『仕事が夢と感動であふれる5つの物語 (講演CD付)』

福島正伸さんの「心に響く感動の物語」が発売になりました。

仕事が夢と感動であふれる5つの物語 (講演CD付)

仕事が夢と感動であふれる5つの物語 (講演CD付)

どんな仕事も楽しくなる3つの物語

どんな仕事も楽しくなる3つの物語

『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』の「駐車場のおじさん」の話では涙が止まりませんでした。前書では「仕事に対する考え方」がテーマでしたが、今度の『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』では、「人生を変える夢の力」がテーマになっています。

「馬車のパレード」「日本一のパパ」「今日の言葉」「はじめての神輿担ぎ」「菜の花鉄道」

さすがに前回の様に涙が止まらないということはありませんでしたが、全部実話に基づいているとのことで、「あきらめない夢をもつこと」の大事さがひしひしと伝わってきました。

講演CD(30分)付きです。福島さんの話はとても楽しくわかりやすいです。
また、最近は発刊ラッシュみたいです。

リーダーになる人の たった1つの習慣

リーダーになる人の たった1つの習慣

「夢」が「現実」に変わる言葉

「夢」が「現実」に変わる言葉

『紀伊国屋サザンセミナー 小宮一慶×勝間和代スペシャル対談 「本のちから〜本はあなたと社会を変える〜」』

小宮一慶さんと勝間和代さんとの「読書論」対決?に行ってきました。

小宮さんの『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』刊行記念なのですが、勝間さんも10/1に『読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ 』を発刊するため、このようなビッグな「読書論」対談が実現したみたいです。

この勝間さん本は小学館101新書創刊ラインアップの1冊目です。小学館のサイトで本の紹介の動画が見られます。

会場はもちろん満席でした。最初の来場者への挙手でのアンケートによると、勝間本の読者率は100%、読書量(10~30冊/月以上)も50%以上と私も含めてコアな「カツマニア」(「カツマー」とも最近は言うらしい。)が大集合でした。きっと勝間本を全て読んでいる人もたくさんいたことでしょう。

今回の勝間さんはとてもシックな黒系のスーツ服装で、なんとスカートをはかれていました!
さて、講演会の内容ですが、smoothさんの「マインドマップ的読書感想文」ブログで詳細に記載されています。こちらを是非ご覧ください。
ここでは特に印象に残った内容だけを記します。

読書が得意になった理由
幼稚園時代から本好きで幼稚園にある本は全て読んでしまった。読書力は筋トレと同じで小さい頃から鍛えている。(勝間さん)

本を読む時間の作り方
本は月に50〜100冊は読み捨てる。すきま時間の全部を本を読むことに当てている。ベッドの周りには常に読みかけの本であふれている。(勝間さん)

本の読み方
フレームワークをつかむことが大事。本は著者との会話なので「これを教えて貰うんだ」という想いを持ってまるで講演会に行くのと同じ感覚で読む。小説に関しては五感を働かせてイメージすることが大事。小説はもちろんフォトリーディングでは読まない。(勝間さん)

本の選び方
ネイルサロンの近くに行きつけの本屋がある。どこに何があるか分かっているので新着の本があれば全て見る。関心があれば全部買う。WEBの書評も参考にしていて気になったものはクリックして購入する。ただし、日本のビジネス書に関しては内容がほぼ分かるので実はあまり買っていない。(勝間さん)

小宮さんの講演の内容については、ほとんどが『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』に記載されていますので、こちらをお読みになることをお勧めします。講演会の会場でこの本を購入して帰りの電車の中で読んだのですが、あまりの面白さのため、スタバに寄って一気に読了しました。最近は読書論の本が数多く出版されていますが、読書の新しい視点を提示してくれています。

・情報を得る読み方と、思考力レベルを上げる、つまり頭をよくする読み方とは根本的に違うのです。

・読書法を、その目的に応じて、速読と通読(レベル1とレベル2)、熟読、重読の五つに分ける。

・小説や簡単なビジネス入門書などのようなレベル1の通読と、線を引いたり感じたことを書き込んだりメモするなどしながらじっくり読むレベル2の通読がある。

・熟読とは、ゆっくり読むのではなく丁寧に読むことです。・・・この熟読という読書法こそが、もっとも頭を鍛え、論理的思考力のベースをつくる、つまり、頭をよくする読書法なのです。

