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Think Kagawa 賀川豊彦を考える RSSフィード

2010-09-27

貧困・温暖化対策へ国際連帯税検討 政府、航空券税想定【朝日新聞】

 http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201009260312.html
 グローバル化の恩恵を受けている経済活動に課税して、貧困温暖化などグローバル化の影の部分の対策に必要な財源に充てる「国際連帯税」の創設に向け、菅政権が動き始めた。前原誠司外相は21日の国際連合の会合で、航空券税を含む国際連帯税の新設を検討すると表明。だが、業績が厳しい航空会社は強く反対しており、すんなりとは決まりそうにない。

 学者や国会議員らでつくる国際連帯税推進協議会は26日、「地球規模の課題解決のため、各国が協力して資金を拠出する新しいメカニズムが必要」とする政策提言を発表した。寺島実郎座長(多摩大学長)は「新しい税には拒絶反応も多く慎重な議論が必要だが、国境を超えて動く人はやはり500円、1千円くらいは責任を共有してもらいたい。政党の枠組みを超え、国家的な理解を得られる良い事例としたい」と話し、衆参両院の多数派が異なるねじれ国会にあっても、立法に向けて動き出すべきだと強調した。

 国際連帯税は岡田克也外相が前向きで、外務省は来年度税制改正で「国際開発連帯税」の創設要望を8月末に提出。政府税制調査会は9月から課題整理の議論を始めた。前原外相も検討を表明し、実現への機運が高まった。

 では、どんな「グローバルな活動」に課税し、だれが負担するのか。外務省や推進協議会は、国際線航空券と両替・海外送金も含む通貨取引の二つを想定するが、外務省が要望で触れたのは航空券だ。

 国際連帯税はもともと、通貨取引税の考え方から広まったが、導入例はない。世界の主な通貨を対象とし、基金などで一括徴収するしくみが効果的とされるが、米国中国は議論に積極的にかかわっておらず、具体化していない。

 一方、航空券税はフランス韓国で導入済み。航空輸送はグローバル化の恩恵を大きく受けており、飛行機に乗れる「豊かな人」たちから少しずつ徴収するという考えであれば理解が得やすいからだ。

 だが、航空券への課税となれば、結局は乗客が払う運賃に上乗せされる可能性が高い。フランスでは国際線の場合、エコノミークラスで4ユーロ(約450円)、ビジネスクラス以上で40ユーロ(約4500円)の税金分が運賃に上乗せされている。日本でも海外と同様、国外に向かうすべての飛行機の航空券に税金をかける考え方が有力だ。

 海外からの観光客誘致などにも水をさしかねず、全日空の伊東信一郎社長は「航空券連帯税は言語道断。国際競争力をつけるうえでも反対だ」と主張する。政府途上国援助(ODA)との関係をどう位置づけるのかも、議論が必要になる。(伊藤裕香子)

    ◇

 〈国際連帯税〉 世界的な問題の解決に必要な資金を調達するため、国境を超える特定の経済活動にかける税金貧困飢餓の撲滅などの国連ミレニアム開発目標の達成や、地球温暖化対策に必要な巨額の資金をどう調達するか、という考えから生まれた。通貨取引や国際航空券を対象とする仕組みが想定され、航空券税はフランスやチリなど10カ国以上で実施されている。

 世界連邦運動ニュース
 http://wfmjapan.sblo.jp/article/40980700.html

2010-09-22

“国際連帯税”議論本格化へ【NHK】

http://www.nhk.or.jp/news/html/20100922/k10014131431000.html
世界の貧困問題の解消に向けた援助資金を確保するため、国際線の航空券などに課税する「国際連帯税」についての国連の会合がニューヨークで開かれ、今後、議論を本格化させていくことになりました。

