オーロC

本命はティアップゴールド。
ニュージーランドTではカラ馬の影響を受けまくって何度も弾かれながらしぶとく伸びて2着。NHKマイルCでは痛恨の出遅れで、全く流れに乗れないまま敗退。前走の富士Sは直線で前が開かず完全に脚を余したまま0.5秒差。
ここまでなかなか実力を発揮できてないけど、秘めた実力はマイル重賞級のモノを持ってると思う。デビュー当初に1800で苦戦した後1400へ距離短縮してかなり強い勝ち方をしてるので、これくらいの距離の方が向くかも。ここまでの重賞での奮闘ぶりを思えば、この弱いメンバーで53キロはかなり恵まれている。極端な瞬発力勝負にさえならなければ勝ち負け。


対抗はアイアムカミノマゴ。春は1400〜1600のクラシック戦線で一線級と差のない競馬をしていて、短距離の素質は確か。ローズSと秋華賞でも直線入り口では一旦いい脚色を見せていた。直線後半でパタッと止まってしまったあたりは距離の壁だろう。ここ2戦では距離を持たせるために抑える競馬を試みていたとはいえ、デビュー当時はスプリントでハナを切っていた馬。距離不安のない今回はそれなりのポジションをとってくるはず。東京は初だけど、福島や中山で勝っているので輸送にも特に不安はない。


あとは古豪インセンティブガイ。前走は久々の2000、前に厳しいペースと馬場状態で、かかり気味に先行して惨敗した。今回はベストの左回り1400、大幅なメンバー弱化、3歳時以来の斤量54キロと全ての面で条件が大きく好転する。うまく流れに乗れれば。


◎ティアップゴールド
○アイアムカミノマゴ
▲インセンティブガイ


大スポの想定オッズがアテにならんのは今に始まったことじゃないけど、ティアップゴールド単勝36倍、アイアムカミノマゴ単勝32倍、馬連890倍という想定オッズには笑ってしまった。