・通読や熟読で、頭を鍛え、論理的思考力を高めて、一定の知識ベースをえたてからのほうが、ほんとうの意味での速読を行えるのです。

本とは「情報や経験を得て人生や仕事に活かすもの」と理解していましたが「頭をよくする」方法でもあったのですね。論理的思考力レベルが高い人が書いた本を熟読すると、自分の論理的思考力が自然と高まって速読の素地もできるということなんですね。急がば回れです!通読(レベル1)の読み易い本ばかり読んでいました。通読(レベル2)、熟読にも挑戦しなければ・・・。「小宮さんの必読書60」巻末に掲載され早速参考にさせて頂きます。

さてさて、この「読書論」対決の結果ですが、講演会では勝間さんが少しリードしていた感があったのですが、講演会直後に小宮さんの本を読んだこともあり、勝手ながら今回は小宮さんの勝ちとさせて頂きます。

勝間さんの『読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ 』もWEBと連動するということで今から楽しみです!

小宮さん、勝間さん、干場さん、有り難うございました。

P.S.小宮さんの「読書力」養成講座講演第2弾!三省堂神保町本店で開催予定とのことです。また、ディスカバーさんのフェアも紀伊国屋(新宿店)などで開催中です。

『カウパレード 丸の内 東京 2008』

今、丸の内が凄いことになっています。牛が放牧?されているのです!その数、なんと73頭も!

嘘だと思ったら見に来てください。間近で牛たちを見ることが出来ます。ただ、動きはしません。そうです、彼らは牛のアートなオブジェです。
アートの祭典『カウパレード 丸の内 東京 2008』(9/5(金)〜10/19(日)が開催されているのです。

この祭典は1998年にスイスで始まり、ニューヨーク、パリなどでも盛大に行われているのです。有楽町から丸の内、そして大手町まで牛たちは闊歩しています。

早速、私もこの牛を見に出かけてみました。ポケモンのスタンプラリーではないのですが、「カウマップ」を見ながらNo.1から写真を撮りながら回ってみました。


No.1の「パレードな動物園」。後ろは高級ホテルの「ペニンシュラ」!


No.4の「ポリスカウ 2008」。日比谷公園の交番に勤務中です。目がかわいいかも!


No.9の「A message for oneself」。後ろは「バカラ」のショップ。牛に書かれたメッセージを読むのも楽しいです。


No.16の「猛牛」。ある意味一番恐いです。鳴き声にびびりそうです。


No.65の「モー!モー!コニーちゃん!」。後ろはまもなく壊される予定の旧東京郵便局です。


No.32の「牡牛座ギザ11次元」です。丸ビル前にあり、一番人気です。作者は「しょこたん中川翔子さんです。ギザカワユス!

こちらにも写真をアップしておきましたのでご覧ください。夏休みに撮ったスイスの山々の写真もあります。

あまりに楽しく、また、写真を撮るのに夢中だったので、今回は2時間弱で25頭しか見られませんでした。なかなか全頭をコンプリートするには時間がかかりそうです。でも、この様な祭典を利用して丸の内をゆっくり歩いてみるのも楽しいものです。建物やお店が新しくなっていて新たな発見がいっぱいです。

是非、カメラを持ちながら写真を撮ったり、おしゃれなカフェで休んだり、ちょっとショッピングしながらでも、「カウパレード」を楽しんでみてください!丸ビルでは素敵な関連グッズも売っていますよ。また、脳科学的にも散歩や新しいものにふれることは創造力強化に効果があるそうです。

『『脳を活かす仕事術』『ひらめきの導火線』(PHP研究所)ダブル刊行記念 茂木健一郎講演会脳を活かす仕事術 ─「わかる」を「できる」に変える―』

脳を活かす仕事術

脳を活かす仕事術

ひらめきの導火線 (PHP新書)

ひらめきの導火線 (PHP新書)

脳科学者の茂木健一郎さんの講演会に行ってきました。

『脳を活かす勉強法』が65万部を超える大ベストセラーにもなったこともあり、会場は満席で、私も当日券を1時間前に並んでぎりぎり入手できたくらいの大盛況でした。

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

今回の講演会では以下の3つの話がありました。

脳の「感覚性学習の回路」と「運動性学習の回路」のループを回す!
「感覚性学習の回路」とは、見たり、聞いたりするインプットのことで、「運動性学習の回路」とは、書いたり、話したりするアウトプットのことです。「わかっている」けど「実行できない」というのは、前者が後者よりも発達し過ぎていてバランスが取れていない状態にあることが理由とのことです。アウトプットを無理してでも始めると自分自身との対話が始まり、このループが回り始めることで自己の成長が始まるそうです。バランスが取れている典型的な職業は「職人」で、前者が後者よりも発達し過ぎている人は「ロマンチスト」になりがちとのことです。『脳を活かす仕事術』にしっかりと説明されています。