この会合は、世界の貧困問題の解消などを目指して、国連で開かれている「ミレニアム開発目標」の首脳会合にあわせて開かれ、前原外務大臣などおよそ60か国の代表らが出席しました。国際連帯税は、国際線の航空券や為替取引など国境を越える経済活動に各国が課税し、途上国貧困問題を解消するための資金に充てるもので、ODA政府開発援助を補う手段として検討されています。これについて、議長を務めたフランスのクシュネル外相は「わずかな負担で途上国を支援できる制度で、ちゅうちょしていたら途上国を救えない」と述べ、「国際連帯税」を各国が導入すべきだと訴えました。また、共同で議長を務めた前原大臣も「ミレニアム開発目標の達成のためにも、革新的な資金調達について、国際的な取り組みを、よりいっそう推進させることが必要だ」と述べ、今後、議論を本格化させていくことになりました。前原大臣は会合のあと記者団に対し、「資金調達の必要性は誰もが認識しているので、より具体的、技術的に詰めた議論をしっかりやりたい」と述べ、ことし12月に東京で会合を開き、より踏み込んだ議論を行うことを明らかにしました。

2010-04-18

賀川記念館がグランドオープン【神戸新聞】




 神戸市の賀川記念館が17日、グランドオープンした。5階建ての4階にミュージアムを開設。生活協同組合運動や関東大震災被災地での活動、平和運動など賀川の幅広い功績を12のブースに分け、写真や映像で紹介した。記念館は今後、賀川の研究、発信事業を展開していく。








2009-12-23

「愛の行動」受け継ごう 【神戸新聞】

 「愛の行動」受け継ごう 【2009年12月23日神戸新聞朝刊】



2009-12-22

【産経抄】12月24日イブに思い出される賀川豊彦

 23日の四国新聞コラム「一日一言」に続いて「産経抄」がクリスマスイブにちなんで賀川豊彦を取り上げた。手前みそだが、イブ=賀川豊彦が連想されるようになっただけでも賀川豊彦献身100年記念事業を始めた意義があったのではないかと喜んでいる。(伴武澄)
 http://sankei.jp.msn.com/life/trend/091224/trd0912240228001-n1.htm
 今夜はクリスマスイブ。街の広場ではツリーが飾られ、あちこちで同じメロディーを耳にする。京都市立下鴨中への謎のプレゼントも、話題になっている。日本人はこれほどまでに、キリスト教のお祭りが大好きなのに、信徒の数ときたら総人口の1%に満たない。

 ▼神学者の古屋安雄さんは、近著『なぜ日本にキリスト教は広まらないのか』(教文館)のなかで、初期の信者が武士階級中心だったことによる「敷居の高さ」を、理由のひとつに挙げる。日本の教会は、神学の知識こそ進んでいたものの、貧困の問題などに対して、目を背けがちでもあった、とも。

 ▼一方で、「貧しい人々と共に生きた」キリスト教社会活動家の賀川豊彦(1888〜1960年)を高く評価する。16歳で洗礼を受けた賀川は、ちょうど100年前のきょう、生まれ故郷、神戸の貧民街に入った。病人の世話や生活相談に応じながらの伝道活動は、12年間にも及ぶ。

  ▼このときの体験を基にした自伝小説『死線を越えて』は続編と合わせて400万部という空前のベストセラーとなった。労働運動、農民運動、生活協同組合運動の指導者でもあったが、戦後になると、次第に忘れられていく。熱烈な皇室崇拝が、進歩派やキリスト教関係者から疎まれた面もある。

 ▼ノーベル平和賞に加えて、文学賞の候補者でもあったことがわかり、再び脚光を浴びるようになったのは、ごく最近だ。賀川は、神戸のスラムに入るとき、ディケンズの『クリスマス・キャロル』を思い浮かべていたという。

 ▼強欲なスクルージがやさしさに目覚めるおなじみの物語。家族でケーキを囲むのもよし、恋人と過ごすのもよし。ただ本来は、社会的弱者を思いやる日であることを忘れたくない。