日本兵、歌う

9月11日(土)夕方6時半から「ちいさな野菜畑」の「こびる食堂」で行われた、日本兵による軍歌のコンサートに行ってきた。 「ちいさな野菜畑」は、産直として始まったが、今ではよろず屋さん、という感じだ。 地元岩手の新鮮な野菜などを、オーナーの小島さんが集めてまわり、店に置いている。 それは、小島さんのメガネにかなったものだけである。そこが、他の産直と違うところだ。 ひとつひとつのこだわりがすごい。 それは、彼のブログで味わってほしい。 http://blog.chisana-yasaibatake.jp/ さて、日本兵である。 日本兵は今22歳? 岩手大学農学部の4年生だ。 岩手の岩泉というところが出身地。 卒業後は岩泉で働きたいと言っている。 おじいちゃん、おばあちゃんに教わりながら、歌本にある軍歌を覚えてきた。 人のギターを借りて、よくもそこまで、という技術を駆使しながら、きれいな声で軍歌を歌う。 もちろん、戦争反対である。 が、彼の歌は口コミで広がり、ときどき施設などで高齢者に歌って聞かせるそうだ。 というよりも、一緒に歌っているのだと思う。 今回のコンサートで、軍歌は人間の歌だなあ、と思った。 もしかしたら、これほどあの戦争時の人々の心を知っている20代はいないのではないかと思うくらいの人物である。 一晩でも語りたいやつである。 さて、こびる食堂自慢の品々をいただきました。 ・岩手短角牛のコロッケ ・キムチの生春巻き ・大豆のから揚げ ・短角牛のから揚げ ・レンコンのつくね ・かぼちゃの塩パイ ・糸こんにゃくのチャプチェ ・油揚げ4枚を巻いて、中にはリンゴジュースと・・・ ・芋の子汁 ・醤次郎と豆蔵 ・しょっつるのおにぎり ・米蔵おにぎり ・枝豆 ・みずの実 そして、にこにこ動画の生放送も行われました。平佐先生と久しぶりにお会いしてお話をした。 軍歌の替え歌をプリントして持って来てくださった。 松園東小学校で、ときどき理科の授業をしているそうだ。 お元気そうでなにより。