日本人には創造性が無い?
『ひらめきの導火線』の大きなテーマですが、「ノーベル賞」と「トヨタの提案書」を対比として例に挙げていました。「ノーベル賞」とは一人の天才の独創的なアイデアで、「トヨタの提案書」とは社員全員が実施している日頃のアイデアのことです。茂木さんの考えでは、創造とはサッカーと同じで「パス回し」と「ゴール」の部分から成立していて、日本では「パス回し」が、そして、西欧では「ゴール」が重視されているだけで、どちらも同じ様に素晴らしく、創造の評価に対する文化の違いに過ぎないとのことで、日本人にも立派な創造性があるということでした。

なぜ、茂木健一郎さんはいつも元気か?
希望を持つという技術があるからとのことです。
知識があるだけではダメで、知らないことも大事で、空白が無いと希望は持てないそうです。自分や世の中のことを分かると判断すると脳の成長の妨げになるので、常に何がどうなるか分からないという「空白」の意識でいるそうです。そのために、知的な遊びとして「相手と人生が入れ替わったらどうなるだろう?」と考えて楽しむそうです。また、普段の仕事場から離れたり、他人と会話をしたり、休暇や会食により、違った視点を持つことでもこういう意識になるそうです。

とても内容の濃い講演会でした。私も読書などのインプットに集中しがちでしたが、なるべく、人に説明する機会をもつなど、アウトプットも重視しなければと再認識しました。

しかし、茂木さんは寛大な方です。
この講演会の様子(95分)も驚いたことにもうMP3ファイルでダウンロードができます!「クオリア日記」は本当にライフログなんですね。まさに茂木さんの足跡(そくせき)そのものです。

この2冊の書籍と講演会の音声でインプットした後は、是非とも何らかのアウトプット(行動)を始めることをお勧めします!

『スキニービッチ 世界最新最強!オーガニックダイエット』

スキニービッチ 世界最新最強!オーガニックダイエット

スキニービッチ 世界最新最強!オーガニックダイエット

L.A.発のダイエット本『スキニービッチ』が日本でも発売になりました!
全米で100万部など世界中で話題騒然とのことですが、日本版での発売は勝間和代さんがディスカヴァー・トゥエンティワンの干場社長に勧めたことがきっかけになったそうです。

著者は元モデルの超キレイ系お姉様のお二人です。

「スキニービッチ」とは、直訳すると「スリムでイヤな女」ですが、「自分の食生活やスタイルに責任を持てるかっこいい女」という意味を込めているそうです。

日本語訳が「お姉様言葉」なので雰囲気がダイレクトに伝わってきます。素直に聞かざるを得ません。
こんな感じです。

ひもじい思いも、つらいエクササイズもいらないの。
ただちょっとアタマを使うだけ。
1.成分表をよく読む
2.カラダにいいものだけを食べる

章のタイトルも少し過激です。

1.ヤセたいのならヤメなさい
2.ストップ!炭水化物ダイエット
3.砂糖という名の悪魔
4.ねぇ腐りかけの死体はおいしい?
5.ほんとうは恐ろしい乳製品のはなし
6.あなたの食べるものがあなたをつくる
7.まちがいだらけのたんぱく質神話
8.みんなが気になるお通じについて
9.政府にいつか殺される
10.くじけないで。必ずきれいになれる
11.さあ、おいしく食べましょ
12.秘密のアドバイスを召し上がれ
13.もう目は覚めた?頭を使うのよ

ダイエット本というよりは、食べ物についての正しい知識と体への本当の影響などを怖いくらいに語ってくれる本です。

これを読んでしまうと、肉やチーズなどの動物性食品を食べられなくなるかもしれません。

私もベジタリアンを目指したくなりました。
先ずは4週間、どこまで頑張れるか挑戦してみます!

米国では続編が発売されており、続々編も発売予定とのことです。

Skinny Bitch in the Kitch: Kick-Ass Solutions for Hungry Girls Who Want to Stop Cooking Crap (and Start Looking Hot!)

Skinny Bitch in the Kitch: Kick-Ass Solutions for Hungry Girls Who Want to Stop Cooking Crap (and Start Looking Hot!)

Skinny Bitch Bun in the Oven: A Gutsy Guide to Becoming One Hot (and Healthy) Mother!

Skinny Bitch Bun in the Oven: A Gutsy Guide to Becoming One Hot (and Healthy) Mother!

