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Something Orange このページをアンテナに追加

2007-11-23(金)

 セフレだっていいじゃない。


柳田君と水野さん (ホットミルクコミックス 251)

柳田君と水野さん (ホットミルクコミックス 251)

 いま、巷で話題のエロマンガ。妙に各所で取り上げられているので、ちょっと読んでみました。

 ああ、なるほど、これはちょっとおもしろいかも。タイトルにある「柳田くん」と「水野さん」がひたすらエッチしまくる、ただそれだけの漫画ではあるのですが、一途で助平な柳田くんが妙に印象的。

 基本的には欲望に忠実なエロ高校生ではあるんだけれど、かれの場合あくまで水野さん一筋なので、何だかちょっと好感がもてます。

 ツンデレな水野さんはあくまで冷たく振る舞うのですが、だんだんかれに好感を抱いて行くわけです。いや、そりゃ、あれだけ好き好きいわれつづけたらほだされもするよね。

 好きだけれど傷つくことが怖くていいだせない、がデフォルトのヘタレラブコメに慣れているとこの感覚はちょっと新鮮。

 最初は悪役のように見えていたイケメンの武田くんがだんだん良い味を出してくるあたりも作者の優しさを感じさせます。話題になるのもわからなくはない。

 ただ、正直、画力はまだまだだと思う。ぼくは絵心がないので詳しく解説は出来ませんが、この表紙の水野さんも、からだのバランスがおかしいような気がする。

 でも、どんなに冷たくされてもひたすらしつこく愛を告げつづける柳田くんはやっぱり可愛い。水野さんは「勘違いしないでよね! あんたなんか、だたのセフレなんだから!」と、ツンデレテンプレな言動を続けるのですが、ここまで来るともうセフレでもいいじゃん、という気が(笑)。

 おたがいに傷つけあう夫婦や恋人たちだっているわけで、仲良しのセフレならそれはそれでかまわないんじゃないでしょうか。

 「彼氏彼女」という制度のなかにいないと安心できない関係より、よほど良いんじゃないかとぼくは思うですよ。

 ただそのひとしか抱きしめたくないと思うなら、そのひとの指しか気持ちよくないと思うなら、そりゃもう性欲どころじゃない、愛だよ、愛。