現の自由」とか偉そうに言っているくせに社内では完全独裁制を敷き、会議でも社員に発言さえさせず、退職金の未払いも山積して居直り、二〇〇七年に七月には社員がほぼゼロ状態に突入、ついに街金にまで手を出した「創」での連載が残っていたかどうか。私が最も許せないのは、家庭内で日常的に暴力をふるっていながら、外で偉そうに暴力反対破防法共謀罪反対北朝鮮連帯と叫ぶ類の人々である。」と佐高氏がコラムを連載していた月刊誌『創』にまで理不尽な攻撃をしていました。街金云々などは後に『創』も事実無根として反論し、抗議していたのですが……日垣センセイが突如、『創』を攻撃し始めた経過は、次回以降で取り上げます。




★参考資料

日垣隆vs佐高信 「ヒガミギツネ云々」 | 一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ

日垣隆対佐高信 Will9月号のその後 | 一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ

日垣隆vs佐高信|一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ

日垣隆の 痩せ犬の遠吠えと弱いものいじめ - goo追撃コラム&取材メモ【予備サイト】

「買ってはいけない」は嘘である

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どっからでもかかって来い!―売文生活日記

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怒りは正しく晴らすと疲れるけれど

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オルフェンズの涙

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*1:現在は休刊中

*2:雑誌発表時のタイトルは、「人物鑑定 佐高信とは何者か」。後に単行本(文庫)収録の際に「辛口評論家の正体」と改題された。

*3:現在は休刊中

*4:同記事は、日垣隆『『怒りは正しく晴らすと疲れるけれど』(ワック、2009年8月8日初版発行)P176〜182に所収されている。

*5捏造のアバンチュリエー検証・日垣隆の共同通信(信濃毎日新聞)批判 - KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)

*6:同記事は、日垣隆『『怒りは正しく晴らすと疲れるけれど』(ワック、2009年8月8日初版発行)P198〜207に所収されている。

*7[日垣隆「盗用」]記事一覧 - KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)