いかに管理しいかに言うことを聞かせるか

ISBN:4569641350:detail

 安倍氏の著書と一緒に読んでいたもの。感想は、サッチャーの武勇伝を聞かされている感じ。そして、自分たちもそういうことができたらいいなと思いながら書かれたんだろうなというのがよく分かる本。お薦めはしない。
 内容は、教育、学校、教師をいかに管理し、いかに言うことを聞かせるかということに主眼が置かれたもの。だから、サッチャーの教育改革の負の部分には目が向けられていない。
 イギリスでは、ダメな学校は廃校になったり、ダメな教師は辞めさせられているということを紹介している。だけど、イギリスではそういう学校や教師を支援して立ち直らせるための仕組みがある。何もしないでただ管理だけやってダメなら排除するというものじゃない。でも、そういうところはきちんと書かない。
 これだけ読むと、サッチャーの教育改革は素晴らしいなんて思ってしまう。安倍氏の著書でサッチャーの改革が称賛されている。この本の著者の一人に安倍氏も名を連ねているので称賛して当然だなということだけは分かった。

教育劣悪化への道

安倍氏、早くも人事着手!!…総裁選当確で頭の中は政権構想でいっぱい!?

浅川氏、山村氏が「B(政権入り有力)」と、ともに推すのが稲田朋美氏。「文部科学大臣に抜てきする可能性がある」(山村氏)という。

 稲田朋美氏がなぜ、こんなに評価されているのか理解できない。稲田氏が文部科学大臣になったら教育劣悪化への道へと突っ走っていくだけじゃないか。稲田氏がこれほど評価されているということは、教育を軽視しているからなのではないだろうか。なんにしても稲田氏の文部科学大臣就任は最悪の人事だ。

さっそく

 「はてなRSSキーワードウォッチ能登場」ということなので、さっそくサブアカウントを取得してhttp://r.hatena.ne.jp/kaikai000011/で「教育基本法」と「教基法」をキーワードに指定してみました。
 役に立つのかどうか分かりませんが、パブリックモードにしているのでご利用ください。