続・回収率300%を研究

08-13-Sunday, 2017

[][]関屋記念

過去10年振り返って7枠と8枠がそれぞれ( 4 1 2 19 )と( 4 3 1 18 )で勝率15%超という圧倒的な成績を残している、不思議なほど外枠有利のレースしかし直線の勝負を見ると外差しが多いわけでもなく、そこそこ好位につけていた方がいい。13年のレッドスパーダや14年に同コースで行われた京王杯AHのクラレントなどは内枠をうまく活かした。前半スムーズポジションをとって後半に向けて脚を溜めることが何より重要だと思っていて、中間の枠で挟まれて馬群で揉まれるのが一番良くない。

下りから長い直線を力いっぱい伸びきるためには体重も重要。2000の新潟記念ほどではないにせよ、関屋記念でも馬体が大きい馬ほど連対率が高くなる傾向が出ている点にも注目したい。

今の新潟は土曜朝に土砂降りだったにも拘わらず時計が落ちないなかなかの高速馬場特に土曜は芝7戦中逃げが( 3 2 1 1 )と大活躍。逃げ以外でもとにかく内の馬が目立った。日曜も内のポジション争いがいっそう厳しくなりそうで、となると最初から内にいて被せられるよりは長い向こう正面を使って外枠から内に寄せていける先行馬が有利だろうか。



逃げるのはおそらく過去21戦一度もハナを譲っていないマルターズアポジー。新潟改修以降の関屋記念で逃げて馬券に絡んだ馬は過去5頭いて、改修直後の時期を除くといずれも59秒台中盤のスロー展開に持ち込んでのもの。それ以上速いペースになると他馬の目標になる不利の方が大きい。あまりスタートがうまいタイプでもないのでいかに前半ペースを落とせるかがカギ。この馬自身わりと溜め逃げができるタイプで、実際に過去に新潟マイル1000万下でギリギリまで粘りこんだ実績もある。1800での強さに対して2000であまりにも脆いことを思うと、本来は1600の馬だろう。右回りと比べて左回りはかなり安定感が下がるのであまり強気になれないけど、後続もこのコースで早めにマクって来ることはあり得ないので、前半次第では粘りこむ可能性があると思う。


8枠を引き当てたのはウインガニオン。逃げて頭角を表した馬かと思っていたら前走は2番手我慢してロングスパートで見事な押し切り。まだまだ底を見せていない。速い時計になったとき不安はあるけど、先行して長い脚を使えるので自分で展開を作れるタイプだし、ここも引き続き期待してみていいんじゃなかろうか。


マイネルハニーはエプソムCで見事復活したけど、1600は短いだろう。京都記念もこの馬自身バテていないのに早々と捕まってしまったし、前走も超スローからの末脚勝負でマウントロブソンに捕まった。時計のかかる2000がベストの馬が時計の速い1600でも来れるなら、場所を選ばずもっといろんな舞台で活躍していると思う。

メートルダールちょっと過剰人気気味と思って消してしまおう。前走は超スローでマクリ気味に仕掛けて勝利。一瞬の脚で勝負を決めたけど最後はあまり伸びなかったように見えた。ここはあと2秒近くタイム短縮が求められる。血統的にもこの距離ではスピード不足ではなかろうか。

ロードクエストもまだまだ過剰人気に見える。少なくとも復帰戦は特筆すべきこともなかったので当分は静観したい。

ダノンプラチナ休み明けから走るけど、もう5歳。走りの威圧感は年々薄まっている。差し有利の展開ではひと際目立つ脚を使えるけど、前が残る展開では伸びきれないし、自身が前に行くと脚が鈍る。内枠をよほど活かせない限り厳しいのでは。


去年1,2着のヤングマンパワーダノンリバティ位置取り次第で今年も有力だと思う。

ヤングマンパワーは夏場向きで新潟巧者。今年もマイラーズCで一線級相手に僅差3着と力は衰えていない。安田記念惨敗したけど、外枠からスタートの遅れを挽回しようとするうちにハイペースに巻き込まれてスムーズさを欠いた。厳しいながらもマイペースで行けたロゴタイプ以外の先行馬は全滅したレースなので度外視できる。57キロだけど馬格のある馬だしあまり気にしないのでは。石橋脩への乗り替わりをどう評価するかだけど、今年新潟で大活躍中なので期待したい。

ダノンリバティも新潟巧者。ちょっと穴人気してるけど、前走も伸びない外を回して5着だしここも見せ場は作るはず。ただ斤量込みでも地力はヤングマンパワーの方が上か。


先行馬が残る展開でも一頭くらいは差し馬が届くことが多い。後方からならブラックムーンか。脚質的にどうしても安定しないけど長い直線での差し脚は優に重賞級。時計勝負も望むところ。

