2010,05/07
■在日米軍普天間基地問題について
いろいろ読んだが、この政治学者チャルマーズ・ジョンソンの提言が最も、説得力がある。
つまり、そもそも在日米軍基地は十分足りていて、移設もくそもなく、「移設問題」は存在しない。
なんでも、米軍内部の利権争いも背景にあるとか。
http://diamond.jp/articles/-/8060
鳩山首相も、もう、ボロボロになるよりか、
こういう提言に耳を貸せばよいのに。
他でもつぶやいたが、まずは、
1.「戦後のつけを沖縄に押し付ける」ことが最大の問題なのだから、沖縄からの米軍撤退が第一目標。
2.ついで、ではどこに移設するか、ということであったが、これについても佐世保とか大村とか大阪とかの話しもあったが、上記チャルマーズ・ジョンソン氏の提言にもとづけば、移設の必要なし。
3.よって、普天間基地の閉鎖。これですべてが解決する。ついで、沖縄の他の基地も随時閉鎖。
これで終わる。
「脅威論」で政党つくるところはあっても、こういう提言で政党つくろうとする勢力が皆無なのは、
それこそ「日本人に精神力がない」からである。
「たちあがろうとして、たちあがれない日本」…これを土方巽コンプレックスという。
いろいろ著書があった。
- 作者: チャルマーズ・ジョンソン,鈴木主税
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■葡と銃
「帝国の起源」で調査していてひっかかっていたのは火縄銃の伝来で、もしイエズス会=葡萄牙帝国の前衛部隊が東アジア地域の掌握を目論んでいたとしたら、そんなみすみす侵略先の軍事力を強めるようなことはするはずないから、おかしいと思っていたら、いろいろ説があるようだ。
宇田川武久氏の説では、倭寇による伝来などを提唱しているらしく、これはたしかに説得力がある。
しかし1606年に臨済宗の僧侶南浦文之が著述した『鉄砲記』では種子島への伝来の様子が記録されているという。
乗っていたのは、五峰という名前の中国人、葡萄牙人の牟良叔舎(フランシスコ)と喜利志多佗孟太(キリシタダモッタ)で、彼らが火縄銃を伝えた。
種子島島主はニ丁購入し、それを分解解析して複製をつくるにいたる。
…二丁。たったニ丁を売るためだけに訪れたのだろうか。
いや、漂着とあるから、遭難して種子島人に救助拉致され、身元調査を行ったところ、密貿易者だったから、ニ丁の銃の献呈をもって解放となったのだろうか。
…当時の火縄銃はまだ技術的にはこけおどし的なものであったようで、武器としての精度は弓の方が上位にあった。であれば、こういう取引も成り立つ。
なおウィキペディアには宇田川説への反駁として、日本で改良された火縄銃が阿蘭陀商人によって買い付けられ、東南アジアに輸出されていったとする説がニッケル、ブレーヤ説として書かれてあるが、この学説がどこで読めるのかは不明。
英語版ウィキペディアArquebus(アルクエブス=火縄銃)の記述では、火縄銃は元は14世紀中国明軍で使用されていたとあり、欧州ではマーチャーシュ1世時代のハンガリーが最初に使用したとある。
銃の銃の誕生には諸説あるが、14世紀?末に原型が開発されたといわれる。
もっとも、前史という意味では、元寇の際の元軍の「てつほう」「震天雷」とか、宋時代の火槍がある。
火槍は、北方民族侵攻の際に防御用として使用され、1260年には宋軍が常備する。
年表をコピペ編集@備忘。
15世紀前半 フス戦争において、ヤン・ジシュカに指揮されたボヘミアのフス派軍が銃を組織的に運用し、西欧の騎士を主体とした軍隊を破る。
1473年 銃を主兵器とするオスマン帝国のイェニチェリが、白羊朝の遊牧騎馬軍団を破る。
1514年 イェニチェリ銃装備軍が、サファヴィー朝のクズルバシュ騎馬軍団を破る。
1540年 現在の拳銃の原型が開発される。
1543年 日本へ鉄砲伝来。種子島に火縄銃が伝えられる。その後半世紀程で日本は当時世界最大の銃保有国となる。
1650年代 火縄式(マッチロック式?)から火打ち式(フリントロック式?)に移り変わる。
画像は10世紀に制作された敦煌壁画で、火槍が見える。
*1:http://www.日本の武器兵器.jp/hinawajyu/denrai/index.htm