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Something Orange このページをアンテナに追加

2008-04-05(土)

奈須きのこの才能を疑うには早すぎる。


 たぶんすでにご存知かと思いますが、TYPE-MOONの公式サイトで新作『魔法使いの夜』が告知されています。

 『Fate/hollow ataraxia』以来数年ぶりの新作ということで、期待は高まるばかり。妄想は広がるばかり。早くも鼓動が高まる思いです。

 一方、

 魔法使いの夜は、奈須きのこ氏が「月姫」発表以前から暖めていた作品です。
 そして「Fate/stay night」は、きのこ氏が高校生のときに着想を得たものだったと、どこかで見た覚えがあります。
 となると、きのこ氏は月姫以降完全新作を発表していないことになる。少なくとも、ゲームでは。
 まさかきのこ氏のアイディアって、もう尽きてしまっているのでしょうか――?

 という声もありますが、心配いらないんじゃないでしょうか。

 ゲームでは新作を出していないとはいっても、小説では『DDD』を発表しているわけですし、この『魔法使いの夜』は、『月姫』以降のゲーム作品としては二作目にあたるわけで、才能の枯渇を怪しむのはさすがに早いかと。

DDD 1 (講談社BOX)

DDD 1 (講談社BOX)

 それに『魔法使いの夜』をリメイクとはいっても、ただ小説をそのままゲームに移植するだけのものになるはずがありません。

 基本的なアイディアの部分は流用するにせよ、さまざまに改良がほどこされているはず。むしろ、小説版とは似ても似つかないものになる可能性のほうが高いんように思います。

 そもそも『魔法使いの夜』にしても『Fate』にしても、奈須さん本人が公開するレベルに達していないと判断しているからこそいまのいままで封印されているわけで、そのままゲーム化されるとは考えがたい。

 『Fate』も小説版はゲーム版とは全く異なる代物らしいですしね(小説版のセイバーは男性らしい)。

 また、小説版『魔法使いの夜』は若き日の青崎青子を主人公としているらしいですが、おそらくゲーム版では男性主人公に設定変更されるのではないかと思います。その時点で小説版とは決定的に変わってくるんじゃないかな、と思うのです。

 もちろん、それらの事情を加味して、それでもなお、リメイクではない完全新作を望みたかったという意見もわかります。ぼくもそう思わなくはない。

 しかし、いずれにしろ、奈須さんの世界はどこかでつながっているわけで、そういう意味では新作もリメイクもそれほど大きな差はないともいえるのではないでしょうか。

 ま、とにかくいまは何をいってもまだ妄想の粋を出ません。正式発表されるまではネット上でもさまざまな憶測が飛び交うことでしょう。『Fate』のときもそうでしたが、いまがいちばん楽しい時期かもしれませんね。

 『月姫』をも『Fate』をも超える作品を希望します。