あとは新潟マイルといえばフジキセキロサギガンティアは去年の関屋記念で果敢にハナに立とうとするも結局レッドアリオンに途中から絡まれてスムーズさを欠いた。それでも5着に来たし適性はありそうな気がする。前走は重馬場で外差しの展開の中で内を突いて負けたけど差は大きくなかった。今までずっと人気過剰気味だった馬がここに来て激しく人気を落としたので念のため押さえておきたい。



◎ウインガニオン

○マルターズアポジー

▲ヤングマンパワー

△ダノンリバティ

△ブラックムーン

△ロサギガンティア



ちょっと点数広がりすぎるけど◎と○の頭固定三連単を薄く流すか。

[][]エルムS

本格化したテイエムジンソクの一本被りだけど、今の馬場なら時計勝負に強いモンドクラッセクリノスターオーで戦えないだろうか。


◎モンドクラッセ

○クリノスターオー

▲テイエムジンソク

konedakoneda 2017/08/13 17:00 ありがとうございます😊
ばっちりでした。流石です。

kakuchikakuchi 2017/08/13 17:55 ありがとうございます。最近恥ずかしい予想ばかりでした。まだまだ今年負けてるので頑張りたいです。

08-06-Sunday, 2017

[][]小倉2000の特異性

競馬は苦手なんだけど、特に小倉は良いイメージがない。これまで小倉で当たったのと言えばダイシンプラン博多Sとコスモフォーチュン北九州記念くらいか。どっちもも10年くらい前の話だから恐ろしい。


小倉記念は毎回難しいんだけど、王者メイショウカイドウロサードサンレイジャスパーイタリアンレッド、エクスペディションのように小倉をやたら得意にする馬がいるのも事実。去年の大穴を出したクランモンタナも一昨年に続いて好走したリピーターだった。小倉をやたら得意にする馬がいる一方で、小倉1800と小倉2000は全然違うのも面白い。多分両方で重賞を勝った馬は近年ではメイショウカイドウだけ。小倉が他に数多あるローカル小回り平坦とはどう違うのかをちょっと整理してみたい。


小倉の1800と2000の中距離重賞と言えば、2月小倉大賞典8月の小倉記念。この2つはレースの傾向がまるで違う。

例えば00年以降、小倉1800重賞は逃げ、先行、差し、追い込みの勝率がそれぞれ21%, 9%, 4%, 5%とかなり広く分散する。つまりマルターズアポジーメジロマイヤーのような逃げ切りもあるし、逆に馬場と展開次第ではヒットザターゲットアサカディフィートのような追い込みが炸裂するケースも珍しくない。

しかし小倉2000の重賞になると、逃げ、先行、差し、追い込みの勝率がそれぞれ0%, 15%, 6%, 1%となる。つまり逃げ馬は捕まるし、かといってずっと後方にいる馬は届かない。

これは頭数とも無関係ではないだろう。小倉大賞典はほぼ毎回フルゲートになる上に、スタートしてすぐ1角を迎えるコース形態も重なって、とにかく内枠が絶対有利。外を回すとかなり厳しい。追い込み馬でも内をすくって勝つケースが目立つ。一方の小倉記念は少頭数になることが多く、スタートから1角まで距離もあるので極端な展開にはなりにくい。


しかし1800と2000で違いが出るのはどこの競馬場も大体同じ。小倉2000は、他のローカル小回り平坦2000とは違って「小倉だけは走る」という馬が現れやすいように思う。その特異性は勝ち馬の通過順位を見てもわかる。

さっきはTARGETの分類上、先行と差しが強いと言ったけど、実際にはマクリと称した方が良いほど、3,4角でどんどん通過順位を上げていく馬が勝っている。これほど毎回のようにマクる馬が勝つレースは他にはないんじゃなかろうか。



このあたりの特異性を、ラップの推移から数値的に見てみよう。

00年以降、2000の重賞で刻まれた平均ラップの推移を、各競馬場ごとにまとめてみた。ただし東京2000は天皇賞しかなくてレベルが違いすぎるので、大体G3級メンバーということで白富士Sのもの採用している。京都2000は秋華賞だけど、まあこれは古馬G3とそんなに変わらないと見ていいんじゃなかろうか。


f:id:kakuchi:20170806122044p:image


福島函館札幌などのローカル小回り平坦2000はラップ推移はどれも似ている。スタートは12秒後半。そこから2ハロン目でポジション争いが激化して11秒台前半。そこから緩やかにペースダウンしながら12秒台前半のラップを刻んで、勝負所じわじわと11秒台に突入し、最後の1ハロンはバテながらラップを落とす。ただし函館(灰色)は勝負所でもそれほどペースは上がらない。

