今月買った本とその感想 2017年11月

話は展開しているのに特に多くを語るような気にもならない。でも面白い。こういう雰囲気を狙って出しているのだとしたら才能だなあと思います。中継役のおっさんの迫真の演技は面白かったです。買う意味を見失いかけていたので、これがなければ11巻は買わなかったかもしれません。やっぱり面白いです。敵にレイプされてるところはなんかシュールでした。ヒロインたちの強さがよくわからない。全体的に雑な気がします。
或るアホウの一生(3) (ビッグコミックス)

或るアホウの一生(3) (ビッグコミックス)

夏目くんの出番が少なくてちょっと残念でした。リンダは死亡フラグが立ちすぎで本当に死んだので面白かったです。特に99ページは気持ち悪さレッドゾーンでした。晩年の灰島紫紅は漫画であれだけきっついのだから現実にいたらヤバいだろうなと思いました。1巻はベスト10には確実に入るレベルで好きな漫画だったのでかなり期待して買いましたが概ね期待が裏切られることはありませんでした。「こいつどうかしてる・・・興覚めだ」のコンボでどうにかするという力技には驚愕しましたが、川奈昴さんがかわいらしかったので大した問題ではないかなと思いました。このように2巻は色々雑に感じる部分もありましたが、そもそも出ると思っていませんでしたのでファンブック的なものということで目をつぶります。かつて僕は自分を桜庭一樹のファンであると思っていましたが、無花果とムーン以来ほとんど読んでいませんでした。今回、文章がやっぱり素敵だなあと圧倒されて久々に読んでみたところ、思春期の素晴らしい不安定感と大人になってしまった哀しさが甦りました。解説の言葉を借りれば「物騒なリアリズム」です。さすがうまいこと言います。僕は物騒なリアリズム小説が好きなのです。またファンになりそうです。
苺ましまろ(8) (電撃コミックス)

苺ましまろ(8) (電撃コミックス)

ギャグためとはいえ、ちいちゃんの言葉遣いが汚くなるのと美羽がかわいそうすぎるのはありますが、面白いです。笹塚くんの話の最後のオチは最高に笑いました。
バビロン3 ―終― (講談社タイガ)

バビロン3 ―終― (講談社タイガ)

読んだら書きます。読んだら書きます。
12月の予定
からかい上手の高木さん7巻、ゆるキャン△5巻、編集長殺し、響〜小説家になる方法〜8巻
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