オフ会、再確認。


 再度、オフ会の参加者を確認します。現在のところ、参加決定者は、

id:kaien
id:mana-7sea
id:kande-takuma
id:Philos
id:soga-no-shachi
id:kaizenai
id:ho_u
id:fonsi
id:deltam
id:Cichla
id:Erlkonig
id:kim-peace
id:hasidream
id:A-kiyama
id:skerenmi
id:kirara_397

 の16名。平和さん(id:kim-peace)はぼくの一存でかってに呼びました。

 以前参加表明された、

id:usausaw

 は、まだ参加が決定していないので、なるべく早く参加不参加を意思表示してください。お願いします。

 また、参加希望者はメールフォームからメールアドレスと携帯電話の番号を送って下さい。折り返し、ぼくの番号を送ります(既におたがいに知っているひとは不要です)。

S・キング「小説作法」

小説作法

小説作法

ちょっと読んでみたのですが、(自分にとって)気になった部分、注目しておきたい部分をここにめもっておきます。

思うに、読者を引き付けるのは作中人物に対する共感だろう。
人物の行動、その置かれた状況、発言に、自分の人生や心情に連なるものを見出して、
読者は作品に感情移入する。こうした読者との交感は計算ずくでできることではない。

作家は何であれ書きたいことを書いて、息を吹き込み、人生、友愛、対人関係、セックス、職業などについて
自前の見解を示すことによって個性を主張しなければならない。わけても職業は重要である。
読者は作中人物の職業に強い関心を示す。なぜだかしらないが、これは事実である。

背景情報について、これだけは心得ておかなければならないことがある。(a)人にはかならず個人史がある。
(b)個人史は総じてさほど面白いものではない。
背景情報は素材を厳選して、書くに値しないことにかまけてはならない。

あと「文章はすぐ水ぶくれになってしまうので、どんどん切り詰めろ」とか。キング先生のいうことなのでとっても説得力がありますねー

キャラクター

ラノベ(には限らないだろうけど、マンガなんかも含めて)のキャラクターというのは、単純明快で、一色で説明できるキャラクターが多くはある。
天才軍師とか、戦闘バカとか、ツンデレとか、復讐鬼とか、能天気とか、女好きとか。
そういった一つの要素が、大抵の場合過剰に現れて、それだけでキャラクターを説明してしまうのが、ラノベのキャラクターというものではないだろうか。
構成要素が複雑だったり、屈折していたりするキャラクターは、現実的ではあるし、深みもあるのだろうけど、分かりにくい。また、ストーリーの枠の中でキャラクターを光らせながら転がすには、一つの要素で染められたキャラクターというのが、使いやすくはある。
多分、そういうキャラクターは嫌だ、きちんとした人間の内面を書きたい、というような人には、ラノベは向いていないのだろうと思う。

平凡な主人公を書けない。

 哲学さんはどうにも、いわゆる「ありふれたどこにでもいる普通の少年」というものを主人公に据えるのが苦手である。
 どうにもこうにもこの平凡とか普通という概念が哲学さんには希薄というか、そんな特徴のない「普通の人間」というものがなんとなく現実離れしたものに映るからである。
 何の、これといった特徴もなく、平均値の存在――そういうものには少なくとも哲学さんの人生の中で出会った覚えがない、と思う。なにかしらの個性を誰もが持っていると哲学さんは思う。
 なので、哲学さんの書くキャラクター達はどうしても一癖もふた癖もあるやつらが多い。
 逆にどうにも特徴のない人間はそれはそれで特徴がある人物になり、たとえば藤子不二雄先生の『並平家の一日』みたいに、もはやある種の神格化した存在になるなぁ、と思う。
 ギャルゲ的主人公達もそれぞれにやっぱり特徴はある訳で――みんなの最大公約数的な条件を満たすキャラクターというものはなんとはなしに哲学さんとしてはどうにもピンとこないところ。
 ここら辺は実に変人と呼ばれ、最大公約数の外に属しているとか言われてる哲学さんの最大の弱点だなぁ、と思う。
 難しい。




 それはそれとして、今日は幼なじみの友人と某映画を見に行ってたのだが

哲学「いや、やっぱり『なすのきのこ』の作品はさ……」
友人「……? あれって『なすきのこ』、て読むんちゃうんか? お前、いつもそう呼んどるけど」
哲学「……あ。そう言えばなんか俺『の』をつけてたな」(←無意識)
 ふむ、と考える。
哲学「いやさ、なんか、奈須、て言葉が俺的になんか古風なイメージで、なんとなく『平の清盛』とか『源の義経』みたいに名字の後に『の』を入れてしまうねん」
友人「なんだ。ただの癖か」(←それで済ませるあたりが幼なじみ)

 ……哲学さんと同じ癖を持つ人はきっと少ないだろうなぁ。普通の人間とは難しい。