新潟2000(青色)は最後の長い直線で平均ラップが10秒台に突入する極限の末脚勝負が待ち受けているので、向こう正面ではそれを見越してペースが落ち着く。そのためアルファベットのW型のようにペース配分が非常に際立った形になる。東京(緑色)も新潟ほどではないけど同じような形になる。

小倉2000(赤色)はそのどちらとも違う。前半3ハロンはむしろ新潟よりも速いペースで推移するにも関わらず、4ハロン目では逆にどの競馬場よりも遅い12.5までラップが極端に落ちるのである。スタート直後の速さからこれほど急な落差がある競馬場は他にない。そしてそこから一貫して12秒を切るような速いラップが6ハロンにわたって刻まれ続けるのである。このロングスパート勝負がマクる馬の台頭を生んでいる。

これと似た傾向は京都2000(ピンク)にも少し表れている。ただし京都2000では3,4,5ハロン目と緩いペースが続いて最も落ちるのは6ハロン目。そこから急加速するレースになる。


京都と小倉の特異性を生んでいるのは、もちろん「坂」である。平坦なのはあくまで直線だけ。京都はラスト1000-800付近を頂点として、内回りで高低差3メートル外回りで4メートルの勾配がある。当然上り坂で一旦ペースが落ちてから、ラスト4ハロンが一気に急加速する勝負になる。

そして小倉にも実は高低差3メートルと京都に負けない坂があって、ゴール板の位置から1,2角の中間に向けて300メートルかけて上り続ける。そのため1角で極端にペースが落ちる。残り1300を残して下り坂を迎えて、そこから900メートルかけてダラダラと下っていくことになる。

京都外回りが3角の坂を活かしたロングスパートレースになることは有名だけど、小倉も実はそれに近い、というかそれよりも長い距離を使った究極のロングスパート勝負になっている。これがマクった馬が勝つレース展開を生んでいるのだと思う。


ちなみに同じグラフに小倉1800(赤点線)も加えてみた。小倉1800はスタートしてペースが上がりきらないまま1角を迎えてペースが落ちる。なのでスタート直後のラップは小倉2000よりもむしろ遅い。先行争いが起こる場合は、スタート後すぐに1角がある場合はペースが激化する恐れもある。しかし先行争いが起きなければ、逃げ馬にとっては楽に先手をとってゆっくり坂を上りながら向こう正面に到達することが可能である。そこから残り1300メートル。スピードに乗ってしまえばそのまま押し切れる距離だ。ここを押し切れる馬がマイペースで逃げた場合は容易に逃げ切りが起こる。しかし押し切れない弱い逃げ馬や、先行争いが1角で起こった場合には逆に前の馬には不利になる。結果後ろで溜めた馬のロングスパートがぎりぎり届く。距離的にも前の馬がそこそこ粘るので、後ろの馬がロングスパートをかけてもコーナーでの通過順位は上がりにくく、結果マクりというよりは追い込みという形でカウントされるのだろう。


そして小倉1800と比べると、小倉2000はスタートから1角までかなりの距離を速いペースで駆け抜けた後、坂を上って、そこからさらにまだ1300メートルを残している。他馬がロングスパートをかける間、逃げ馬はその長い時間ずっと後ろからのプレッシャーに晒され続ける。そのため目標にされ続ける逃げ馬が勝てなくなる。またずっと後方待機している追い込み馬も間に合わない。ロングスパートで徐々に位置を押し上げながら走りきる、極めて長い脚を持った馬でなければ勝てないコースなのだ


京都2000との類似性は興味ある所だけど、牡馬にとって京都内回り2000を走る機会は条件戦以外あまりないので難しい。

長い脚を必要とするという点で、小倉2000はむしろローカルの中では新潟と相性がいい様に思う。クランモンタナ、エクスペディション、ナリタクリスタル、ニホンピロレガーロ、サンレイジャスパーなどは新潟も得意だった。

メイショウカイドウは福島でも強かったけど、快調に飛ばすコンゴウリキシオーを早めにマクるロングスパートで沈めたレースだった。同じ小回りでもマクって勝った馬ならきっと小倉は合うはずなんだけど。

[][]小倉記念

今年のメンバーで小倉に実績があるのはまずストロングタイタン。前半スローから長いスパートを強いられた玄海特別最後力の違いを見せて圧勝しているのは見事。冬の2重賞では人気を裏切ったけど、小倉大賞典スピード勝負に乗りきれないままそこそこ健闘していた。休み明けも快勝したし、ここも有力に違いない。


ベルーフは57キロを嫌われて人気がないけど、追い切りは動いて状態は良さそうだし、ここ2年連続2着のコース巧者。57キロでもチャレンジC2着などの実績はあるし、斤量よりもコースと展開が向くかどうか。時計勝負にも適性があるし3年連続の馬券圏内もあるかも。

