一旦は完全に終わった馬かと思っていたバーバラが今年夏から調子が良い。休み明けのバーデンバーデンCを楽勝し、北九州記念で4着。このときは好時計で圧勝したベルカントと2着を確保して能力の高さを見せたビッグアーサーの2頭が目立ったけど、3,4角の勝負どころで内からすんなり抜けた上位2頭に対し、スタートで遅れて絶望的なほど大外に追いやられてから追い上げたバーバラもかなり強い競馬をしている。展開次第では逆転も十分考えられる内容だったと思う。続くセントウルSでもウリウリとストレイトガールの間に割って入る3着。スローのマイペースに持ち込んだアクティブミノルと、後方で脚を溜めた馬が上位を独占した中で、先行して脚を伸ばしたのはこの馬だけ。地味ながら今のスプリント界ではトップホースの1頭ではないかと思う。
京都1200もかつて3連勝を決めた舞台。ビッグアーサーに人気と注目が被るようならこちらをアタマ固定して勝負してみたい。
◎バーバラ
○ビッグアーサー
▲ヘニーハウンド
△ミッキーラブソング
△ウイングザムーン
△マコトナワラタナ
△ルチャドルアスール