『ブログ「フクヘン。」鈴木芳雄氏トークショー』

ブログ「フクヘン。」の人気が絶好調の、雑誌「ブルータス」副編集長の鈴木芳雄さんのトークショーに行ってきました。

BRUTUS (ブルータス) 2008年 7/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2008年 7/1号 [雑誌]

鈴木さんは、雑誌『ブルータス』の副編集長で、芸術、デザイン、建築から、映画、写真、食にいたるまで、幅広い分野の特集を手がけていて、特に美術の特集を主に担当し、アートに造詣の深い編集者として知られているそうです。

最近の「ブルータス」のアート特集が気になって私も偶然に購入するようになったのと、以前、「ハック」シリーズの小山龍介さんがブログ「フクヘン。」を薦めていて偶然読むようになったことが見事に重なっていつの間にか注目するようになりました。そのお陰でアートの展覧会にもかなり足と運ぶようにもなりました。

鈴木さんが手掛けた「ブルータス」の主な特集は以下の通りです。

「すいすい理解(わか)る現代アート

BRUTUS (ブルータス) 2008年 2/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2008年 2/15号 [雑誌]

脳科学者なら、こう言うね!」

BRUTUS (ブルータス) 2007年 2/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2007年 2/1号 [雑誌]

「西洋美術を100%楽しむ方法。」

BRUTUS (ブルータス) 2007年 4/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2007年 4/15号 [雑誌]

「国宝って何?」

BRUTUS (ブルータス) 2007年 9/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2007年 9/15号 [雑誌]

若冲を見たか?」

BRUTUS (ブルータス) 2006年 8/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2006年 8/15号 [雑誌]

「日本美術?現代アート?」

ほとんどムック本のようです。

切り口が秀逸です!

ぜひ、中古でも良いのでバックナンバーを購入してください! 「フクヘン。」ブームが起きつつあるので本当に手に入らなくなります。

P.S.「フクヘン。」展開催のお知らせ
この「フクヘン。」に焦点を当てた雑誌の仕事や人物像に迫る企画展、「フクヘン。」展が、7月19日より9月1まで、渋谷・上原のギャラリー「GALLERY at lammfromm(ギャラリー アット ラムフロム)」(渋谷区上原1、TEL 03-5454-0450)で開催されています。

『NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 』

7/8(火)放送『NHK プロフェッショナル 仕事の流儀「チームは“背中”と“口”で引っ張る〜宮本慎也」』を見ました。

宮本選手は皆さんご存じの通り、東京ヤクルトスワローズ内野手兼キャプテンです。日本代表のキャプテンでもあり、アテネ五輪WBC、そして、今夏の北京五輪でも大いに活躍が期待されています。

アテネオリンピック 野球日本代表 銅メダルへの軌跡 [DVD]

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宮本選手は、守備のうまさには定評があり、ゴールドグラブ賞になんと6回も輝いています。打撃も粘り強さがウリで、1500本安打を達成、シーズン最多犠打(送りバンド)の記録(67個)も持っています。まさに「いぶし銀」の選手です。

今回の特集では、球界を代表するキャプテンとしての宮本選手を密着取材しています。

”背中”と”口”で引っ張る
自ら他の選手の模範となるべきプレイをするが、口で言わないと分らないこともある。そのため、キャプテンだからこそ言えることをしっかりと伝える。

”二流の超一流”になれ
自分はホームランを40本打てるバッターではない。脇役でもチームにかかせない選手になる。

”失敗から逃げない”
ミスしたら「ごめん」を皆に謝る。

宮本選手がどうしてここまで凄いのかと思っていたら、やはり、野村監督からきっちり教育を受けていたのです。野村監督直伝の「打者と投手の心理」などの教えを丁寧にノート数冊にまとめていたのです。

古田選手と同じですね。
一流選手は頭脳を使うのです!
宮本選手は、さすがにキャプテンだけあって、現在、これらの教えをキャッチャーの福川選手にOJT中とのことです!

宮本選手の姿勢や行動はそのままビジネスにも当てはまるので、とても参考になります。自分の野球を見る目も変わってきました。
宮本選手がキャプテンを務める北京五輪の日本代表とヤクルト、そして、野村監督の楽天にも大注目です!

再放送は7/14(月)の深夜です。

7/15(火)放送予定の「ライバルスペシャル 最強の二人、宿命の対決 〜 名人戦 森内俊之 VS 羽生善治 〜」も面白そうです。

ぜひ、お見逃しなく!