同じく2年連続好走しているクランモンタナも時計勝負は得意だけど、去年は小倉記念男・和田竜二の好騎乗と軽ハンデの賜物。今年はさすがに厳しいか


本命で期待したいのはヴォージュ。

2200以上のレースを除けば( 5 1 2 2 )とかなり堅実に走っていて、惨敗したのはデビュー戦と前走だけ。本来もっと人気していいはずだけど地味な血統もあってかこれまで1番人気には一度もなったことがない。準オープン3戦はいずれもなかなかに強い内容だったと思っていて、戦った相手を見てもストロングタイタンと同等以上の評価を与えるべきではなかろうか。前走は出ムチを入れてまでかかり気味について行った結果、1400を自身1.21.8で通過するような猛ラップのままマイネルフロストにマクられる厳しい展開で、それでも0.7秒差と最後までそれほどバテていなかった。前半ゆったりしたペースからのスパートなら今度こそ力を出せるはず。


サンマルティンとバンドワゴンは準オープンで戦った相手が弱すぎたわりにやたら人気してるので消し。カフジプリンスローカル2000ではスピード不足だろう。

一雨降って時計がかかれば52キロのケイティープライド面白いと思うけど、土曜の500万条件が60.0-59.5で決着しているのを見ると恐らくここは1分58秒台の決着。ちょっと厳しいか。スピリッツミノルも道悪向き。鳴尾記念はそこそこ走ったけど、前残り馬場のスローだったのであまり参考にならないのでは。

消去法的にヒモでタツゴウゲキとフェルメッツァ。厳しい競馬経験した七夕賞組の経験が活きるかも。


◎ヴォージュ

○ストロングタイタン

▲ベルーフ

△フェルメッツァ

△タツゴウゲキ

kakuchikakuchi 2017/08/06 13:46 長々と書いてる内に雨が降るわデムーロが落馬するわ・・・。タツゴウゲキを切ってケイティープライドにするか。

07-29-Saturday, 2017

[][]アイビスサマーダッシュ

斤量の重いネロは切り。アクティブミノルも前走はセカンドテーブルあたりにはしっかり交わされてるしあまり評価を上げるほどの走りではなかったような。

夏は牝馬特に斤量の軽い馬、体重の重い馬が有利ということで、レジーナフォルテとフィドゥーシアの2頭が有力だろう。

あとは実績のわりに人気がないのがシンボリディスコ鞍上が心許ないけど相手なりに走る馬だし何とかならないか。


◎レジーナフォルテ

○フィドゥーシア

▲シンボリディスコ

[][]クイーンS

ヴィクトリアマイルアドマイヤリードはあまり強い競馬をしたようには見えなかった。3キロも斤量差をもらったらアエロリットの方が大分上に見える。

相手は単騎逃げを打った時のクロコスミア。逃げがハマる可能性もあるので馬連一点。


◎アエロリット

○クロコスミア

07-23-Sunday, 2017

[][]中京記念

もう8歳だけどサンライズメジャーで何とかならないだろうか。マイラーズCでは強豪相手に僅差5着。安田記念も逃げたロゴタイプ以外先行馬が壊滅した厳しい展開なので評価を下げる必要はない。息の長い脚を使える馬だし左回りも得意。このくらいのメンバーなら。


◎サンライズメジャー

マイネルアウラート

▲ウインガニオン

ブラックムーン

グァンチャーレ

07-16-Sunday, 2017

[][]函館記念

ヤマカツライデンが何が何でも行くとして、逃げたときだけ強いステイインシアトルは軽視するのが筋か。サトノアレスは54キロが恵まれているように見えるけど、前走もしょぼい相手にそんなに余裕なかった。2歳王者のわりに札幌デビューから2連敗してるし、あんまり洋芝が合うタイプに見えない。高速馬場の少頭数のスロー純粋に末脚だけで勝負できた前走から、距離延長のフルゲートで雨となると状況もかなり違うのでは。


ヤマカツライデンとステイインシアトルを見ながら競馬ができるという点でマイネルミラノに展開が向くかも。函館得意だし、展開さえむけば斤量はあまり気にしないのでは。他に頭で買いたい馬がいないので本命


マイネルミラノから買うなら去年の2,3着馬も拾っておくか。

巴賞組では負けた馬の方が気になるのが多い。アングライフェンは人気してるので面白みがないけど、むしろ先行して瞬発力勝負に屈したダンツプリウススーパームーンの方が巻き返す可能性がありそう。



◎マイネルミラノ

○ツクバアズマオー

▲ダンツプリウス

△スーパームーン

ケイティプライド

△サトノアレス